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轟轟戦隊ボウケンジャーの第1話
 

ナレーション「サージェス財団は世界各地で失われかけている貴重な宝を集める民間団体がいた。宝とは古代文明の異物、沈没船や秘境に残された大道……そして絶滅寸前の動物まで様々である。中でも現代の科学、水準を遥かに超えた危険な力を持つ秘宝をプレシャスと呼ぶ! サージェスはプレシャスを見つけ出し、守り抜く秘密チームを組織した」

ゴーゴートレーラーが街を走ると、海岸に到着。

そしてゴーゴーダンプ、フォーミュラー、ジャイロに分離する。

ゴーゴーダンプからゴーゴードーザーとゴーゴーマリンが降りる。
 

Task.1
魔神の心臓
 

水中。

ボウケンブラック、イエロー、ピンクがゴーゴーマリンで海中を探索していた。

イエロー「わあーッ、真っ暗だね……」

ゴーゴーマリンは謎の遺跡を発見。

ブラック「本当にここか!? さくら姐さん……ちょっと代われよ」

ブラックがハンドルを握るが、ピンクにはたかれる。

ピンク「黙って見ていてください!」

ブラック「おー、怖……」

ピンク「それに、ミッション中にコードネームです。ブラック」

イエロー「そうだよ。菜月はね、イエローなんだよ!」

ブラック「そういうのガラじゃないんだ。色で呼ぶな」

ゴーゴーマリンがアームを伸ばす。

イエロー「わあーッ! ねえねえ、何あれ!? 何かあるよ」

レッド「世界には海の民と契約して、海を自由に操るという伝説がいくつも残されている」

ブルー「そうそう蒼太! ちなみに日本では海彦・山彦ってやつね……知ってた!?」

イエロー「知ってた知ってた!?」

ブラックはイエローの頭を引っ込める。

ブラック「その伝説が何だって言うんだ!?」

レッド「その伝説の源となったのは謎の文明、ゴードムだ。彼らはゴードムの心臓と呼ばれる秘宝で海を支配していたと言われている……だが今までその遺跡を見つけた者はない」

