戻る TOPへ

忍者戦隊 カクレンジャー

〜 第1話 忍者でござる 〜


講釈師、煙と共に登場
『つ、つー訳で始まった忍者戦隊カクレンジャー!
その昔、戦国大名達が、血で血をあらう戦いをしていた時、血でもって血を洗っちゃう、
こっちの血でこっちをゴシゴシ…どうやって洗うんだ?と言っていた頃、
おっとろしい闇の世界では、あの有名な「猿飛佐助」「霧隠才蔵」「三好清海入道」「児雷也」「鶴姫」
の五人が力を合わして、二トウと二トウ、合わせて死闘が繰り広げられていたのであります。』

戦国時代
林の中で、佐助、才蔵、清海、児雷也、鶴姫が、敵忍者に囲まれ戦っている。
そこへ現れたのは、空中に浮かぶ不気味な妖怪ぬらりひょん。
「ハハハハハハ!」
ぬらりひょんは、白い妖気を吹きかけて、鶴姫達を、荒野へ吹き飛ばした。
迫ってくるぬらりひょん…
白い忍者服の鶴姫が、言った。
「皆の者、今こそ封印の扉を!」
「はっ!」 一斉に大地に刀を突き刺す五人。
するとその刀から、大地のエネルギーと思われる青い光が立ち昇り、
白い霧になって、苦しがるぬらりひょんを包んだ。
次の瞬間、岩に囲まれた不思議な扉の前にワープ?した五人とぬらりひょん。
扉には、紋章…その手前には、不思議な動物を象った像がある。
「ぬらりひょんを、捕まえるのだ!」
鶴姫の言葉に、ぬらりひょんに向かってゆく忍者達。
迫り来る忍者達に、ぬらりひょんは手投げ弾で応戦!
しかし、その爆発をかいくぐって、佐助だけが火花の中から飛び出した。
佐助は、一気に走って、ぬらりひょんの肩を踏み台に飛びあがると、
扉の前の仕掛け石を踏んだ!
ゴゴゴゴ…石像がゆっくりと動き、扉に隙間が出来始め、中から赤い光が!!
ひるむぬらりひょん…
「封印の扉よ、妖気の力を、永遠に閉じ込めよ!!」
佐助がそう呪文を唱えると、扉の中から光と共に真っ赤な光線が発せられ、
やがてそれらは、ぬらりひょんの体を包み込んだかと思うと、
そのまま、ぬらりひょんを扉の中へひき込んで…
扉は、再び完全に封印されたのだった。

講釈師
『こうして、五人の大活躍で、妖怪忍者のボスぬらりひょんを封じ込め、妖怪達は力を失い、
封印の扉を開けられなくなっちゃったのであります!
妖怪どもは妖気を失い、陰気になっちゃったのであります。
そして!時代はどひゅーーーーーんと下がって、科学文明の現代へどひょっ!』

