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仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事のオープニング


とある街中の銀行。
非常ベルが鳴り響き、大金を奪った強盗犯2人が車で逃走する。
サイレンを響かせ、パトカーがそれを追う。

「犯人は、17号線を緑町西交差点から立塚公園方向へ逃走中」

激しいカーチェイス。
2台のパトカーが犯人の車に追いすがるが、車体のぶつけ合いの末に走行不能に陥ってしまう。
苦渋を飲んでパトカーから這い出す警官たち。

そのとき、どこからかバイクのエンジン音が響く。

彼方から走ってくるマシンデンバード。
乗っているのは、モモタロスの憑依した野上良太郎こと、M良太郎。

M良太郎がショットガンを撃ちまくる。
慌てて流れ弾をかわす警官たち。

M良太郎「チッ! 当たんねぇな!」
警官たち「なんだぁ!?」「う、動くな! やばい!」「なんで?」「あれは……!」

強盗犯の車の目の前に、「デンライナー署」と書かれたワゴン車が現われる。

犯人「何だ、あれ?」

ワゴン車の後部ドアが開く。中にはウラタロス、キンタロス、リュウタロス。
そして3人に支えられたコハナが、バズーカ砲を構えている。

M良太郎「喰らえ!!」
コハナ「発射!!」

ショットガンとバズーカ砲を同時発射。
強盗犯の車が炎をあび、派手に横転する。

警官たち「おい! あれ、何なんだよ!?」「デンライナー署だ……!」「デンライナー署ぉ!?」

空を舞うデンライナー。
M良太郎、コハナ、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが地上に降り立つ。


時の警察列車 デンライナー

時を超える犯罪者・イマジンが起こす事件を
徹底的にクライマックスで解決する刑事たち

彼らには警察手帳も捜査令状もいらない
彼ら自身が手帳であり 令状である
彼らに逮捕できないものはただ一つ 神のみ

それが チーム・デンライナー


一同「俺たち、参上!!」

モモタロスの参上ポーズを決める一同。

良太郎 (みんな、何やってるの!?)

良太郎の体から、モモタロスが追い出される。

モモタロス「お、お、おい、何だよ!? いいところで」
良太郎「悪乗りしすぎだよ! ハナさんまで……」
コハナ「へへ、ごめん!」
キンタロス「いやぁ、モモの字がど〜してもやりたいって言うんでなぁ」
モモタロス「てめぇもノリノリだったろうが!?」
リュウタロス「ねぇねぇねぇねぇ、刑事って格好いいよね? 僕、あいつら逮捕してくる!」
モモタロス「こら、小僧!」
良太郎「ちょっと待ってぇ! 遊びじゃないんだから! イマジンかどうか確かめないと」
ウラタロス「良太郎、その必要ないみたい」
良太郎「えっ?」

横転した車から這い出る2人の強盗犯。
片方の体から大量の砂が吹き出し、イマジンの姿となる。
そしてもう片方は、自身が怪人へと変身する。

キンタロス「やっぱりな! でももう一体は、見慣れん奴やな?」
コハナ「あれって、最近人を襲ってるっていう?」
良太郎「ファンガイア……」
ウラタロス「へぇ〜、妙な奴が手を組んだねぇ」

イマジンとファンガイアの姿に震え上がる警官たち。

良太郎「モモタロス、行くよ」
モモタロス「おぅ!」
良太郎「変身!」

『SWORD FORM』

良太郎が変身。モモタロスが憑依し、電王ソードフォーム(SF)となる。

電王SF「俺、参上!!」

警官たちを襲おうとしていたイマジンとファンガイアが、電王に気づく。

電王SF「久しぶりだからなぁ! 準備運動を兼ねて暴れるかぁっ!」

デンガッシャーを構える電王が、ウラタロスたちとともに突進する。

電王SF「行くぜ行くぜ行くぜぇ──っ!!」
コハナ「行ってらっしゃーい!」


劇場版 電王 キバ
仮面ライダー
DEN-O KIVA
クライマックス刑事(デカ)
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