超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス（劇場版）のエンディング
なんとかプロトフォームＸを撃退した、コンボイたち。シルバーボルトは、去っていくブラックウィドーを追おうとするが･･･。
コンボイ「シルバーボルト、行かせてやれ！」
シルバーボルト「ですが・・・」
チータス「ねぇ、カニ野郎はどうする？」
コンボイ「あれじゃあどこにも行けまい。どうするかはライノックスと相談して決めよう。さぁ、とりあえず基地に戻るぞ！」
チータス「オーケィ！」
飛び去って行くコンボイとチータス。後ろを振り返るシルバーボルト。
シルバーボルト「ブラックウィドー、あなたは本当はデストロンなんかじゃないんですよ。いつかきっと、そのことに気づくはずデッス。」
シルバーボルトは、ビーストモードになってその場を去った。それを見届けるブラックウィドー。
ブラックウィドー「あーあ。ま、勝手に誤解させとけばいっか。シャーッ！」
ブラックウィドーもその場を去った。
一方その頃、プロトフォームＸは・・・。
プロトフォームＸ「あっ・・・あ・・・・いてっ・・・ダメじゃ･･･体のあちこちが痛うて・・・・よう動かん･･･おっ！？」
そこへ現れたのは、メガトロンだった！
メガトロン「グヘヘヘヘヘ・・・・。」
プロトフォームＸ「お、オドレ、オドレ、なにすんなら！？よせ！よせ！来るな、来るなぁ――――ッ！！！」
メガトロンは、プロトフォームＸのスパークを半分に切ってしまった。そして、再生カプセルから出てくるプロトフォームＸ。
メガトロン「素晴らしい！普通のスパークだったら、きっとつぶれていたに違いない！なるほどな、不死身の戦死というわけか！こいつはいい！」
プロトフォームＸ「なんなら！」
Ｘは攻撃しようとするが、メガトロンはスパークを潰そうとする。
メガトロン「何のマネだ？」
プロトフォームＸ「おわっ・・・がぁっ・・・！おおっ・・・！ど、どうしたんじゃ・・・！？」
クイックストライク「フハハハハッ！」
プロトフォームＸ「ぐあぁっ・・・。あがぁ・・・・！？」
メガトロン「フフ、今日から貴様の芸名は、『ランページ』だ！なかなかいい響きだろ〜？」
ランページ（プロトフォームＸ）「芸名ってなんじゃそら・・・・！？」
メガトロン「いいか、貴様のご主人様はこのメガトロンだ！貴様の命スパークは、この俺様が預かる！」
ランページ「のわぁぁっ・・・・・・！」
メガトロン「我が忠実なるしもべよ、ようこそ・・・ビーストウォーズへ！グハハハハハ・・・。」
こうして、デストロン軍団に、新たなる兵士『ランページ』が加わった・・・。
（終）