街の中、バイクを店の前で止める二人の男。
「あ〜ハンバーガーにしようよ。」 「あ?ラーメン!」

講釈師
『な〜にがハンバーガーだ、ラーメンだ!オムライスだよオムライス!!
この二人、サスケとサイゾウ。実は霧隠才蔵、猿飛佐助の子孫であります。』

「お金、これっきゃないのよ!だいたい、サスケがケンカしてアルバイト首になるから
いけないっしょ!」 小銭をサスケに見せるサイゾウ。
「あ〜、そういうこと言うの!この間コーヒーおごった時、
これからはアニキと呼ばせてもらいますって言ったの、誰だよ!」
「ハンバーガーぁ!」 「ラーメンっ!」
二人が言い合っていると… 「助けて〜!」と、男の声が!
見ると、三人の男に、カバンを引っ手繰られそうになっている男がいる。
サスケ達が見ていることに気付き、三人組みは、カバンを盗って逃げ出した。
「このヤロ〜、待て〜!」
追いかける二人…サスケが、靴をぶつけて転ばせ、何とかカバンを取り戻したが、
三人組みは、あっという間に、逃げてしまった。
いっしょに追いかけてきたのか、カバンの持ち主は、ヘロヘロになってベンチに倒れこんでいる。
それにしても、その男は、ゼロ戦パイロットのような帽子とゴーグルをつけているヘンなヤツだ。
「大丈夫ですか?おっさん、コレ!」
カバンをそのおっさんに渡そうとすると、
「カバンを、このカバンを…この島の…カッパ稲荷へ届けて…」
おっさんは、ポケットからメモを取り出し、サイゾウに押し付けると、気を失ってしまった。
サイゾウが、カバンを開けて中を見てみると、札束がぎっしり!
「サスケ!大金だぞ…おい…」
顔を見合わせる二人、と、突然目をむくおっさん。
「礼金ははずむぞっ!本当に届けて…」 そして、再び気を失った。

モーターボートで、島の桟橋にやってくるサスケとサイゾウ。
なんとも不気味なこの島…ここがカッパ稲荷のある島らしい。
サスケが、おっさんに渡された地図を見ていると、「お、おい!」
サイゾウが、高台を指差した。
見ると、古びた小学校のようなところに、着物を着て千歳飴を下げたおかっぱ頭の女の子や、
狐の面をつけた数人の子供達が、立って二人を見下ろしている…
まるで、横溝正史の世界にでも入り込んだようだ。
「あ、ちょっと聞きたいんだけど…」
サスケが、そう声をかけると、子供達は笑いながら走っていってしまった。
「おい、待てよ!」 子供達を追いかけるサスケとサイゾウ。
薄靄の立ちこめる沼の回りを「とおりゃんせ」の歌を唄いながら走る少女…
しかし、追いかけても追いかけても、その子には追いつけない。
二人が首をかしげた時、そーっと沼からカッパが顔を出し笑った…
が、二人は、それに全然気付かず、倒木にどっかりと腰をおろした。
「ねえ、もういいんじゃない?これだけ探して、稲荷神社どころか何にもないんだから…帰ろっ!」
カバンを抱えて、サイゾウが言った。
「じゃあ、この金どうすんの!?」 サスケが、カバンをポンとたたく。
「だから…ね、警察に届けるとか、いろいろあるけど…」
その時、古いトンネル跡の向こうに、狐面の子供達が、走っていくのが見えた。
追いかけるサスケとサイゾウ。
「とおりゃんせ」が、辺り一面にこだましている…
ふと、二人が上を見ると、子供達が手をつないで、今度は「はないちもんめ」をしている。
真ん中に、着物の少女…にっこり笑って、二人を見下ろしていたかと思うと、
