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仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVEのオープニング



仮面ライダー生誕35周年記念作品


7年前─1999年


宇宙の彼方から飛来する巨大隕石。

地球上に隕石が炸裂。
あまりの巨大さに、凄まじい勢いで地表の海水が消滅してゆく。

都会に建ち並ぶ建造物が一瞬にして、跡形もなく砕け散ってゆく。


渋谷の街。賑やかだったはずの市街は瓦礫の山となっている。

瓦礫の下敷きとなった、幼い少年と少女。

「うぅっ……お父さん……お……母さん……ゴホッ、ひよりは、ここだよ……うっ、助け……て……」

苦しそうに助けを求める少女に、少年が必死に手を伸ばす。

「う……うっ……うぅっ……」

あと数cm──のところで、大音響と共に少女目掛け、無情にも瓦礫が降り注ぐ。
少年の視界から少女が消える。

少年ががっくりとうなだれ、そして絶叫する。


「うわああぁぁ──っっ!!」



7年前のその日──

地球に落下した隕石は 海を干上がらせた

隕石からは 大量の地球外生命体
ワームが誕生した

秘密機関ZECTは マスクドライダーシステムを開発
ワームと戦う戦士として投入した

だが やがてネオZECTを名乗り
組織に反旗を翻すライダーが現れた



仮面ライダー カブト
GOD SPEED LOVE 
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