イエロー「じゃあ、あれが幻のゴードム文明の遺跡!?」

ブラック「あそこに今回のプレシャス・ゴードムの心臓が……」

レッド「ゴードムの心臓……海水からエネルギーを取り出す超科学システム……ボウケンブラック、ボウケンイエロー、心臓を捜して来い。アタック!!」

2人は海に潜って遺跡に向かう。

ピンク「チーフ、本当にあの2人でいいんですか!?」

レッド「何だ? まだあいつらのテスト入隊に反対か!?」

ブルー「プレシャスの危険を理解しているか心配だな」

レッド「だが、冒険を楽しむ気持ちは知っているさ……」

ようやく遺跡に辿り着くイエローとブラック。

ライトをつけて前に進む。

ブラック「行き止まりか……」

イエロー「何か嫌な予感がする」

その時、コウモリの群れが2人に襲い掛かる。

次の瞬間、イエローの押した壁が破れ、倒れる。

ブラック「ここが神殿か」

イエロー「何これ!? 何かスイッチがある」

ブラック「あ、バカ!!」

イエローがスイッチを押すと炎が噴き出した。

ブラック「サバイバスター!!」

ブラックはサバイバスターでオブジェを撃ち壊す。

イエロー「ほらほら見つけた、パズルだよ」

ブラック「なるほど、そういう仕掛けか。相変わらず勘だけはいいな」

イエローはアクセルラーでパズルを調べるが、ハザードレベルは0だった。

イエロー「あれ? プレシャス反応がないよ!?」

ブラック「そんなの当てになるか。お先にプレシャスとご対面だぜ」

ブラックがパズルを組み立てると地鳴りが響き出した。

さらに遺跡の腕が2人を掴むと水が噴き出した。

そして遺跡が動き出した。

ブルー「あーあ。何かやらかしたみたいですね……」

ピンク「海底で隆起してます」

神殿内の水は引き、海から遺跡が出現した。

棺が開き、入っていたのはミイラだった。

ゴーゴージャイロがゴーゴーマリンを持ち上げる。

レッドがゴーゴーダンプを走らせ、遺跡への道が出来上がる。

一方、ブラックとイエローは遺跡内でピンチに追い込まれる。

そしてミイラが大神官ガジャとして目を覚ます。

さらに、戦闘兵カースも現れる。

ガジャ「蘇った―――」

ゴーゴーダンプが遺跡に突入。

2人の居場所を探るレッド。

レッド「そこか!」

レッドはゴーゴーダンプを後ろ向きにし、バックさせる。

そしてアームで遺跡の両腕を持ち上げると2人が落ちる。

レッド「助けに来たぜ!」

ゴーゴーダンプは2人を荷台に載せ、脱出する。

ガジャ「我らの時が、再び動き出した」

地上に戻ってきたゴーゴーダンプ。

荷台から砂が落ちる。

そこへブルーとピンクが駆けつける。

ブラックとイエローも砂から出て来た。

レッド「ブラック、イエロー、楽しい冒険だったか?」

レッドがゴーゴーダンプから降りる。

ブラック「だから色で呼ぶなって!」

ブルー「トラップに引っかかるのが、元泥棒のテクニックかい!?」

ブラック「泥棒じゃない、トレジャーハンターだ!! いいか? 海の底だとプレシャス見つけにくいだろうが。だから俺たちは神殿を持ち上げてやったんだ!!」

イエロー「偶然封印解いちゃっただけだけどね……」

ブラック「おい!」

レッド「プレシャスはもっと神殿の奥深くにある」

ピンク「ここまでして隠されているなんて、今回のプレシャスの危険性は計り知れません。新人はここに待機させましょう……」

ブラック「プレシャスを見つけるのは俺だ!!」

イエロー「ダメー、菜月よ!!」

2人は先に遺跡に向かった。

ピンク「チーフ!」

レッド「新入りに先こされるぞ。アタック!」

神殿に入るにブラックとイエロー。

