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太陽戦隊サンバルカンの最終回


ナレーション「アマゾンキラーは全能なる神の正体を突き止めたいと考えた。全能の神を倒さない限り女王として機械帝国に君臨できないからである」

全能の神「フフフフ」

アマゾンキラー「この奥から聞こえる」

シャッターの前で耳を澄ますとシャッターが開き、奥の扉も開いた。アマゾンキラーは中に入っていった

全能の神「よく来たな、アマゾンキラー。私の正体が知りたくなったか?」

アマゾンキラーはナイフを構え

アマゾンキラー「全能の神、あなたの負けよ!」

死んだはずのヘルサターンが止めた

アマゾンキラー「ヘルサターン!」

全能の神「お前の負けだ、アマゾンキラー。これからサンバルカンを攻撃する。お前にも手伝ってもらおう。フフフフ」

                     輝け北極オーロラ

嵐山長官「北極の上空で平和守備隊のパトロール機が撃墜された。これを見ろ」

写真を鮫島に渡す

嵐山長官「パトロール機が撃墜されながら送ってきたものだ」

鮫島「機械帝国の攻撃武器ですね、これは」

嵐山長官「そうだ。所在地点も割り出している。サンバルカン、出動せよ!」

飛羽、鮫島、豹「はっ!」

サンバルカンに変身し、ジャガーバルカンに乗り込む。嵐山長官も乗り込んでいた。

イーグル「長官」

嵐山長官「美佐が生きているような気がしてな。どうしても行ってみたいんだ」

イーグル「分かりました」

そして北極に到着した

嵐山長官「この地点だ。間違いない」

ここでサンドバルカンに乗り換え

嵐山長官「上空の気象からして、こんなブリザードになるはずがない」

イーグル「人工的なものでしょうか?」

嵐山長官「ブラックマグマの基地は近いぞ」

マシンマンが現れる

イーグル「出たなブラックマグマ!」

今さらだが、マシンマンなど相手にはならなかった

嵐山長官「あれが機械帝国の入り口だな」

4人は基地に乗り込む

全能の神「ようこそサンバルカン、歓迎するぞ嵐山長官」

嵐山長官「さては我々をここに誘い込んだな!」

全能の神「もちろん。全てコンピュータがはじき出し、全てのことがその通りに運ばれた」

嵐山長官「娘はどこにいる!美佐は生きているのか!どうなんだ、それだけでも教えてくれ!」

窓が開くが

嵐山長官「娘はどこにいるんだ!」

美佐「お父さん!お父さん!」

嵐山長官「答えろ!答えてくれ!」

美佐「お父さん!美佐はここにいます!」

ゼロスリー「気の毒だが向こうからはお前の姿は見えないし声も聞こえないようになってるんだ」

美佐「お父さん!お父さん!」

全能の神「想像に任せる。それよりお前達と命を賭けて戦いたいという闘志がいる。ゼロツー、サンバルカンを勇者の広場に案内するのだ」

ゼロツー「かしこまりました。ついてきなさい!」

美佐「お父さん!お父さん!お父さん!」

ゼロスリーとゼロフォーも広場へ向かう

イーグル「我々の相手をするのは一体誰なんだ?」

現れたのはアマゾンキラー

イーグル「アマゾンキラー!」

全能の神「アマゾンキラー、お前は機械帝国の女王だ。女王の威信にかけて戦うがよい」

アマゾンキラー「ゼロガールズ!マシンマン!私と一緒に戦いなさい!サンバルカンと戦うのです!」

しかし答えはノー。全能の神の意図を読み取る

アマゾンキラー「そういうことか」

イーグル、シャーク、パンサー「とぉーっ!」

イーグル「バルイーグル!」

シャーク「バルシャーク!」

パンサー「バルパンサー!」

イーグル「輝け!太陽戦隊!」

イーグル、シャーク、パンサー「サンバルカン!」

アマゾンキラー「銀河武者、アマゾンキラー!」

サンバルカンVSアマゾンキラーの戦いが始まった

イーグルはスティックを刀に替えると、アマゾンキラーもナイフを剣に替える

イーグル「新飛羽返し!」

アマゾンキラーの反撃にサンバルカンもてこずっていた

イーグル「ニューバルカンボールだ!」

イーグル、シャーク、パンサー「レディーセット!」

