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SHADOW SKILL -影枝- 最終回



●前回のあらすじ

未曾有の危機に襲われる城塞都市クルダ。

59代目修練闘士(セヴァール)”影技(シャドウスキル)”のエレ・ラグは、クルダに落下しつつあった巨大岩盤に突撃し、
その軌道を反らすことに成功する。

一方、クルダ流交殺法陰流の使い手レン・フウマと戦う”黒い咆哮(ブラックハウリング)”ガウ・バンは、
その恐るべき実力と己が内に芽生えた恐怖のために敗北を喫しつつあった・・

果たして、エレとガウ、そしてクルダの運命や如何に!?






  (レン・フウマとのスピード対決に敗れたガウ)

ガウ「くっ・・・」

  (立ちはだかるレンに恐れを抱き尻餅をつくガウ。その表情には怯えが見られる)

  (爺さん小隊に支えられガウを見守るエレ)

エレ「ガウ! まだ闇(ダークネス)に打ちのめされた時のことが枷になってやがる・・!」


  (ガウの髪を掴むレン)

ガウ「!!」
レン「せっかく戻ってきたのに残念だったねえ。こいつはもう終わりだよ」

  (髪の毛をつかまれ弄ばれるガウ)

ガウ「うううっ」
レン「言いなよ『さよなら』ってさ」

  (言うなりガウを手放すレン。そのままクルダ流交殺法陰流絶命技”空牙(クーガ)”の構えを取る)

ガウ「!!」

キュオ「ガウくんが死んじゃう〜〜〜〜!!!」

  (耐えられず叫ぶキュオ)

エレ「!!!」


  (崖を駆け下りていくエレ)

小隊長「無茶だ、その体で!」


  (決死の形相で突撃するエレ)

レン「!!」

  ギュオッ!!(攻撃の方向を変えたレンによって空牙の直撃を受けるエレ)

エレ「どあああああ!!!」

  (エレを吹き飛ばした空牙の余波は仲間たちをも襲う)

  (剣を構えた”鷹の目(ホークアイ)”イバ・ストラ王、呪符で防ごうとするフォウリィー)

  (だが誰もが成す術無く空牙の衝撃波に飲み込まれていく)

イバ・ストラ「ぐうううう!」


  ドオオオオ!!(空牙による激しい衝撃音が響く中、それを見守る”刀傷(スカーフェイス)”ヴァイ・ローと、”紅(クリムゾン)          ”カイ・シンク)





●最終話 修練闘士(セヴァール)への道






  (誇りがもうもうと立ち込める中、レンとガウのみがそこにいる)

レン「人の戦いに水さすんじゃねえっての」

  (吹き飛ばされ瓦礫に埋まったエレ。何とか起きようともがくが動かせず)

エレ「うううう・・・・うああああ」
ガウ「ああ・・・」

  (瓦礫に埋まる仲間たちの姿を唖然と見つめるガウ)

レン「フフッ」



  (キュオを庇って衝撃波を受けたイバ・ストラも腰を落とす)

イバ・ストラ「はあ・・・」



レン「何をぼおっとしてんだよ?」
ガウ「??」
レン「おめえはもうすっかり戦う牙を無くしちまったようだなあ」

  (怯えた表情を崩さないガウ)

レン「お前何ビビってんだよ?」

  (後ろへ一歩下がるガウ)

レン「なあ、教えてくれよ? なあってばよう? 教えてよ、ねえねえ?」「教えってんだよ!」

  (怯えるガウに詰め寄るレン。胸倉を掴む)

レン「俺がそんなに怖ええか? ああっ!!?」

  (レンの問いに答えられずガタガタと震えるだけのガウ)

レン「はっ! 何もかも怖ええってツラしてらあ」

  (ガウの胸倉から手を離すレン。地面を這って逃げようとするガウ)

レン「痛みを恐れて、死を恐れて、誇りが汚れて、哀れだぜおめえの弟はよ」
エレ「・・・・・」
レン「勝利を信じることさえできねえ敗北の心を持った闘士(ヴァール)とは笑わせるぜ!」


  ゲシッ!ゲシッ!(怯えるガウにひたすら蹴りを見舞うレン)

レン「おめえみてえな奴は、はなっからヴァールになんてなんなきゃよかったんだ!!」
エレ「ガウ!」
ガウ(エレ・・・・・エレ姉・・・・・・)