両側の狐面の子供達が、突然、忍者になった!!
「うぉ、忍者だっ!」
攻撃を仕掛けてくる忍者達。
「うわぁ…逃げろ!」 カバンを抱えて逃げるサイゾウ、そしてサスケ。
忍者達は、逃げる二人に、手投げ弾を投げつけた。
「うわああああっ!」 吹っ飛ぶ二人。
その際、サイゾウは、落とし穴のような所に落ちてしまった。
「金…金…金…あったぁ!!…ん?」
夢中で、落としたバッグを見つけていたサイゾウだが、今、かき分けていたのが、
たくさんのがい骨だったことに気付いた。 「うわぁ!」
それを、穴の上から見ている着物の少女…「うふふふ…」
こちらは、サスケ。
林の中を、必死に逃げるが、いたるところに罠が仕掛けてあり、危うくぺっチャンコになりそうに…
しかし、何とか、穴から抜け出したサイゾウと合流。
なおも忍者達は、二人を追いかけてくる。
逃げて逃げて…二人がやってきたのは、あの封印の扉の前だった。
「誰か!誰かいねーのか?!」 「ダメだ、開かない!」
扉をドンドン叩くが、びくともしない。いよいよ二人は、追い詰められてしまった。
しかし、扉の前の妙な石像の目が光るのを見て、忍者達は後ずさり…
その時、サイゾウの抱えていたカバンが、手からすり抜け、石像の肩に!
慌ててサイゾウが、カバンを取ると、岩の上に着物の少女が、釣竿を持って座って
笑っている。どうやら、その子がカバンを釣ったようだ。
「んにゃろ〜、お前なんかに、渡せるもんか!」
上を見て歩いていたサイゾウは、足元にあった仕掛け石を踏んでしまった!
石像の目がまた光り、ゆっくりと移動したかと思うと、封印の扉が、
激しいスパークを起こして、開き始めた。
驚くサスケとサイゾウ。
「ウフフフ!わあ〜い、やったやった!!」
岩の上で喜んでいた少女が…あの男に姿を変えた!
カバンをこの島へ届けてくれと頼んだ、あの男だ!
「てめえは!!」
「アリガトよ、アホなお二人サン!ハッハッハッハ!ぺっぺっぺ…」
上から、二人に向かって唾を吐きかける男。
「お前達は、オレにだまされてここまでやって来た。カバンの中を見てみろ。」
男の言葉に、サイゾウがカバンを開けてみると…
「きゅ、きゅうりだ…金が、金がきゅうりに!!コノヤロー!」
サイゾウが、カバンを叩きつけたその時、扉の向こうが、真っ赤に!
「ナンダイ、どうなってんだよっ!」 ほとんど泣きそうなサスケ。
そこへ、雲に乗って、これまた妙な男がやって来た。
着物にマント、ツバの広い帽子をかぶり、酒徳利を下げ、刀を担いでいる。
「ホンマにアホウめ!金に目がくらみおって。
この扉の向こうには、妖怪のエネルギーが溜まっとって、飛び出したら最後、
妖怪達が再び力を得て、この世は、混乱に陥るけ。」
ビビるサスケとサイゾウ。 「へっ?妖怪?いったい、な、何のこと…」
「今更遅いぞ、三太夫!」 岩の上の男は、そう言ってきゅうりを一かじりすると、
そのきゅうりを、扉の中へ放り込んだ!
「あ!いかん!」 雲に乗った三太夫が叫んだ!
すると、扉の中から、青い光線となったエネルギーが、こちら側に溢れ出した。
「わあっ!」 弾き飛ばされるサスケとサイゾウ、そして忍者達。
その男は、岩の上から扉の前に飛び降り、
「力が、みなぎるぞ〜!」と、叫んだかと思うと、妖怪カッパに姿を変えた。
「はっはっはっは…はーはは、はーはは…」 なぜか、ツイストを踊るカッパ…

