戻る TOPへ

Yes!プリキュア5GoGo!の第1話

のぞみ「ココ、元気?こっちは皆、とても頑張ってるよ。りんちゃんはアクセサリーのデザインをたくさん描いてるし、うららも毎日お仕事忙しそう、こまちさんも新しい小説を書いてて、かれんさんは生徒会長の仕事をしながら、お医者さんになる為の勉強をしてるよ。えっ、私?私も頑張ってるよ。でも、ココがいないとやっぱり寂しいな。ココと一緒に過ごした時間の一つ一つの出来事が懐かしい」

最後にココに会いたいと書く

りん「へえ、手紙書いたんだ。作文苦手なくせに。随分頑張ったんじゃない?」

うらら「何を書いたんですか?」

のぞみ「ダ、ダメダメ!手紙は人に見せないものだよ」

こまち「ココさんに伝えたい事がたくさんあるのね」

のぞみ「何とかココに届けたいけど・・・」

かれん「どうやって届けたらいいのか」

うらら「分からないんですよね」

のぞみ「手紙よ届け・・・って届くわけないか」

シロップ「届けられるよ」

一同「え?」

シロップ「そんなの簡単さ。俺ならどこへでも届けられるぜ」

のぞみ「え?」

シロップ「夢原のぞみさん、だよね?」

のぞみ「そうだけど」

シロップ「はい、手紙だよ」

のぞみ「手紙?」

不思議そうに見ている

のぞみ「バラ?」

その手紙には何も書かれていない

のぞみ「何これ?何も書いてないよ」

シロップ「だから手紙だって」

りん「でも、のぞみ宛ての手紙が、何でわざわざ学校に届くの?」

うらら「それにこの人、のぞみさんの知り合いですか?」

のぞみ「ううん。会うのは」

シロップ「初めてだ」

こまち「じゃあ、どうして彼女がのぞみさんだって分かったの?」

かれん「住所も書いてないのに」

うらら「どうして学校にいるって分かったんですか?」

りん「そもそも、あなた誰?」

のぞみ「誰なの?」

一斉に質問攻めに

シロップ「だーっ!いっぺんに言うな!」

のぞみ「ごめん。あの、ところでこれ、誰からの手紙?」

シロップ「さあ?差出人も中身も知らない。俺は運び屋だからただ届けるだけさ。じゃあな」

りん「開けてみれば?何か分かるんじゃない」

のぞみ「うん」

開けるとバラの花びらが

のぞみ「あっ」

シロップ「ん?・・・あっ!」

のぞみ「何なの?」

立体映像で一人の女性が現れる

フローラ「夢原のぞみさん」

のぞみ「は、はい」

フローラ「あなたにどうしてもお伝えしたいことがあって、手紙に私の想いを込めて送りました」

かれん「一体、あなたは」

フローラ「私はフローラ。間もなく私は消えてしまう運命にあります」

一同「え・・・」

フローラ「でもその前に、どうしてもやらなければならないことがあります。その為に、あなた方の力が必要なのです。危険がすぐそこまで迫っています。どうか皆さんの力をお貸し下さい」

のぞみ「はい。私達に任せて下さい」

りん、うらら、こまち、かれん「えーっ」

のぞみ「だって、この人凄く困ってるみたいだし、私達で出来る事があるんだったらやってみようよ」

フローラ「ありがとうございます。皆さんをキュアローズガーデンでお待ちしています」

シロップ「キュアローズガーデン!?」

映像は消え、ローズパクトに姿を変える

うらら「これって?」

こまち「一体」

かれん「何?」

シロップ「ローズパクトだ」

一同「えーっ」

のぞみ「ちょ・・・ちょっと」

シロップ「間違い無い。これはローズパクトだ」

一同「どういうこと?」

シロップ「え?」

かれん「ローズパクトって?」

りん「キュアローズガーデンって?」

こまち「一体何なの?」

うらら「フローラさんって?」

のぞみ「あなたの知り合い?」

また質問攻めに

シロップ「うるさい!」

のぞみを連れ去る

りん「あれ?」

りん、かれん「のぞみ」

うらら、こまち「のぞみさん」


                  復活!プリキュア5!


