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獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャーのオープニング
 

宇宙空間

ゴーゴーボイジャーが謎の惑星に到着。ボウケンピンクがそこに降り立つ。

ボウケンピンク「このあたりのはず……」

アクセルラーで分析してみると、「ERROR」と表示が出る。

ボウケンピンク「これは……」

轟音

地上が罅割れる。

ボウケンピンク「ハザードレベル、測定不可能……」

突然、床が光りだす。

ボウケンピンク「ぐ……ああ―――っ!!」

アクセルラーが吹き飛ぶ。それから明石の声が響く。

明石「どうしたピンク? さくら……さくら!!」

地球

スクラッチ社前

そこから謎の影が飛び出す。ダークシャドウの風のシズカだった。

手には赤い玉を持っていた。

シズカ「噂通り赤い玉はあったけど、これってどういうプレシャスなんだろ!?」

「待て!!」

ゲキレッドたちがシズカの目に降り立つ。

レッド「やい泥棒! その赤タマタマ返せ!!」

シズカ「ヤーだよ! この玉の、どこがすごいかよくわからないけど、すごい力大儲けしてやるんだもんねー!」

すると突然、眩い光が照らされる。

そこに立つ3人の影。

レッド「ゾワゾワ……じゃない」

それはなんと、轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンブラック、ブルー、イエローだった。

ボウケンブラック「風のシズカ……そいつは渡してもらうぞ」

シズカ「へぇ……ってことはやっぱかなりすごいプレシャスなんだ……」

ボウケンブルー「いい加減足洗いなよシズカちゃん。僕のお嫁さん候補の順位、下げちゃうよ!?」

シズカ「うっさい! いつまでそんなこと言ってんの!!」

イエロー「なんなんですかあなたたち! 勝手に話を進めないで」

ブルー「そうだ。その宝玉は、スクラッチの所蔵品だ! 返せ!!」

ボウケンイエロー「でもあなたたち……それがどんな宝玉か知らないんでしょ? 菜月もよく知らないんだけど……」

レッド「知ってる! 赤タマタマだ!! なんか大事なんだ!!」

ボウケンブラック「タマタマなんて、そんな可愛いもんじゃないんだ! ミッションの邪魔なんだ。引っ込んでてくれ」

レッド「なんだと!? そっちこそ……どっか行け!! くう……」

ボウケンブラック「何!?」

ブルー「……」

ボウケンブルー「……」

イエロー「……」

ボウケンイエロー「……」

シズカは両戦隊を見つめる。

シズカ「え? ええ―――っ!?」

両戦隊が対立。

ナレーション「世界の平和を守り、人々にために戦ってきたスーパー戦隊……スーパー戦隊に、輝ける2つのチームあり。1つ! 燃え立つ激気は正義の証。獣拳戦隊ゲキレンジャー! 1つ! 果て無き冒険スピリッツ。轟轟戦隊ボウケンジャー!! 出るはずのなかった戦士たちが今、思わぬ形で見え、変わる……」
 

獣拳戦隊
ゲキレンジャー
VS
ボウケンジャー
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