講釈師
『がー怖っ!あー怖っ!この妖怪、実はカッパであります。このカッパとは、
古くから沼や池に住んでるといわれ、特に女の人のおしりを触るのが大好きという…
オジサンも、大好きであります!だはははは…』

「はっはっは!これでオレ達妖怪の天国だ。思い知ったか、三太夫!」
カッパが、三太夫を指差した。
「こうなったら仕方あるまい。宿命じゃな、サスケ、サイゾウ!」
三太夫は、そう二人に言い残し、飛んでいってしまった。
「はっはっはっは…」 踊り続けるカッパと、戦闘員ドロドロ達。
扉の中からは、次々に妖怪達が光になって飛び出し、島の上にかかった黒雲に向かって昇ってゆく。
カッパが、サスケとサイゾウに向かって言った。
「お前達には感謝しとるが、オレ達の邪魔はさせん!地獄へ行けーーっ!」
そして、二人を吹き飛ばした!!
「うわーーーーーー。」
ドン!二人が飛ばされた先は、なんと地下鉄のホームだった。
訳がわからず、とにかく夢中で、階段を駆け上がる二人。
しかし、正面から、たくさんのドロドロ達が…
横の通路に逃げると、でっかいバケツからアズキアライ(妖怪)が…
壁を突き破って出てきたのは、ヌリカベ(妖怪)…
後ずさりする二人が、ぶつかったのは、目がイッパイ付いたモクモクレン(妖怪)!
「ぎゃあああああっ!」
ヤットのことで、外へ出る二人。
しかし、正面のビルの間に、どーんと戦国時代のお城が建っている、しかも巨大!
「へ?何だ、あの城は…」 「頭がヘンになりそ〜!」
頭を抱える二人に、「ほーっほっほっほ…」と、笑い声が聞こえてきた。
二人が、きょろきょろ回りを見ると、上の歩道に、あの三太夫が立っている!
「また、アイツだ!」 「誰なんだ、お前は!」
薔薇の花を一輪持って、三太夫はにっこり笑ってこう言った。
「まっ、いずれ分かるけんの。妖怪達と戦うんよ。オーッホッホッホ…
まあ、しっかりやりんしゃい!幻城で鶴姫様が待ちかねとるけ、ちと急ぐで!エイ!」
三太夫が、二人に向かって薔薇の花を振り下ろすと…
二人は、いつのまにか岩や草だらけの荒野に立っていた。
ふと見ると、その荒野の真ん中に、刀が五本突き刺さっている。
柄の部分が、それぞれ黄色、赤、白、青、黒…五つの色の刀。
走り寄る二人。 「おい、刀だ…何のまじないだ?」
そこへまた現れた、あのドでかい城…そこから、白い折り鶴が飛んできた。
「サスケ…サイゾウ…」 折り鶴から声がする。
やがて地面につくと、折り鶴は、真っ白な忍者の格好をした女になった。
「二十四代目、鶴姫参上!」
あっけに取られるサスケ。 「鶴姫って、アンタのこと?」
ニヤつくサイゾウ。 「ハクいじゃん…」
鶴姫は、二人に歩み寄る。
「サスケとサイゾウのバカっ!どうして扉を開けちゃったのよ!」
「怒ったところが、また、イイネぇ。」 サイゾウ、もっとニヤニヤ。
「へっ、コギャルかい?…」 サスケは、ぶつぶつ…
「ぐずぐず言ってないで、早くここへ来て!」 鶴姫は、刺された刀の所に立った。
二人も、刀の前に立つ。
「いい?私と一緒に、この刀を抜くの。」
「これ?」 青い刀を持とうとするサスケに、「こっち!」と、赤い刀を指差す鶴姫。
そして、サイゾウには、「アンタは、こっち!」と、青い刀を指差した。
「まだ分からないの?鈍いんだから…。この刀はね、忍者の血を受け継ぐ、
本物の子孫だけが抜くことが出来るの。」
「はっは…ホントかよ…」 「…やってみっか。」
「いいわね…いくわよっ。」
鶴姫が、白い刀に手を掛けるのを見て、サスケは赤、サイゾウは青の刀を握った。
「いち、にの…さん!」
地面から刀を抜く三人…と、すごい火花と激しい揺れが!!!
そして、三人の刀の先から、ビームのような光が出て、城へ伸びてゆくと、
城の石垣の中から『忍』の文字が!
そして、崩れた城から、城をかたどったロボット『無敵将軍』が姿を現した。