そしてレッド、ブルー、ピンク。

ガジャ「この時代にもゴードムの心臓を狙う者がいたか―――」

ブラック「どうなってる? また行き止まりか!?」

イエロー「扉があるよ」

ブラック「何!?」

イエローはアクセルラーで扉を調べる。

イエロー「隠し扉になってる……」

ブラック「任せろ」

ブラックがサバイブレードで穴を動かすと扉が開いた。

イエロー「すごーい!!」

ブラック「行くぞ!」

イエロー「うん」

2人は穴の中に入り、謎の場所に着いた。

ブラック「おお!」

イエロー「早く! うわーっ、広ーい。この下ってマグマかな!?」

ブラック「おい、あれが祭壇らしいな。行くぞ」

イエロー「うん!」

ブラックとイエローが走り出す。

すると橋の部分が砕け、ブラックが落ちそうになる。

イエロー「真墨!!」

ブラック「トラップブリッジか!?」

そこへレッドたちが現れ、進む。

ブルー「おっさきー!」

イエロー「あの、そこ落とし穴……」

だが、3人は落とし穴に構わず進んで行く。

ブルー「落とし穴は落ちる前に駆け抜ける」

ピンク「基本です!」

レッド「何してる!? さっさと来い!」

ブラックとイエローがジャンプ。

一気に突き進む5人。

ようやく5人は祭壇に辿り着いた。

レッド「プレシャスの光だ」

ピンク「これがゴードムの心臓。未知のエネルギーシステム……」

アクセルラーでゴードムの心臓を調べるブルー。

ハザードレベルは86である。

ブルー「ハザードレベル80を超えてる。あっぶないなー」

ブルーが心臓に触れようとしたその時、心臓が増殖した。

イエロー「凄いいっぱいになっちゃった!」

ブルー「どうなってんだ!?」

ブルーが心臓に触ろうとする。

イエローの脳裏にブルーが心臓に触れて爆発するイメージが浮かぶ。

イエロー「それダメ!!」

間一髪、イエローがブルーを助けたので爆発は免れた。

ブルー「サンキュ!」

ピンク「あなた、どうしてわかったの?」

イエロー「え? うーん……」

ブラック「本物は1つ……あとは泥棒避けの爆弾か。さてどうする!?」

レッドは心臓を他の心臓にぶつける。

ブラック「やめろっ、そんなことしたら本物が破壊される!!」

心臓が次々と爆発。

レッド「海底に封印されていたということは壊す方法がなかったっていうことだ」

レッドは変身を解いてチーフ・明石暁に戻る。

明石「これしきの爆発で壊れるもんか」

やがて爆発も止み、心臓が1つだけ残った。

そしてブルーとピンクも変身を解除して最上蒼太、西堀さくらに戻る。

さくら「ミッション完了です」

蒼太「どうだい? 元泥棒さん。これがボウケンジャーのやり方……」

その時、ブラックが蒼太を1発殴りかかる。

ブラック「行くぞ!!」

そしてイエローを抱えてジャンプし、スコープショットからワイヤーを天井に突き刺し、心臓の方に向かった。

ブラック「取れ!!」

イエローが心臓をキャッチ。

そして2人は変身を解除して伊能真墨、間宮菜月に戻って向こう岸へと渡る。

蒼太「やられた……」

菜月「いたたたた……もうひどいなぁ」

真墨は菜月から心臓を取る。

真墨「悪いな」

菜月「真墨!?」

真墨「プレシャスはこの伊能真墨が頂いた。わかったか、俺があんたを超えるトレジャーハンターだと! 明石暁……いや、不滅の牙!!」

蒼太・さくら「不滅の牙!?」

真墨「かつて世界最高のトレジャーハンターがいた。どんな秘宝も必ずゲット、その牙から逃れられる獲物はない……ついた名は、不滅の牙。それが今じゃヒーロー気取りか!?」

