健太「おっさん……」

博士「お、どうだ? コクピットの方は」

健太「ダメだ」

博士「そうか」

耕一郎「動力回路が、まったく機能しないんです……」

瞬「メインコンピューターが原因なら、絶望的かも」

博士「立ち上がることさえできんのか。インカム!」

隊員「はい!」

博士が隊員からインカムを受け取り、裕作に話しかける。

博士「早川、聞こえんのか! 早川、早川!」

裕作がＩＮＥＴ基地でメガウインガーで瓦礫をどけている。

裕作「聞こえてますよぉ」

博士「メガボイジャーは、何とかなりそうか?」

裕作「当分無理ですね。なんせ、メガウインガーもやっと動いてるんですから」

博士「何?」

千里「今日は、無理だよね」

みく「出たかったけど、卒業式」

健太「こらこら、何弱気になってんだよ」

瞬「そうだぞ。卒業式はまだ終わったわけじゃないだろ!?」

隊員「博士、モニターを見て下さい!」

モニターにはなんと数100人の民間人が移っていた。

健太「何だあれ? もしかして俺たちのファンか?」

瞬「そんなわけないだろ!」

耕一郎「行こう!」

するとたちまち人々が5人に食って掛かる。

民間人「あんたたち、何でこんなとこにいるんだよ!」「ここに居座られて、こっちまでとばっちり受けたらたまんねぇんだよ!」

博士「待って下さい!　この子たちには何の罪もない、攻めるなら私を!」

千里「博士……」

健太「おっさん!」

民間人「助けてくれぇ!」

あの怪人とクネクネが出現。

民間人が逃げ惑う。

健太「出やがったな、ネジレジア!」

民間人「ほら見ろぉ、お前たちのせいだ! 助けてくれぇ!」

健太「みんな、インストールだ!」

4人「おぉ!」

5人「インストール・メガレンジャー!!」

『3・3・5』

メガレンジャーに変身してクネクネを倒す5人。

レッド「メガレッド!」

ブラック「メガブラック!」

ブルー「メガブルー!」

イエロー「メガイエロー!」

ピンク「メガピンク!」

レッド「電磁戦隊」

5人「メガレンジャー!!」

イエロー「ここまできたら、もう私たちだけを相手にしなさいよね!」

ブルー「博士もギャラクシーメガの中に!」

博士「うむ!」

すると怪人が博士のほうにジャンプして首を締め上げる。

レッドが怪人にキック。

しかし怪人は再び5人を払いのけて博士の首をまた締め出す。

レッド「メガスナイパー!!」

レッドがメガスナイパーを怪人に向けて発射。

怪人からビームを発射。

倒れるレッド。

レッド「行くぞ!!」

諸星学園。

校門に「第四十二回 諸星学園高等学校 卒業式会場」の看板が掲げられてあった。

廊下を走る恵理奈。

大岩「待て恵理奈、待てって!」

恵理奈が校長室に駆け込む。

恵理奈「校長先生!」

校長「何だね君は!?」

恵理奈「卒業式を延期して下さい!」

大岩「恵理奈!」

校長「おぉ、退院したか」

大岩「はぁ……おい、恵理奈!」

恵理奈「うちのクラスの5人は……健太たちはまだ戦ってるんです! せめて5人が来るまで、卒業式を延期して下さい!」

校長「バカ言うんじゃないっ! あの5人がいないからこそ、無事に卒業式を開けるんじゃないか!」

恵理奈「そんなの冷たすぎます!」

校長「正義のヒーローだか何だか知らんが、我が校にとってはそんな生徒は迷惑なだけだ!」

恵理奈「ヒーローだって人間です! 1人1人の高校生です!」

大岩「やめろ恵理奈……! あいつらは来る……! ネジレジアを倒して、絶対卒業式に来るさ!」

恵理奈が、校長室を飛び出す。

大岩「恵理奈!!」

メガレンジャー5人と博士がどこかの工場に逃げ込む。