シロップ「ここならじっくり話せるだろ?よし、もう目を開けてもいいぞ」

のぞみ「えっ。わあ、いい眺め」

シロップ「いい眺めって、お前、怖くないのか?こんな高いところにいるんだぞ」

時計台にきていた

のぞみ「ううん。全然平気」

シロップ「変な奴。まあ、いいや。教えてくれ。ローズパクトが何でお前宛てに?」

のぞみ「凄い。一瞬でこんな所に来るなんて」

シロップ「キュアローズガーデンのこと、何か知ってるんだろ?」

のぞみ「ねえ、どうやって私を運んできたの?」

シロップ「俺はキュアローズガーデンに行きたいんだ」

のぞみ「凄いね。運び屋さんって何でも運んじゃうんだ」

シロップ「あ?まあな。俺の話を聞け!」

のぞみ「それに、会った事無いのに私のこと見つけちゃうし、運び屋さんて、本当凄いのね」

シロップ「まあ、それくらい簡単さ。俺は超一流の運び屋だからな」

のぞみ「どこへでも届けられるの?」

シロップ「当然!」

のぞみ「じゃあ、これも届けられる?」

シロップ「どれ?」

のぞみ「パルミエ王国に届けて欲しいんだけど」

シロップ「わけないさ。パルミエ王国だろうと、ココだろうと、って・・・えーっ!パルミエ王国のココだと!」

その頃

ナッツ「ココ」

ココ「ナッツ」

ナッツ「戴冠式が始まるナツ。国王達が待ってるナツ」

ココ「分かったココ」

ナッツ「ナツ?また見てたのかナツ」

ココ「建物や緑が日に日に増えていくココ」

ナッツ「皆の努力のおかげナツ」

ココ「もっと豊かな国にして、早くのぞみ達に見せたいココ」

ナッツ「ナツ・・・」

ココ「ココ?」

ナッツ「それは正式に国王になってからナツ。ココとナッツが国王になる事が、他の四つの国の国王達は不満らしいナツ」

ココ「ココ!」

ナッツ「ナツ。ココ、何するナツ!」

ココ「二人で頑張るココ。困難があればある程、やりがいがあるココ」

ナッツ「ナツ。その通りナツ」

ココ「ココ」

シロップ「お前、あいつと知り合いなのか?」

のぞみ「ココの事知ってるの?じゃあ、その手紙届けて」

シロップ「嫌なこった」

のぞみ「え?どうして?」

シロップ「気に入らないんだよ、あいつが」

のぞみ「何だ、届けられないんだ」

シロップ「届けられるさ。でも、届けたくない」

のぞみ「えーっ」

手紙を落とす

のぞみ「あっ」

シロップ「おい!何やってるんだ!」

のぞみ「手紙が」

シロップ「大切なものか?」

のぞみ「うん」

シロップ「ったく、しょうがないな」

身軽に取りにいった

のぞみ「うわぁ」

シロップ「大切なものは絶対に手放すな。大事なもの程、すぐに失くしてしまうものだ」

のぞみ「ありがとう」

シロップ「どういたしまして。でも、届けないけどな」

のぞみ「えーっ」

シロップ「何か来た!」

のぞみ「どこかで聞いた台詞・・・」

スコルプ「ちょっと君」

のぞみ「えっ、何これ?」

シロップ「おい、逃げるぞ」

スコルプ「何だよ。わざわざ会いに来たのに、逃げる事はないだろう」

シロップ「チッ・・・」

その頃パルミエ王国にも異変が

ココ「ココ?」

ナッツ「ナツ?」

ココ「ココ!あれは」

ナッツ「どうして来たナツ」

爆発音が

ナッツ「何だナツ」

ココ「国王達の控え室ココ」

ココとナッツは慌てて急行する

ココ「こ、これは」

ミルク「・・・・ミル」

ココ「ココ?」

ナッツ「ナツ?」