  (レンに蹴り飛ばされるガウ。その目はいまだ怯えている)

ガウ「ううう」
レン「へへへっ! まだ生きてんだ。おめえは単純だなあ。姉ちゃんに言われるとすぐ頑張っちまう」
  「でも、もう死んじゃっていいよ」
エレ「・・・・ううう」

  (何とか起き上がろうとするエレ)

レン「これからこいつの首を取る!!」

  (ガウの首を掴み高々と掲げるレン・フウマ)


  ドサッ!(力尽きて坂を転がり落ちるエレ)


レン「こいつはセヴァールじゃないけどさ、”ブラックハウリング”の首を取ったとなれば、陰流のいい宣伝になるからな」


  (地を這って近づこうとするエレ)


レン「俺にさ、ビビッちまって前に出れないヴァールに首なんていらねえもんなあ!」
ガウ「・・・・・・」


  (朦朧と夜空を見るガウ。かつて死の恐怖を味合わされたダークネスの言葉を思い出す)


ダークネス(あなたは知っているはずです。己が魂を微塵に砕くほどの恐怖を・・・・)

ガウ「恐怖・・・・・」
レン「あ? 何をウダウダ言ってんだ!」

  ガツ!(地面に投げ捨てられるガウ)


ダークネス(その恐怖を乗り越えられるのはこの世でただひとつ。あなた自身の心)

ガウ(心・・・・・)

  (ガウの首を掴むレン。彼の背後にダークネスの姿を見るガウ)


エレ「ガ・・・・ガウ・・・・」


ダークネス(”ブラックハウリング”ガウ・バンよ)
     (”シャドウスキル”の手助けがあろうとなかろうと、結局はあなた自身で乗り越えていかねばならないのです)

ガウ(・・・・・ダメだやっぱり・・・・僕は一人じゃ・・・・エレ姉・・・・・エレ姉・・・・)


ダークネス(真の獣は大地にただひたすら生きる。そして仲間と共に牙を磨く。生きてゆくために、獣に戻りなさい)


  (朦朧とするガウの前に現れたダークネス。彼がガウに見せたものは・・・・・・)








  ダダダダダダ!!(何かが激しく走る音。広大な大地で生きる野牛の群れだ)

  (自然に生きる獣たちの姿を見るガウ)

  (一頭の野牛がライオンに襲われている)

ガウ「!!! うわあああああああああ!!!!!!!」

  (ライオンに襲われる野牛と同じ痛みを感じるガウ)



ダークネス「わかりますかガウ・バン? 獣の限りなく純粋な心が」



  (卵から孵る一羽のヒナ)


ダークネス「羽ばたきなさい大空へ。獣の心を感じるのです」
     「迷いを振りきり、羽ばたくのです」



  (孵化したヒナはやがて成長し、雄雄しきタカとなって羽ばたいていく)



ダークネス「かつてあなたの心には何の迷いも無かった。獣のように」
ガウ「でも僕は獣じゃない、人間だ。人間は獣にはなれない」
ダークネス「獣の持つ純粋さを学ぶのです」



  (タカと一体化して空を飛ぶガウ。地上ではライオンが狩をしている)



ダークネス「獣の牙はその美しさの証し。立ち戻るのです原点に」



  (再び大地の獣たちの姿を見るガウ)


ダークネス「あなたは死の恐怖を知り、その恐怖を乗り越えることができぬまま立ち竦んでいますね?」
     「真の恐怖を知り、それを乗り越えた者のみが真の牙を手に入れられるのです」
ガウ「・・・・・・・」



  (果てしなき大地の上に立つガウ。地平線の果てからやってくるのは・・・・・)

ガウ「・・・・・・・・!!」「エ・・・・・エレ姉・・・・」

  (ガウが見たエレは傷だらけのライオンに姿を変える)






ガウ「恐怖・・・・それを知ってなお戦う・・・・それが本当の力・・・・・」
レン「あ??」

  (レンの前で呟くガウ。理解できないレン)






  (傷だらけのライオンの前に立つガウ)

エレ(あたいが死んだとしても、お前があたいを望むなら、お前の心の中に潜む恐怖ってやつに打ち勝つ唯一の剣になる)
ガウ「その誇り高き剣の名は・・・・勇気・・・・・」

  (かつて夕日の中でエレが語った言葉を、口づけとともに思い出すガウ)


