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秘密戦隊ゴレンジャー(劇場版)のオープニング



ある日の夜、車のライトが何度も点滅している。

車が照らす光の先には、黒十字軍の仮面怪人・鉄輪仮面が見えて、その両脇には黒十字軍の
 
戦闘兵ゾルダーが2人いた。

車から降りた男は右手に黒い鞄を持っっていて、左手で煙草を吸っていた。

その男は煙草を地面に投げ捨て、自分に駆け寄る鉄輪仮面と顔を合わせた。

鉄輪仮面「設計図は持ってきたか?」

男は頷いた。

男「本当に買うんだな?一億円で。」

鉄輪仮面「約束の一億円だ。」

黒い鞄を持った1人のゾルダーは鞄を開けて、男に中身を見せた。

中には金が入っていた。

男は自分が持っていた鞄から地図を出した。

男「これがイーグルの設計図だ。」

国連が設立した国際秘密防衛機構『イーグル』の何かの地図を男は鉄輪仮面に広げて見せた。

鉄輪仮面「秘密室は何処だ?」

男「この建物がそうだが、表向きは単なる資料室になっているが、内部にはコンピュータがびっしりと、
 
  その奥に秘密の金庫がある。このドアが三重構造になっている。窓には特殊合金の鉄格子が
 
  はまっているし、内部には腕利きの警備員がいる。入り込む事が不可能だが・・・」

鉄輪仮面「この鉄輪仮面に侵入不可能な場所はない!行け・・・」

地図を金と交換した男は車に乗り込み、その場を去った。

嘲笑いをしながら車を運転する男だが、突然車が爆発!!

どうやら男がゾルダーから受け取った金の入った鞄に鉄輪仮面が爆弾を仕掛けていたのであろう・・・

まさに黒十字軍の悪辣なやり口でもある。

鉄輪仮面の狙いは一体何なのか・・・今回の戦いの始まりはここからであった。
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