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特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクションのエンディング
ナレーション「デカレンジャーの活躍で地球の平和は守られた。マリーも元の体に戻り、バンたちとの別れのときが訪れていた」
デカベースの見下ろす海岸で、バンたちデカレンジャーとマリー・ゴールドが別れの挨拶を交わす。
バン「良かったな、マリー。その培養したワクチンで、レスリー星の皆もすぐに元に戻るよ」
マリー「簡単にはいかないけど……頑張って絶対もう一度、明るい街を作り上げる」
マリーが手を差し出す。
バンが慌てて自分の手を服で拭い、握手をかわす。
バン「そしたら皆で遊びに行くよ!」
ウメコ「うん!」
一同も頷き合う。
マリー「じゃ……」
ウメコ「バイバーイ、元気でねぇ!」
マリーが去ってゆく。
どことなく寂しそうな表情のバン。
マリーが指先をバンに構える。
時間停止の超能力により、バン以外の面々の動きがピタリと止まる。
狐につままれたようなバンに、マリーがクスリと笑って駆け寄り、腕を組み、彼の胸にマリーゴールドの花を挿す。
そして、優しく頬にキス。
マリー「待ってる」
照れ臭そうに鼻の下を拭うバン。
バン「……うん!」
時間停止が解除される。
ウメコ「あれ?」
セン「今……時間、止めてなかった?」
ウメコ「あぁ〜腕組んでる!」
ジャスミン「顔が近い……!」
ホージー「お前……何してたぁ!?」
慌てるバンを、ホージーが羽交い絞めにする。
バン「な、何もしてねぇよ!」
ホージー「嘘つけぇ!」
追いかけっこを始める2人に、一同が笑い合う。
テツ「ナンセンス……」
ナレーション「遥か宇宙を越えて ほのかな恋が芽生えた。いつか宇宙に平和が訪れたとき、その炎は再び大きく燃え上がるだろう。捜査せよ、デカレンジャー。戦え、特捜戦隊デカレンジャー!!」
マリーが消える。
END