イーグル「GO!」

イーグル、シャーク、パンサー「トリプルクロス!」

パンサー「ワン!」

シャーク「ツー!」

イーグル「アタック!」

アマゾンキラーは立ち上がるが、自らの手でとどめを刺し最期を遂げる

アマゾンキラー「全能なる神・・・氷の部屋・・・」

イーグル「アマゾンキラー・・・」

3人は敬礼をする

イーグル「長官」

全能の神「さすがサンバルカン。ニューバルカンボールの威力も大したものだ」

嵐山長官「今のはヘルサターンの声か?」

ゼロフォー「全能なる神の声」

嵐山長官「全能なる神」

一同は元の部屋に移動した

嵐山長官「全能の神はどこにいる?」

イーグル「総統はどうした!ヘルサターン総統は!」

パンサー「ヘドリアン女王はどうした!」

全能の神「彼らは全て死に絶えた。命あるものはいつか滅びるのだ。そして機械生命だけが永遠に生き永らえるのだ」

嵐山長官「自らを全能の神などと何という傲慢な!破壊せよ!」

イーグル「はい!バルカンスティックミサイル」

壊したそばから元に戻っていく

シャーク「あ、元通りになった」

嵐山長官「自己再生能力を持っているんだ」

全能の神「全能の神は滅びず。いよいよ最後の対決だな、サンバルカン。黒い太陽神の復讐の時が来た」

周りのメカが合体しキングマグマになる

全能の神「ゼロガールズ、キングマグマに乗り込むのだ」

ゼロガールズ「はっ!」

嵐山長官「サンバルカンロボと対決するつもりか。決戦の時が来たぞ、サンバルカン!」

イーグル、シャーク、パンサー「はい!」

サンバルカンロボに乗り込み、最後の巨大戦が始まる

イーグル「あ、日食だ」

ゼロツー「行くぞ!サンバルカンロボ!」

総攻撃を仕掛ける

イーグル「太陽剣!オーロラプラズマ返し!・・・どうしたんだ?太陽剣が作動しないぞ」

シャーク「見ろ、プラズマエネルギーがレッドゾーンに落ち込んでいる」

パンサー「あーっ、日食でなければチャージ出来るんだが」

ゼロツー「よし、今だ!」

一方的にやられていた

全能の神「よし、やったぞゼロガールズ」

嵐山長官「日食まで計算して北極へ誘い込んだのか?」

全能の神「もちろんだ。黒い太陽神の復讐の時なのだ」

ゼロスリー「よし、叩き潰してやる」

ナレーション「サンバルカンロボは抵抗するパワーを失っていた」

全能の神「ゼロツー、サンバルカンロボを総攻撃せよ」

ゼロツー「はっ!」

その時、太陽が姿を現した

イーグル「見ろ、太陽だ!」

シャーク「オーロラだ!」

太陽剣が作動。オーロラからエネルギーを集めた

パンサー「プラズマエネルギーが戻ってきたぞ」

イーグル「フルパワーだ!」

サンバルカンロボに力が戻ってきた

イーグル「太陽剣!オーロラプラズマ返し!」

シャーク「オーロラプラズマ返し!」

パンサー「オーロラプラズマ返し!」

サンバルカンロボ「オーロラプラズマ返し!」

キングマグマを粉砕、ゼロガールズも死亡した

嵐山長官「やったぞ、サンバルカン!」

イーグル「長官!」

嵐山長官「ご苦労!よくやった!」

全能の神「勝ったと思うなよ、サンバルカン。長官の娘は我が手中にある。勝負はこれからなのだ」

美佐「お父さん!」

嵐山長官「美佐の声だ」

美佐「助けて!」

パンサー「美佐ちゃんの声だ!」

イーグル「向こうだ!」

美佐「助けて!」

部屋に入る

美佐「お父さん!」

嵐山長官「美佐!」

美佐「助けて!」

パンサー「美佐ちゃんに何をする!」

全能の神はサンバルカンに攻撃をする

ヘルサターン「少しでも動いてみろ、娘の命は無いぞ!」

アマゾンキラー「おめおめと地獄の部屋に入ってくるとは」

ヘドリアン「これでサンバルカンもお終いじゃな」

ヘルサターン「人間の弱点だ。娘に引かれて北極までやってきた」

全能の神「嵐山長官。機械帝国と人間の戦いはこれで機械帝国の勝利ということになる。認めるかね?君を生かしておいたのはここで敗北宣言をしてもらいたかったからだ。さあ、土下座して許しを請え。機械帝国に許しを請うのだ」