ミルク「ココ様、ナッツ様」

ココ、ナッツ「ミルク!」

ココ「大丈夫ココ」

ミルク「はいミル。でも、いきなり変な奴が現れて。怖かったミル」

ナッツ「国王達はどうしたナツ」

ミルク「攻撃を受けて、散り散りに飛ばされてしまいましたミル」

ナッツ「襲ってきたのは何者ナツ」

ミルク「エターナルって名乗ってましたミル」

ココ、ナッツ「エターナル・・・」

ミルク「ミル?」

ココは何か嫌な予感がしていた

シロップ「ああ。これはどうも。エターナルのスコルプさんじゃないですか」

スコルプ「探したよ、シロップ」

のぞみ「へえ、あなたシロップって言うの?私、夢原のぞみ」

シロップ「知ってるって。で、今日は何の御用で?」

スコルプ「最近めぼしいものが集められなくてね、何か情報をくれ」

シロップ「いや、残念ながらいい情報は無いですね」

スコルプ「そいつは困ったな」

シロップ「おい、ローズパクトしっかりと隠しとけよ」

のぞみ「え?ああ、これね。ロースパクト」

シロップ「って、何出してんだよ!しっかり隠しとけって」

スコルプ「ローズパクト!まさか、それは信じられん!最高級のコレクションだぞ。見つけた!ローズパクト」

シロップ「!」

スコルプ「何だよ、あるじゃないか」

シロップ「ああ、これは偽物ですよ」

のぞみ「え?本物だよ」

シロップ「え?」

のぞみ「だってフローラさんからもらったんだもん」

シロップ「本当頼むから黙っててくれよ!」

スコルプ「本物か偽物かは、エターナルで鑑定すれば分かる。持ち帰ってすぐにでも鑑定してもらうから、それをこちらに渡しなさい」

のぞみ「大丈夫。これは本物だから」

スコルプ「人が親切で言ってるんだ。素直に聞いた方がいいんじゃないか?」

のぞみ「ありがとう、でもいいの」

スコルプ「ああ、そう」

力づくで奪おうとする

りん「まさか、あれって」

うらら「そうですよ。間違いありません」

かれん「あの塔の上に」

こまち「のぞみさんが」

スコルプ「シロップ、これは何のマネだ?私の邪魔をしたら、どうなるか分かってるよな?」

シロップ「しっかり捕まってろ!」

のぞみ「え?キャーッ!」

スコルプ「逃がさないよ!」

りん、かれん「のぞみ!」

うらら、こまち「のぞみさん!」

りん、うらら、こまち、かれん「えーっ」

シロップ「ロプ」

りん、うらら、こまち、かれん「ロプ?」

巨大な鳥に姿を変える

シロップ「ロプ」

りん「あのでかいのが鳥?それとも飛行機?」

うらら、こまち、かれん「さあ?」

のぞみ「え、何これ。シロップ凄ーい」

シロップ「喜んでいる場合じゃないロプ」

追いかけてきた

スコルプ「逃がさないって言ったろ」

シロップ「のぞみ、しっかり捕まるロプ!」

のぞみ「うん」

全力で振り切ろうとする

のぞみ「えっ。・・・あっ」

上手く振り切った

のぞみ「やった」

スコルプ「残念でした」

シロップ「ロプー」

のぞみ「キャーッ!」

墜落し、シロップは本来の姿に

のぞみ「大丈夫?こんなに小さくなっちゃって」

シロップ「ロプ・・・」

りん「のぞみ!」

のぞみ「皆!」

りん「のぞみ、大丈夫?」

うらら「無事で良かったです」

かれん「その子、もしかしてさっき空を飛んでた」

のぞみ「うん。シロップに乗せてもらったの」

りん「うわあ、また不思議生物だよ」

うらら「可愛い」

