ウルトラマン先生 |
爛漫の春でした のんびりと平和な日本でした けれども この春の中に満ち満ちている危険を 人に先駆けて感じている 1人の青年がいました |
猛にしか感じられない 怪獣の気配だった |
東京近郊にある地球防衛軍 極東エリア基地 この基地の地下に 怪奇現象・怪獣専門のチーム「UGM」はある |
UGMのオオヤマも 怪獣の気配を感じていた しかし 平和に慣れた隊員たちの士気は オオヤマの焦りをよそに低下しきっていた |
オオヤマは 孤立無援だった しかし今 自分と同じ憂いを抱く青年を見つけた 不思議な青年だった 彼のような青年がUGMに必要だと オオヤマは痛切に感じていた |
地球防衛軍の戦闘機隊は 次々と撃墜されていった UGMは その主力戦闘機スカイハイヤーとシルバーガルを投入した |
猛は M78星雲からやって来た ウルトラマンエイティだった しかし ウルトラマンに変身するところを見られたら 地球にいられないのだった |
ウルトラマンエイティが地球上で活躍できる時間は 約3分間だった ウルトラマンエイティは 子供たちの声援を受けて 最後の力を振り絞った |
こうして ウルトラマンエイティ・矢的 猛の物語が始まった |