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名探偵コナン14番目の標的(ターゲット)のオープニング
 
あるどこかの遺跡で蘭が歩いていた。

そこには英理の姿があった。

英理の元に駆け寄る蘭。

英理「来ちゃダメ、ら―――ん!!」

懐から何者かが拳銃を発砲。英理が倒れる。

だが、それは蘭の夢だった。

蘭「夢……!?」

英理のマンション

英理「えーっ!? 私が拳銃で撃たれる夢!? それでこんな朝早く電話してきたってわけ!?」

蘭「だって、心配じゃない。弁護士って、人から恨まれることもあるんでしょ!?」

英理「考えすぎよ、蘭……あなた、毎日事件に巻き込まれるから、そーゆー夢見るのよ」

蘭「でもよかった。あ、そうそう、夢に出てきたお母さん、今より少し若かったわよ」

英理「あら、失礼ね! 私は今でも若いわよ!!」

蘭「ふふふふ……それはそれは、どうも失礼いたしました」

英理「わかればいい。フフフ……ハハハ……」

蘭「うん、夜8時。コナン君もお父さんも待ってるから。じゃあね」

蘭は電話を切る。

英理(あの子……覚えてるのかしら!?)

英理の左の太ももに傷があった。

蘭がカーテンを開ける。

蘭「コナン君!」

コナン「どうしたの!? 蘭姉ちゃん……」

蘭「ううん、なんでもないの。ごめんね、起こしちゃって……」

コナン(今夜か、蘭の母さんと食事するのは……ハハハ、苦手なんだよな、あのおばさん……)
 

名探偵コナン
14番目の標的(ターゲット)
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