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名探偵コナン 漆黒の追跡者のオープニング


毛利探偵事務所

コナンが電話をしながら明日の準備をしていた。

コナン「ああ、わあってるよ。博士んちに4時だろ? 元太こそ、遅れんじゃねぇぞ? じゃあな」

携帯を切るコナン。

コナン「あとは、懐中電灯か……」

コナンは事務所に降りて懐中電灯を探す。

コナン「確か……この引き出しの中にあったと……あ、あった!」

物音

コナン「誰? 蘭姉ちゃん!? おっちゃんは麻雀でいないはずだし……」

外を見ると誰もいなかった。

コナン「ふっ。気のせいか」

コナンはドアを閉めて振り向くとそこになぜかジンがいた。

コナン「あっ!」

ジンがコナンの口を押さえる。

ジン「久しぶりだな、工藤新一……いや、今は江戸川コナンか? まさかガキの姿になって生きていたとはな」

ウォッカ「まったく、驚きやしたね」

コナン(なぜだ? なぜ俺の正体を!?)

蘭「コナン君! コナン君、どこ!?」

ウォッカは銃を取り出し、蘭を待ち構える。

ジン「よーく見ておけ……貴様に関係した人間が、どういう運命を辿ることになるのか……」

蘭はどんどん下に下りてくる。

蘭「コナン君、大丈夫!? コナン君!? 中にいるの?」

コナン「ん―――!」

蘭「入るわよ?」

蘭がノブを回して中に入る。

蘭「コナン君?」

コナン「ら―――ん!!」

コナンはふと目を覚ました。

今のはすべて夢だった。

横では小五郎がいびきをかいて寝ていた。

コナン「くそっ、なんて夢だ……」

名探偵コナン
漆黒の追跡者

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