こまち「この子がさっきの男の子なのね?」

のぞみ「ピンポーン」

スコルプ「ちょっといいかな?」

一同「え?」

スコルプ「お取り込み中、失礼」

のぞみ「あなた、またローズパクトを狙ってるんでしょ?さっきはよくもシロップを」

スコルプ「違うよ。元々ローズパクトは我々に届けられるはずだったのさ」

一同「え?」

スコルプ「シロップが届け先を間違えたんだ」

シロップ「でたらめロプ」

スコルプ「いいのかい?我々のような大きな組織に逆らったりして」

シロップ「ロプ・・・」

スコルプ「そもそも、どこの組織にも属していない君のような運び屋を誰が信用するものか」

のぞみ「私は信じるよ!」

スコルプ「ん」

りん、かれん「のぞみ」

うらら、こまち「のぞみさん」

のぞみ「シロップは私が落とした手紙を取りに行ってくれたよ」

さっきのシーン

シロップ「大切なものは絶対に手放すな」

のぞみ「シロップは私の手紙がとっても大切なものなんだって信じてくれた。だから、私もシロップの事信じるよ!」

シロップ「ロプ・・・」

スコルプ「親切にして油断させるつもりなのさ」

のぞみ「あなたはローズパクトを手に入れる為なら、平気でシロップを傷つけるような人よ!自分の我が侭で人を傷つけるなんて、絶対に許さない!」

スコルプ「・・・・・」

のぞみ「私達はキュアローズガーデンに行くって決めたの!フローラさんと約束したんだもん」

スコルプ「そうか、残念だよ。ならば、エターナルのやり方でローズパクトを手に入れるだけさ!」

本来の姿になる

スコルプ「直ちに、ローズパクトを没収する!」

のぞみ「あなたの思い通りにはさせない!行くよ、皆!」

スコルプ「ハァ?」

のぞみ「逃げろ!」

りん、うらら、こまち、かれん「Yes!」

りん「また妙な事に巻き込まれてるよ」

こまち「久しぶりね。こういうの」

うらら「でも、どうしましょう?」

かれん「今の私達には、対抗できる力は無いわ」

シロップ「何の話ロプ?」

スコルプ「さあ、ローズパクトを没収するよ!」

巨大な蝶が現れる。一度、のぞみ達の下から飛び去った蝶達だった

さらに、ココとナッツも現れる

のぞみ「ココ?」

ココ「のぞみ!」

ナッツ「あいさつは後だ」

ローズパクトに蝶が反応した

シロップ「ロプ?」

スコルプ「ローズパクトが」

携帯電話状のものに姿を変えた

かれん「これって」

うらら「もしかして」

のぞみ「おお」

りん「まさか」

こまち「新しい力ね」

スコルプ「まあいい!全て没収してやるよ!」

のぞみ「皆、行くよ!」

りん、うらら、こまち、かれん「Yes!」

のぞみ「プリキュア!メタモルフォーゼ!」

ドリーム「大いなる希望の力!キュアドリーム!」

りん「プリキュア!メタモルフォーゼ!」

ルージュ「情熱の赤い炎!キュアルージュ!」

うらら「プリキュア!メタモルフォーゼ!」

レモネード「弾けるレモンの香り!キュアレモネード!」

こまち「プリキュア!メタモルフォーゼ!」

ミント「安らぎの緑の大地!キュアミント!」

かれん「プリキュア!メタモルフォーゼ!」

アクア「知性の蒼き泉!キュアアクア!」

一同「希望の力と未来の光!華麗に羽ばたく5つの心!Yes!プリキュア5!」

シロップ「プリキュアロプ?」

再びプリキュアに変身する能力を得る

inserted by FC2 system