なおも、その『忍』の文字の部分から、五色の光が放たれ、
その光は、鶴姫達の傍の高台に降り注ぎ、五人の忍者となった。
「あ、あれは?」 「私達の、先祖よ。」
五人の先祖達を、見上げる鶴姫、サスケ、サイゾウ。
先祖の中の、青い布を首に巻いた忍者が、赤い布の忍者に言った。
「猿飛殿、小童が刀を抜いたようでござるぞ。」
「しかし忍者にしては、ちと妙な格好でござる。…大丈夫でござるかな。」
すると、鶴姫にうりふたつの白い女忍者が、言った。
「猿飛、霧隠、例の物を…」
「はっ。」 その先祖忍者は、懐から印籠のような物を取り出し、鶴姫達に投げた。
先祖鶴姫 「我が子孫よ、ドロンチェンジャーを受け取るのだ。」
先祖達から、そのドロンチェンジャーを受け取る三人。
先祖猿飛 「それは、いざという時だけ使うのだ。」
サスケ・サイゾウ 「え?使うって、コレ何?」
先祖霧隠 「決して粗末にするでない。よいな。」
サスケ・サイゾウ 「?」
先祖猿飛 「戦いの時は来た!お前達は、今こそカクレンジャーとなり、
鶴姫を助け、妖怪達を、ことごとく倒すのだ。」
先祖霧隠 「よいか、毎朝ひげを剃り…」
先祖猿飛 「歯を磨け!」
サスケ・サイゾウ 「…はぁ。」
先祖全員 「頼んだぞ。」
そして、五人は消えてしまった。
まだ、よく状況が理解できないサスケとサイゾウ…そこへ、突然、何者かの攻撃が!
倒れる三人の前に現れたのは、カッパとドロドロ達だった。
「はっはっはっは…みんなカッパ巻きにしてやる!」
「うるせ〜、よくもオレ達をだましてくれたな!」 立ちあがる三人。
「はっはっは、オツムてんてん!」 バカにするカッパ。
鶴姫は、さっそうと、さっき受け取ったドロンチェンジャーを取り出した。
「いくわよ!スーパー変化(へんげ)ドロンチェンジャー!」
カクレンジャーに変身する三人!刀には、忍者戦隊の文字が浮かび上がる。
「ニンジャホワイト鶴姫!」 「ニンジャブルーサイゾウ!」 「ニンジャレッドサスケ!」
「忍者戦隊、カクレンジャー!!!」 ピキーン!
「ふん、カッコつけやがって!」 ぶら下げたきゅうりを振りまわすカッパ。
「御さらば、妖魔退散!」
鶴姫の言葉に、ありもしない頭頂部の髪を撫で付け、カッパは叫んだ。
「オーケーベイビー!レッツゴー!」
一斉に襲いかかるドロドロ達。
それを、刀や手裏剣で、難なくやっつけてゆく鶴姫。
最後は、「隠流忍法、花吹雪!」 花びらの嵐で、吹っ飛ぶドロドロ達。
サスケとサイゾウは、高台に隠れてそれを見ている。
「おー、カッコイイ〜!」 「鶴姫、やるじゃん!」
そんな二人の肩を、「もしもし…」と、叩くヤツがいる。
振り向くとそこにはカッパが!!「カッパーンチ!」
下へ落ちた二人に、鶴姫が言った。 「秘剣カクレマルを使うのよ!」
刀を抜いて、カッパに挑んでゆく二人、しかし、何せ初めてなもので旗色が悪い。
途中、鶴姫も加わったが、ボールのような爆弾攻撃を浴び、三人とも倒れてしまう。
「オツムてんてん!ユー・ジ・エンド!」 カッパがとどめを刺そうとしたその時だった。
突然、動き出したロボット『無敵将軍』!!
『無敵将軍』は、巨大な刀を振り回し、やがて炎を帯びたその刀を、カッパに向かって振り下ろした!
カッパは、一瞬早く、空中に飛び上がった。
「ダぁリ〜ン!」 そこへ飛んできたのは、サングラスをかけたタコのような不気味な妖怪。
「ハ〜ニ〜ッ!」 と、そのタコみたいなのを抱きしめてチューをするカッパ。

講釈師
『ダーリンだなんて出てきた、このイヤラシイ妖怪の正体は、果たして?!
次回まで、ひが三つ!ひ・み・つ!次回まで、飛〜ぶよ〜ん!」
ボン! 講釈師、煙と共に消える。


〜 第1話 終わり 〜


なお、3回から登場する、アメリカン忍者「ニンジャブラック」は、
あの、ケイン・コスギさんでした。

inserted by FC2 system