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ル パン三世VS名探偵コナンのオープニング


ヴェスパニア王国

4台の車が森の前に到着。

「E地点に到着。これから開始する」

「異常なし。各班、位置につきました!」

車からジラード公爵とジル王子が降りる。

SPは車から猟銃を取り出す。

ジラード「お前たちは、ここで待機していてくれ。大勢で行くと、獲物が逃げてしまうからな」

女王「それは私が……」

ジラード「使い方は教えた通り。覚えていますね?」

ジル「ええ、完璧ですよ。あ、忘れたほうがよかったですか?」

女王「これを」

ジラード「これは…… 陛下自ら申し訳ない」

ジル「お母様。本当にご一緒にはいらっしゃいませんか?」

女王「わたくしは結構 です。狩 猟などという野蛮なものは、好きではありません……」

ジル「野蛮だなんて。狩猟は、れっきとしたスポーツですよ」

ジラード「いいじゃないか王子。ここは男同士、指しの勝負といこう…… 狩猟の楽しみは、男でないと……」

女王「聞こえましたわよ」

ジラード「いやっ、これは。これは……」

ジル「アハハ……」

山奥をそれぞれ進む2人。

するとジルは狐を見つけ、猟銃を構え、発砲。

狐は銃声にびびって逃げてしまう。

一方、女王が桜の木を眺める。

すると、先ほどの狐が顔を出す。

女王「ここにいてはいけません! さぁ、早くお逃げなさい」

すると銃声が鳴り響き、女王が倒れる。

折れた枝が女王の頭に落ちる。

そこへジル が現れ、女王を見つける。

ジル「お母さん…… そんな。ウソだ…… ウソだ!!」

ジラード「至急来てくれ。急げ!」

カイル「はい。お前は車の用意を!」

SPたち「はっ!」

再び銃声が鳴り響く。

カイルたちが駆けつけるとジルも倒れていた。

カイル「ジラード公爵!」

ジラード「止める暇もなかった……」

ジルの手には拳銃が所持されていた。

毛利探偵事務所

小五郎がテレビで野球を観戦していた。

小五郎「おっしゃ! ビール×2」

蘭「お父さん、5本目よ? 飲みすぎ」

コナン(大目に見てやれば? 唯一の楽しみなんだから……)

小五郎「頼むぞ、ルミちゃん。外野フライでいいから。1発いっちゃうか!」

蘭「何また2つ持って来てん の?」

小五郎「三振しちゃいやよ」

蘭「お父さん」

するとテレビにニュースが表示される。

レポーター「野球中継の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします」

小五郎「おい×2、ちょっと! ここではやめて!!」

レ ポーター「現地時間午前10時20分ごろ、ヴェスパニア王国で、サクラ女王とジル王子が猟銃の事故で死亡しました…… 繰り返します、ヴェスパニアのサク ラ女王とジル王子が死亡しました。ヴェスパニア王国では、先ごろ未知の宝石が発見されたことで、世界中から注目を浴びています!」

コナン(猟銃事故!?)


ルパン三世
VS
名探偵コナン


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