怪人が追いかけてくる。

レッド「ドリルスナイパーカスタム!」

ブラック「マルチアタックライフル!」

レッド「シュート!!」

ブラック「シュート!!」

2大必殺武器を放つ5人。

だが、効いていない。

再び攻撃する怪人。

博士たちは倒れる。

レッド「何て奴だ……!?」

すると怪人から火花が飛び散り、Dr.ヒネラーの姿へと変わる。

博士「鮫島!?」

レッド「Dr.ヒネラー!?」

ヒネラー「く……久保田っ!」

博士「鮫島…」

ヒネラー「貴様だけは、この手で…うぅっ!」

博士目掛けて突き出したヒネラーの右手が突然、ねじれ始める。

博士「鮫島、やはりお前の体…」

ヒネラー「言うな、戦いはこれからだ!　私の科学の頂点を、今こそ見るがいい!!」

博士「鮫島!」

空にネジレジアの移動要塞デスネジロが出現。

ヒネラーが中に吸い込まれる。

博士「鮫島ぁ──っ!!」

ヒネラー「おのれメガレンジャーども、地獄に送ってやる!」

レッド「裕作さん、ボイジャーマシンは!?」

裕作「何とか発進できそうだけど、出せる力は70%ってとこだ」

レッド「それなら、俺たちが130%で戦えばいいってことだろ!?」

ピンク「そうよ!」

ブラック「お願いします!」

裕作「よし、わかった!」

すると警報が鳴り、メガウインガーとコックピットから火花が飛び散り、倒れる。

裕作「ボイジャーマシン発進!!」

裕作がケイタイザーで発信指令を送るとボイジャーマシン5機が月面基地から発進される。

裕作「死ぬなよ、皆」

ボイジャーマシン5機がメガボイジャーに合体して地上に降り立つ。

既にメガレンジャー5人が乗り込んでいた。

レッド「メガボイジャー、最後の決戦だぁ!!」

ヒネラー「来たな。久保田のつまらぬ科学が生んだ産物めが!」

デスネジロがメガボイジャーにビームを発射。

レッド「負けるもんかぁっ!!」

ヒネラー「見るがいい。この神の手が生み出した最高の生命体だ!」

ヒネラーがボタンを押すとデスネジロが上空して形を変え、巨大ロボット・グランネジロスに変形する。

イエロー「デスネジロがロボットになった!?」

ピンク「信じらんない」

ブルー「これが生命体なのか!?」

ヒネラー「これこそ私の科学が生んだ傑作中の傑作。その威力を存分に味わうがいい!」

レッド「行くぞ!」

2体のロボがそれぞれ立ち向かう。

グランネジロスがメガボイジャーに猛攻を加える。

メガボイジャーはデスネジロ目掛けてキックするが、受け止められ、投げ飛ばされる。

ヒネラー「どうした、メガレンジャー!?」

レッド「なめるんじゃねぇ!」

ボイジャースパルタンを出すメガボイジャー。

レッド「ボイジャースパルタン!　くらえっ!!」

メガボイジャーがボイジャースパルタンを発射。

グランネジロスの右腕が落ちる。

ピンク「やったぁ!」

レッド「よっしゃぁ!」

しかし、その傷口から新たな右腕が再生する。

ブラック「何だ!?」

イエロー「どうしてぇ!?」

ヒネラー「バカめ、グランネジロスは私という最高の頭脳を不死身の肉体に組み込んだ、究極の生命体だ!」

博士「鮫島、自らを犠牲にしてまで…なぜだっ!!」

ヒネラー「見ているか久保田、これは復讐だ!! 人間どもが私を排除する原因となった、お前への!!」

博士「鮫島!」

ブルー「どういう意味だ、何の復讐だ!?」

ヒネラー「私にもかつて不完全だった時代があった。人間を信じ、人間のために科学を使おうとした青い時代が! 宇宙開発のために、どんな環境にも耐え得るよう、人間の体を強化しようとした私は、誰からも期待の目で見られた」