イーグル「思い上がるのもいい加減にしろ!」

イーグルは吹っ飛ばされる

シャーク「おい!」

パンサー「イーグル!」

全能の神「強がりはやめるのだ。さあ、嵐山長官」

美佐「助けて、お父さん!土下座して謝って。お願い、お父さん」

嵐山長官「・・・(あれは美佐では無い。アンドロイドだ。本物の美佐が私に土下座しろとは言わないはずだ)」

全能の神「どうした?娘を殺されてもいいのか?」

イーグル「長官」

その時イーグルのバルカンスティックが目に入った

全能の神「早くしろ!」

嵐山長官「バルカンスティック!」

土下座すると見せかけて全能の神を攻撃した

全能の神「うおーっ」

するとヘルサターン、ヘドリアン、アマゾンキラーの幻、そして偽美佐が消えた

嵐山長官「5分以内に爆発するぞ!」

パンサー「早く美佐ちゃんを!」

イーグル、シャーク「よし!」

嵐山長官「美佐!」

パンサー「美佐ちゃん!」

イーグル、シャーク「美佐ちゃん!」

美佐「お父さん!お父さん!ここよ!」

本物の美佐は牢に入れられていた

嵐山長官「美佐!」

美佐「お父さん!お父さん!」

イーグル「美佐ちゃん!」

牢を発見する

美佐「お父さん!」

嵐山長官「美佐!」

ブラックマグマのアジトは跡形も残らず爆発。サンバルカンと嵐山長官、そして美佐はギリギリのところで脱出した

そしてサファリパークで

助八「わーっ、すげえな」

子供A「あれ何?」

子供B「あ、シマウマ」

子供A「あれは何?」

子供C「猿、猿、猿」

子供D「あのお猿さん、助八さんにそっくり」

助八「ははは」

思い思いに盛り上がっていた

助八「ほらほら、ライオンだよ、ライオン」

飛羽「ほら、美佐ちゃんそっくり」

美佐「え、やだ」

そして3人は解散することになった

嵐山長官「君達、これからどうするつもりだ?」

飛羽「僕は部隊に戻って、ジェットパイロットの教官をやります」

嵐山長官「まさに、適任だな」

ナレーション「飛羽高之、バルイーグル。太陽戦隊の行動隊長としてブラックマグマと戦う。得意技は新飛羽返し」

鮫島「自分は研究室に戻って、海洋学の研究を続けます」

嵐山長官「いいだろう、頑張れよ」

ナレーション「鮫島欣也、バルシャーク。青年科学者らしい冷静な判断で度々ピンチを切り抜けた。得意技はシャークジョーズ」

豹「僕は田舎に帰って、親父の仕事を手伝います」

嵐山長官「ほお、それはお父さんも喜ぶだろう」

ナレーション「豹朝夫、バルパンサー。野生の豹を思わせる敏捷な動きと激しい闘志で敵を圧倒した。得意技はパンサークロー」

飛羽「長官。長官はどうなさるのですか?」

嵐山長官「そうだな、美佐のお婿さん探しでもするか。美佐もいつのまにか大人になったことだしな」

美佐「まあ、お父さんったら」

豹「助八どんには悪いけど、僕が立候補します」

助八「ハックション!何だこりゃ?」

鮫島「いやいや、美佐ちゃんを幸せに出来るのは俺だよ」

飛羽「あの美佐ちゃん、ハネムーンは月がいいかな。それとも火星がいいかい?」

美佐「ねえ、どうしようシーシー?」

シーシー「助八入れてあの4人もいる多すぎる」

豹「一人だけ選んでよ。ね」

美佐「そうね。私の恋人はシーシーよ。やっと平和が戻ったのよ。当分青春を謳歌しなくちゃ。ね、シーシー」

ナレーション「機械帝国は滅びた。だが、第2第3の機械帝国が出てこないとは言えない。その時、この素晴らしい地球を救うのは君達の平和を願い続ける暖かい心なのだ。ありがとう、太陽戦隊サンバルカン。さようなら、サンバルカンロボ」

                                           おわり

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