さくら「あなたは明石チーフに挑戦する為にテスト隊員に!?」

真墨「そういうことだ、さくら姐さん。だからこいつは返すぜ!!」

真墨はアクセルラーを投げ、暁がそれをキャッチ。

明石「期待以上だぜ。伊能真墨」

真墨「俺はこいつをどっかに売りつけて、せいぜい楽しく暮らさせてもらう。行くぞ!」

菜月「またトレジャーハンターに戻るの!?」

真墨「何だよ。まさかお前、あいつらの方がいいなんて……」

ガジャ「ゴードムの心臓、返していただこう―――愚かな人類が触れるでない」

明石「ゴードム文明の末裔も封印されていたか。さてどうする真墨!?」

カースたちが一斉に真墨と菜月に襲い掛かってきた。

明石たちがスコープショットからワイヤーを出す。

その時、真墨がカースたちに崖から落とされてしまった。

菜月「真墨!」

ガジャはゴードムの心臓を手に入れ、立ち去る。。

菜月「真墨、真墨!!」

そこへ明石たちが岸に現れた。

蒼太「大丈夫かい!?」

菜月「真墨が……」

真墨は運良く岩を掴んで助かっていた。

明石「2人は奴らを追え!」

さくら「はい。でもチーフは?」

明石「俺はもう1人の隊員を連れて行く」

蒼太「あいつはボウケンジャーになるつもりなんてなかったんです。そいつを助けて……」

明石「ボウケンブルー、ボウケンピンク、俺は既に命令した。このボウケンレッドが、お前も行け。後は任せろ」

さくら「チーフ!」

明石はスコープショットのパラシュートで真墨の元に落ちる。

真墨「わざわざ笑いに来たのか。ほっとけ俺を……」

その時、明石が真墨を殴り、落ちそうになった彼の胸倉を掴む。

明石「甘ったれんなよ!! もう1度選べ! このアクセルラーを受け取るか、このままマグマに焼かれるか」

真墨「何だと!?」

明石「お前が言ったんだ。俺の牙から逃れられる獲物はいない……その獲物はお前だ」

真墨「はじめから解っていたのか、俺が裏切ると」

明石は真墨を起こす。

明石「わかっていたが見事に出し抜かれた。そうこなくちゃ部下にする価値はない……」

一方、ガジャとカースは4本の柱に囲まれた崖の祭壇に現れる。

そして岩のダイヤルを回すと祠が現れた。

そこには赤い水槽がある。

ガジャ「ついにこの時がきた……」

そこへ3人が駆けつけ、ガジャの様子を見ている。

蒼太「何やってんだ!?」

さくら「さあ?」

ガジャ「我ら本当の復活の時だ」

ガジャが謎の呪文を唱え、心臓を水槽に入れると水槽の中の水は引き、心臓の色が赤くなる。

菜月「何か光ったよ」

その時、菜月が石で足を滑らせてしまう。

それがガジャに気づかれてしまった。

ガジャ「カースよ、邪魔をさせるな……」

カースの蝋燭が釜に代わる。

そして心臓の入った水槽は下に行く。

その時、神殿が反応し始めた。

一方、神殿内では。

明石「試してみるか、炎の中で生き残れるか。楽しい冒険だな」

真墨「いつかお前を超えて、俺が最高のトレジャーハンターだと証明してみせる。それまでは……」

真墨が自分のアクセルラーを手に取る。

明石は再び真墨を立たせる。

その時、内部が揺れ、明石が落ちる。

真墨「明石!!」

明石「スタートアップ!!」

明石の体にアクセルスーツが装着され、ボウケンレッドへと変身する。

マグマから明石が脱出し、崖の前に立つ。

真墨もアクセルラーを出す。

一方、ブルー、イエロー、ピンクはカースたちの攻撃に苦戦していた。

容赦ないカースたちの攻撃に反撃もできないでいる。

ブルーはカースにパンチを繰り出すが、カースの体は異常に固かった。

ブルー「かったぁ……」

カースの攻撃に岩をも砕いてしまう。

イエロー「やめて、来ないで」

レッド「サバイバスター!!」

レッドの銃撃がカースに当たる。

ピンク「チーフ……」

ブルー「レッド!」

ガジャ「偉大なる神、ゴードムに逆らうのは何者だ!?」

レッド「ボウケンレッド!!」

レッドはサバイバスターにエネルギーをため、カースに発射。

カースは石化し、粉々になる。

ピンク「ボウケンピンク!!」

ブルー「ボウケンブルー!!」

イエロー「ボウケンイエロー!! サバイブレード!!」

イエローはサバイバスターをサバイブレードに変形させ、カースを飛ばす。

そこへブラックが現れる。

イエロー「真墨!!」

ブラック「ボウケンブラック!!」

ブラックはサバイブレードでカースを粉砕。

ブルー「あ、生きていたのか!?」

ピンク「今、ブラックって言いましたね!?」