回想。

ヒネラーのかつての姿・鮫島博士が、シボレナそっくりの娘・鮫島静香に改造強化実験を施している。

そしてその実験結果を書き立てる新聞・雑誌の記事。

「宇宙環境開発研究の先駆者 鮫島博士 実験に失敗」「愛娘が実験台となり死亡」

「危険すぎた未知の研究」「早過ぎた独自理論の人体実験」

「殺人科学者!! 鮫島博士 悪魔の人体実験」「学会永久追放確定」

ヒネラー「だが、進んで実験台となった娘が命を落とすと、人間どもは途端に私を攻め立てた。殺人科学者! 悪魔だと! それは久保田、お前の掲げたメガスーツ理論が、私の理論に代わって脚光を浴びたからだ! 人間の弱さ脆さに何の手も加えず、ただスーツで人間を守ろうとした浅はかな理論が!!」

怒りを込めたグランネジロスの攻撃が、メガボイジャーに炸裂する。

ヒネラー「人間を神に近づけようとした私のどこが悪い! 科学者として当然ではないか。どこが悪い、どこが悪いというのだぁっ!!」

操縦席に拳を叩きつけるヒネラー。

イエロー「悪いとか、否とかじゃない。それであなたは幸せなの? 娘さんまで犠牲にして、幸せなの!?」

ヒネラー「ならば聞こう。お前たちは幸せか? 久保田の科学でメガレンジャーとなり、挙句の果てに人間どもに裏切られ、それでも幸せかぁっ!!」

5人の胸に、ヒネラーの言葉が痛烈に響く。

そして自分たちの戦いを非難する人々のことを思い出す。

レッド「だからって……だからって、こんなことしてもいいのかよ!?」

メガボイジャーがグランネジロスにパンチとキックを繰り出す。

グランネジロスが剣を取り出して反撃。

ヒネラー「人間は裏切る。感情に左右され、すぐに平気で裏切る。だが科学は裏切らない! ジャビウスは私に、私の科学を完成させてやると言った。それを確かめるために、私はネジレ次元に飛び込んだ」

