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ゴーゴー仮面ライダーのオープニング
 
 
 
                    ゴーゴー仮面ライダー
 
 
 
ある夜の東洋原子力研究所。「東洋原子力研究所」の看板に移る謎の影。
 
警備員A「嫌な晩だね。蒸し暑くてな・・・」
 
警備員B「ああ・・・一雨降るかもしれないな・・・」
 
懐中電灯を手にしている2人の警備員の男が研究所の周りを警備していると1人が何かを見て驚き立ち止まった。
 
警備員A「おい、どうしたんだよ?」
 
警備員B「アレは何だ!?」
 
警備員が指を指した方向にいたのは何と仮面ライダーに倒された筈のショッカーの改造人間・蝙蝠男であった!
 
警備員A「化け物だ!」
 
蝙蝠男は警備員の目の前に立ち、警備員の首を絞めた蝙蝠男は警備員の1人の首を噛み付いた。
 
警備員B「何をするんだ!?」
 
すると、もう1人の警備員の近くに現れたのは、同じく仮面ライダーに倒された筈のショッカー怪人・さそり男であった。
 
2人の警備員を蝙蝠男とさそり男に始末されたらしく、蝙蝠男とさそり男は研究所の門の前にやって来た。
 
さそり男は研究所の門を通ろうとしたが、突然光り出した怪しい閃光らしき光がさそり男をはね飛ばした。
 
蝙蝠男「どうしたのだ!?」
 
さそり男「バーリアで入り口が塞がれている!」
 
蝙蝠男「何!?バーリアで防壁を作っているのか。よし!」
 
今度は蝙蝠男が空を飛んで研究所に入り込もうとしたが、やはりバーリアではね飛ばされた。
 
ナレーター「バーリア、すなわち電磁波を利用した見えない壁である。
 
      この電磁波防壁は原水爆のエネルギーにも破れない強力な物である!」
 
首領「何!?原子力研究所がバーリアで護られている!?」
 
ショッカーの日本支部らしき場所に戻ってきた蝙蝠男とさそり男の報告を聞いたショッカー首領は驚いた。
 
蝙蝠男「はい首領!あのバーリアを破壊しない限り、研究所襲撃は不可能です!」
 
さそり男「しかも、我々の力ではどうにもならぬ程、強烈です。」
 
首領「弱音を吐くな!!ショッカーの世界征服計画はヨーロッパやアメリカに比べて、日本支部が一番遅れている!
 
    その為にも、あの原子力研究所を狙ったのだ!バーリアが何だ!?ショッカーの科学者をもってすれば恐れずに足らん!
 
    科学者諸君!直ちにバーリア破壊ボールを使用させろ!」
 
首領の命令に、蝙蝠男とさそり男の後ろに立っていたショッカーの科学者達は・・・
 
科学者A「お言葉ですが、首領。あのバーリア破壊ボールは20mの距離から投げ込まなければ、威力は発揮できません。」
 
科学者B「それに、あのボールは5kgも重量がありますから20mの距離から投げ込む力を持つ改造人間は存在しないのです。」
 
首領「バカモン!!直ちにその能力を備える改造人間を作り出せ!!」
 
科学者達の言っている事が首領には言い訳にしか聞こえなかったのだろうか、首領は科学者達に喝を入れるように叱った。
 
果たして、科学者達はどのようなバーリア破壊ボールを投げ込む事ができる改造人間を作るつもりだろうか。
 
全てはココから始まったのであった!
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