レッドのサバイブレードがカースを貫き、切り裂く。

カースが粉砕される。

レッド「我ら、轟轟戦隊!」

一同「ボウケンジャー!!」

ガジャ「もう遅いわ。巨神ゴードムの復活じゃあ―――」

レッド「何!?」

その時、また地鳴りが響き、遺跡が動き出した。

ガジャ「貴様ら人類は巨神ゴードムの力を恐れ、我らの文明を封印した―――だが今ゴードムは蘇り、再び貴様らの上に君臨する……」

遺跡は巨神ゴードムへと姿を変える。

ガジャがゴードムの肩に乗る。

ガジャ「踏み潰せ!」

5人はゴードムの足で飛ばされる。

ゴードムが去っていく。

レッド「巨神ゴードムを破壊し、ゴードムの心臓を回収する。ゴーゴービークル!」

『発進シフトオン!!』

ゴードムが浜辺に辿り着く。

その時、ガジャが後ろを振り向くとゴーゴービークルが現れた。

5台でゴードムに総攻撃を仕掛ける。

ブラック「ゴードムの心臓とは古代兵器を動かすエネルギー源だったのか」

イエロー「これがプレシャスの力!?」

ブルー「プレシャスとは素晴らしい力を持っている。だけど悪用されれば地球の1つや2つ、ポーンさ……」

ピンク「だからこそ安全に管理されなければなりません」

レッド「プレシャスを悪から守りぬく。それがボウケンジャーだ!」

イエロー「よぉーし、行くぞ!!」

ゴーゴードーザーがゴードムの足を持ち上げる。

ブラック「俺の番だぜ!!」

今度はゴーゴーフォーミュラーがミサイルを発射。

ブラック「食らえ!!」

ゴードムはミサイル攻撃を受けて倒れる。

そしてガジャがゴードムから落ちる。

レッド「全車、轟轟合体だ!」

ピンク「しかし新人の2人は合体訓練を終了していません……」

レッド「ちょっとした冒険だな。やれるか!?」

ブラック「当たり前だ!」

イエロー「え、え〜!?」

レッド「行くぞ!!」

『合体シフトオン! ダンプ、フォーミュラー、ジャイロ、ドーザー、マリン! ボウケンフォーメーション!!』

ゴーゴードーザーとゴーゴーマリンがゴーゴーダンプに合体。

ゴーゴーダンプの荷台が足へと変形。

続いてゴーゴーフォーミュラーがゴーゴーダンプの上に合体し、頭部が出てくる。

最後にゴーゴージャイロが2つのパーツに分離。

レッドはアクセルラーとボウケンドライバーを持ち、ダイボウケンのコックピットへと移る。

ゴーゴージャイロのパーツが胴体の後ろに合体し、もう1つが頭部に装着。

レッドたちがコックピットに移動された。

そしてボウケンドライバーを置き、ハンドルが前に出てくる。

レッド「ダイボウケン!!」

一同「合体完了!!」

ガジャはその光景に驚く。

レッド「ファーストギア・オン!!」

レッドたちがレバーを前に出す。

レッド「ゴーピッガー!!」

ダイボウケンはゴーピッガーでゴードムにダメージを与える。

ブラック「へっ、どんなもんだい!!」

イエロー「やったぁ、やったぁ!!」

だが、ゴードムは構わず前に進む。

さらに、両腕でダイボウケンを抑える。

ブルー「負けるか!」

ダイボウケンが足のエンジンを動かし、ゴードムにパンチ。

レッド「ゴースコッパー!」

ダイボウケンがゴースコッパーで地面を掘る。

レッド「食らえ!!」

地面が丸ごと掘り起こされる。

5人は大喜び。

レッド「プレシャスを奪還する」

ピンク「はい。轟轟剣!!」

ゴーピッガーとゴースコッパーが合体し、轟轟剣となる。

一同「轟轟剣アドベンチャードライブ!!」

ダイボウケンが轟轟剣で円を描き、ゴードムを切り裂く。

ゴードムが大爆発。

一同はダイボウケンから降り、心臓の回収に取り掛かる。

蒼太「無事みたいですね……」

菜月「やったね」

さくら「触らないで!」

さくらはチップを取り出し、砂の上に置くとプレシャスボックスに変わる。

心臓をその中に入れる。

さくら「回収です」

真墨「ミッション完了って奴か」

真墨は蒼太の肩を叩くが、蒼太は手を払いのける。

明石「お前ら、いい加減にしろよ」

ガジャ「貴様ら、死ね!!」

ガジャが突然5人にビームを放つ。

5人はそれで倒れてしまう。

ガジャ「ゴードムの秘宝は1つではない……」

明石「何!?」

ガジャ「大神官ガジャがいる限り、巨神ゴードムは何度でも蘇るのだ―――」

その時、海から竜の首が現れ、ガジャを飲み込んで海に潜って行った。
 

(続く)
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