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仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼のオープニング


ビル街を1台のバイクが疾走する。
運転しているのはヒビキ。後ろには明日夢が同乗している。

やがてバイクは海に辿り着き、砂浜を疾走し続ける。


海水浴場。
楽しく泳いでいる女性が突如、悲鳴と共に水中に引きずり込まれる。
巨大魔化魍・オロチが出現したのだ。
次々に海水浴客が海へ引きずりこまれる。
そしてオロチがその恐ろしい姿を海面に現し、海水浴客たちが逃げ惑う。

人々「きゃあっ!」「助けてぇっ!」

そこへヒビキたちが到着。

ヒビキ「よし……じゃ、行ってきます。シュッ!」

いつものポーズを決めると、海から陸へ上がろうとするオロチにヒビキが立ち向かい、音角で響鬼に変身。

オロチの体当たりを響鬼がかわす。
音撃棒から烈火弾をオロチに撃ち込むが、オロチには応えない。
逆にオロチから口から巨大な火炎弾を次々に放ち、燃え盛る炎を響鬼が必死にかわす。

振り下ろされる尻尾をさけつつ、響鬼がオロチに飛び掛るが、巨体の前に逆に吹き飛ばされる。
響鬼がオロチの頭に馬乗りになり、音撃棒を叩き込むが、オロチはその響鬼を砂浜に叩きつけてしまう。

砂浜に大の字にめり込んだ響鬼は、ピクリとも動かない。

明日夢「ヒビキさぁん!?」

動かなくなった響鬼に、明日夢が駆け寄る。
そこへオロチの恐ろしい顔が迫る。
明日夢はあまりの恐怖に体がすくみ、逃げることすら出来ない。

オロチの口から火炎が──

響鬼「明日夢、危なぁい!!」

咄嗟に響鬼が明日夢を突き飛ばす。
身代りとなった響鬼が、オロチの吐き出した火炎をまともに浴びて吹っ飛ぶ。

響鬼「ぐわぁぁ──っ!!」
明日夢「ヒビキさん!?」

オロチが海へ逃げてゆく。

響鬼「待ち……やが……れ……」


響鬼が倒れ、変身が解ける……


明日夢「ヒビキさん! ヒビキさぁん! ヒビキさぁん! ヒビキさん! ヒビキさぁん!……」


劇場版
仮面ライダーヒビキ

7人戦鬼
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