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大決戦! 超ウルトラ8兄弟のエンディング
 

ウルトラ8兄弟の活躍によってギガキマイラと影法師は敗れた。

8人は変身を解いてレナたちの元に戻る。

レナ「アキさん……峠を越えたそうよ!」

ハヤタ「そうか……」

ダン「よかったな郷」

北斗「絶対助かるって信じてましたよ!」

郷「ありがとうみんな……」

リョウ「お帰り。アスカ……」

アスカ「ただいま。リョウ……」

敦子「我夢……約束守ったね!」

我夢「ああ……」

レナ「カッコよかったよ。ダイゴ……」

ダイゴ「レナが僕のことを信じてくれたから……レナの方に、みんな、大切なものを思い出してくれた! だから……ウルトラマンは勝てたんだ! ありがとう……」

拍手を送る一同。

ダイゴはミライの方に近づく。

ミライ「さようなら……別の世界での兄弟たち……」

ダイゴ「ミライ……」

ミライの体が光り出す。

ダイゴ「ありがとう……」

ミライ「また会いましょう!」

ダイゴ「GIG……」

ミライは消え去り、自分の世界に帰った。

ダイゴ「(ナレーション)僕らは……忘れていた大切なものを思い出し、一歩前へ踏み出した」

数日後、アスカの所属する横浜ベイスターが優勝。

一同「バンザーイ!!」

アスカ「ありがとう!」

監督「ご苦労が冴えたね。ハッハッハ!」

新聞にも、「夢の宇宙船完成」という記事が載裏、我夢の写真が写る。

ダイゴも、遂に宇宙飛行士の夢を果たしたのだ。

最終的にはレナと結婚。

どこかの原っぱでダイゴとレナの娘・ヒカリがハネジローと遊んでいる。

ヒカリ「あっ、取って!」

そこにいたのはダイゴたちが出会った少女だった。

ヒカリ「あなた……名前は? 一緒に遊ぶ!?」

ダイゴ「(ナレーション)信じる力が奇跡を起こし……この世界は救われた。そして、僕らは知ったんだ……」

レナ「あっ。一番星、見つけた!」

ダイゴ「(ナレーション)この空の向こうに……本当にウルトラの星があることを!」

翌日

日本丸が宇宙に旅立とうとしていた。

兵士たちが演奏を繰り広げる。

テープカットをすると会場は盛り上がる。

レポーター「およそ150年前、世界に開かれた港町・ここ横浜で、まさに歴史的瞬間が訪れようとしています!」

藤宮「夢を叶えたな。我夢……」

我夢「藤宮のおかげさ……麗子さん、お久しぶりです」

玲子「行ってらっしゃい、我夢君。ひなたも、練習しよっか!」

我夢「行ってきます」

アスカ「それじゃ監督、行って来ます!」

監督「よーっしゃよっしゃ! ハッハッハ……ただ、一言言っておく。また無茶をして、宇宙で迷子になるんじゃねぇぞ!! いいな?」

アスカ「ラジャー!」

リョウ「ラジャー!」

ヒカリ「パパ、ママ……人がいっぱいだね!」

レナ「そうねぇ……」

ダイゴ「みんな僕らを見送りに来てくれたんだよ!」

そこへハヤタが現れる。

サワイ「ダイゴ君……よく、ここまで頑張ったね」

ダイゴ「ありがとうございます……サワイ国連事務総長!」

サワイ「できれば、私も一緒に行きたかったな……代わりに、しっかり見てきてくれ! 人間の未来を……」

ダイゴ「はい!」

レポーター「いよいよ出発の時間です! 初めて人類が、M78星雲、通称ウルトラの星へ旅立とうとしています!」

ダイゴたちは船に乗り込んでいた。

我夢「反重力システム、指導準備完了……」

アスカ「さあ、キャプテン!」

ダイゴ「よし! 出航!!」

日本丸のエンジンが作動し、浮上。

レポーター「飛びました! 遂に日本丸が……人類の、夢が!!」

日本丸はそのまま宇宙に飛び出す。

その後ろにハヤタ夫妻の乗るジェットビートル、モロボシ夫妻の乗るウルトラホーク1号、郷夫妻の乗るマットアロー1号、北斗夫妻の乗るタックスベースが続く。

5機の船は大気圏を越え、宇宙に飛び出す。

日本丸にはレナたちも乗っていた。

ダイゴ「行こう……ウルトラの星へ!」

船がワープに入る。

彼らは今、ウルトラの星を目指して宇宙に旅立っていった。
 

(終)
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