ブラック「科学は人間のためにあるんだ。お前のためにあるんじゃないっ!!」

ヒネラー「そんな人間レベルの科学のくだらなさ、証明してやる!!」

グランネジロスの剣がビームを発射。

それによりメガボイジャーの左腕が切り落とされる。

ピンク「あっ!?」

レッド「あぁっ……左腕が!?」

博士「いかん、ギャラクシーメガの修理を急がねば。みんな、急いでくれ!」

隊員「はいっ!」

博士「みんな急いでくれ、メガボイジャーが危ない!」

グランネジロスの猛攻の前に、メガボイジャーが次第に学校の方へと押されてゆく。

ピンク「まずいよ、このままじゃ私たちの学校の方へ行っちゃう!」

3年A組の生徒たちが窓を開ける。

教室へ黒沢先生が飛び込む。

黒沢「おいみんな! 君たち、早く逃げるんだ! 卒業式は中止だ! さぁ早く、逃げるんだぁ!」

生徒たちが逃げ込む。

恵理奈「待って皆! 戦ってるのは健太たちなのよ!　私たちのために戦ってくれてるのよ!?」

その言葉に、生徒たちの足が止まる。

戦いの振動で、校舎が揺らぐ。

黒沢「ダメだぁ!　早く!」

たまらず生徒たちが逃げ出す。

ただ1人、恵理奈だけが取り残される。

グランネジロスのビームが反れ、1人逃げようとする校長の側に当たる。

グランネジロスが触手でメガボイジャーに巻きつく。

ヒネラー「私を認めない者は……死あるのみだぁっ!!」

しかし、ヒネラーの体がまた捻じれ始める。

ヒネラー「うぅっ……たとえ命つきるとて、悔いはない。メガレンジャー、お前たちを倒すことで、私の科学の素晴らしさは証明されるのだ!」

レッド「負けるかよ……そんなお前なんかに!」

ブルー「そうだ!　俺たちの青春、潰されてたまるか!」

ブラック「俺たちは、人間を信じたいんだ!」

イエロー「そうよ!　1人1人は弱いけど、仲間がいれば強くなれる!」

ピンク「私たち、それが心からわかったんだから!」

ヒネラー「ほざくなぁっ!!」

グランネジロスがメガボイジャーに電磁波を流す。

今度はメガボイジャーを叩きつける。

絶体絶命の5人。

その時、誰かの声が5人を呼びかける。

「がんばれーっ!」「健太!」「耕一郎!」「千里!」「瞬!」「みく!」

校舎の窓。

恵理奈が、包帯姿のままのジロウが、そして大岩先生が絶叫している。

ジロウ「がんばれーっ! 千里──っ!!」

恵理奈「千里──っ!! みく──っ!!」

大岩「皆ーっ! 頑張れーっ!! 頑張れよ──っ!!」

レッド「み、皆……!?」

窓から級友たちが次々に顔を出し、声援を飛ばし始める。

「頑張れ──っ!!」「負けるな──っ!!」「頑張れ──っ!!」

恵理奈「みんな……!」

レッド「わかってくれたんだ…」

シンタロウが、校門でメガボイジャーを呆然と見上げる。

一同は「3」「年」「A」「組」「ガ」「ン」「バ」「レ」「メ」「ガ」「レ」「ン」「ジ」「ャー」のパネルを出す。

ヒネラー「うるさい蝿どもだ!」

グランネジロスが剣を校舎目掛けて振り下ろすが、間一髪でメガボイジャーが止める。

レッド「させるかよっ!! そっちには絶対に行かせねぇっ!!」

ヒネラー「放せっ! お前たちの無力さを教えてやる。ハハハハッ、友情とやらの儚さもな!!」

グランネジロスの剣が、メガボイジャーの胴を貫く。

5人「うわあぁ──っ!!」

大岩「大丈夫か、皆ーっ!!」

コクピットから火花が飛び散り、5人の変身が解除される。

瞬「あぁっ、メガスーツが!!」

耕一郎「何て奴だぁっ!」

千里「ゴホッ……ゴホゴホッ」

みく「嘘っ……」

ヒネラー「ハハハハハ!」

健太「負けるかよ、負けるかよぉっ!!」

瞬「そうだ! 俺たちまだまだやることがあるんだっ!!」

健太が操縦桿を引く。

メガボイジャーがグランネジロスにパンチして引き離す。

しかしグランネジロスの攻撃が続く。

5人「うわぁぁ──っ!!」

たまらずシンタロウが校舎に戻り、窓から顔を出す。

シンタロウ「死ぬなぁ! 死ぬなぁ──っ!!」

恵理奈「シンタロウ君」

シンタロウ「皆、頑張れぇーっ!!」

健太「Dr.ヒネラー…俺たちは絶対に、お前を倒すっ!!」

ヒネラー「バカめ!!」

メガボイジャーが突進し、ジャンプして強力なパンチを繰り出す。

そして吹き飛ばされたグランネジロスの剣をキャッチし、頭部に突き刺す。

ヒネラー「があぁぁ──っ!!」

火花の飛び散るグランネジロスのコクピット。

グランネジロスがメガボイジャーにしがみつく。

ヒネラーの体が再び捻れる。

ヒネラー「おのれぇ……グランネジロスは不死身だというのに、か、体が……だが私は神だ。私は勝つ! お前たちを道連れに、人間界に別れを告げてやる」

千里「道連れって!?」

瞬「まさか、自爆するつもりか!?」

生徒たちはまだ声援を送り続けている。

健太「皆を巻き添えにするわけにはいかねぇ、なるべく高くジャンプだ!」

グランネジロスをしがみつかせたまま、メガボイジャーが大ジャンプ。

コックピット内は物凄い重力だった。

恵理奈「皆!?」

メガボイジャーがグランネジロスともども、空高く上昇していく。

健太「インストールできるか!?」

重力の中、一同が必死にデジタイザーに手を伸ばすが変身できない。

みく「ダメ。ちょっと、無理みたい」

ヒネラー「久保田、俺はお前に勝つ! 今それがわかる!! ハッハッハッハ! 見ろ、ユガンデ、シボレナ、メガレンジャーの最期だぁっ!! ハッハッハッハ……」

グランネジロスとメガボイジャーのコクピットが爆発。

5人「わああぁぁ──っ!!」

グランネジロスとメガボイジャーが大爆発してしまった。

博士「皆──っ!!」

生徒たちがパネルを落とす。

ジロウ「健太!?」

恵理奈「千里、みく!?」

大岩「瞬、耕一郎!」

空には2体の姿は見えず、爆煙だけが空に残る。

博士や隊員たちも唖然とそれを見ている。

諸星学園、教室内

花が5人の机に置かれていた。

卒業式会場

全員の卒業証書の授与が終わった──。

大岩「最後に、今日は来られなかったが、この学園を守って戦ってくれた5人の勇気ある生徒たちの名前を呼んでやりたいと思います」

悲痛な表情の生徒たち。

校長も同じだった。

大岩「伊達健太!!」

沈黙が続く。

「おっ待たっせしました〜っ!!」

今の声に驚いて振り向く一同。

一同「えぇっ!?」

なんと、メガレンジャーがサイバースライダーで卒業式会場に飛来。

そして壇上にジャンプ。

恵理奈「皆……!!」

レッド「メガレッド!」

ブラック「メガブラック!」

ブルー「メガブルー!」

イエロー「メガイエロー!」

ピンク「メガピンク!」

大岩「お前ら……!」

壇上に立った5人がヘルメットを脱ぎ、素顔を見せる。

恵理奈「みんな無事だったのね!」

一同が喜ぶ。

健太「皆、ありがとう! 皆が応援してくれたから、俺たちは……勝てたんだ!」

耕一郎「ありがとう!」

健太たちが頭を下げる。

みく「爆発と同時に、間一髪で脱出してたの。間に合って良かった!」

恵理奈「そうだったんだ。良かった……本当に良かった!」

生徒たちが一斉に健太たち5人に駆け寄り、大喜び。

シンタロウが、みくのもとへ歩み寄る。

みく「あ、シンタロウ君」

シンタロウ「ごめん、俺……」

健太「もういいんだよ!」

シンタロウ「でも……」

みく「涙は、嬉しい時のためにとっておくものだよ」

その言葉に、シンタロウが泣き出す。

健太「あ〜あ、みく、お前泣かすよぉ!」

みく「そんなぁ、シンタロウ君! ね、シンタロウ君泣かないでぇ!」

大岩「はいはいみんな、改めて、卒業証書の授与だ!」

一同「イェ──イッ!!」

5人に卒業証書を渡すのは大岩だった。

「伊達健太、メガレッド!」

「遠藤浩一郎、メガブラック!」

「並木瞬、メガブルー!」

「城ヶ崎千里、メガイエロー!」

「今村みく、メガピンク!」

学生服に着替えた5人が、次々に卒業証書を受け取る。

駆けつけた久保田博士と裕作も、満足げな笑顔で拍手を送る。

最後に生徒たちは健太たちを1人ずつ胴上げする。

一同揃って記念撮影が行われる。

中央の健太を囲み、久保田博士と大岩先生が挨拶する。

博士「すいませんでした……!」

大岩「いえいえ……!」

みく「写真、写真!」

一同「イエーイ!!」

シャッターが押される。