  (力尽きたライオンはハゲタカに啄ばまれ、やがて骨となる)

  (だが屍の下からは小さな草が生え、美しい花を咲かせた・・・・)





  (現実に戻ってきたガウ。微笑を浮かべる)

レン「笑ってんじゃねえよ!!」

  (ガウを空中に放り投げるレン)

ダークネス(あなたは純粋なる獣。あなたを支えているのが、気高き牙を持つ仲間)

レン「うわあああああ!!!!!」
ガウ(・・・仲間?・・・・・!!!)
レン「ちぇああああ!!」

  (空中に放り出されたガウに回転蹴りを見舞おうとするレン)
  (だがガウは一瞬にして姿を消した)

レン「!?」

  (しっかりと地面に着地したガウ)

レン「あ??!」

  (レンと目を合わせるガウ。その表情にもはや怯えは無い)

レン「・・・・・・!??!」

  (ガウの目に気圧されたか思わず下がるレン)


エレ「・・・・・・」

  (迷い無く立ち上がったガウの姿を見るエレ)


ガウ「ハア、ハア・・・・・ゆ・・・勇気を・・・・」
レン「な・・・・何だ?」
ガウ「勇気を・・・」
レン「な・・・・・何だよ〜〜〜〜!!!!」

  (前へ進まんとするガウ。その姿に怯えた表情を見せるレン)

ガウ「立ち・・・向かう・・・勇・・・気を・・・・」
レン「さっきからブツブツ言いやがって! 何が勇気だ!」




 (ガウとレンの戦いを見守っていたフォウリィー。突然なにかを感じる)

フォウリィー「!? 何?! これは・・・・呪符?」


 

  (ゆっくりとレンのほうへ進んでいくガウ)

レン「くっそう、やってやる、一思いにやってやる!!」




フォウリィー「微かでいながら途轍もない力を秘めた呪符の気がガウの体から!」

  (ガウに目を凝らすフォウリィー。左足のレッグシューズに納められた呪符を見つける)

フォウリィー「あれだ!」

  (呪符目掛けて走り出すフォウリィー)




レン「死ね〜〜〜〜〜!!!」
ガウ「!!!」



  (ガウの元へ走っていくフォウリィー。走りながら念を凝らす)

フォウリィー「フォウリンクマイヤー・ブラズマタイザーが符に問う! 其は何ぞ!!」



  ピキィィィン(フォウリィーの言葉に反応して輝きを放つ呪符)

呪符「ワレハ・・・・われは・・・我は心に牙を持つ獣なり」


  (呪符がガウの周りに散っていく)

レン「あああああ!!!」

  (ガウに拳を振るおうとするレン)

呪符「その牙を持ちて輝かしき一歩を踏み出させるものなり・・・・」

  (舞散った呪符は”邪の符”。かつてガウに倒された”G”カイン・ファランクスが遺したものだ)

  (ガウに突進していくレン。その前で呪符が組み合わさっていく)


  ガン!!(拳を放つレン。しかし、その一撃は呪符が組み合わさってできた腕によって阻まれる)


レン「!!??」


  (修練闘士の印を入れたその手はまさしくカインのもの)

レン「ああああ・・・・!」


  (呪符の腕に手を伸ばすガウ。二つの手はしっかりと握り合わされた)

エレ「・・・・・・!!」

  (光の中、カインの姿が見える)



ガウ(カインさん・・・・?)
カイン(ただひたすらに進むがよい・・・・・真っ直ぐに・・・・前へ!!)





  ボウウ!(再び呪符に戻るカイン。舞散る呪符の中、対峙するガウとレン)

レン「お前は踏み出せやしない、一歩たりとも・・・・一歩たりともなあ!!!」
ガウ「・・・・・・・!!」

  (怯えを隠すように叫ぶレン。それを静かに見つめるガウ)

  (山間から太陽の光がさす)

レン「お前なんか前に出られるわけが無い、出られるわけが無いんだ・・・・」
ガウ「・・・・・・・・・一歩前へ!!!」
レン「・・・!?」

  (言葉どおり一歩前へ出たガウ。その姿に後ずさるレン)

  ジャリッ!(地面を砕きつつ一歩一歩前へ行くガウ)

レン「・・・・・なめんじゃねえっっ!!!!」「でややや〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

  (叫びつつガウに突進するレン)

  ギイイン!(ガウが払った一撃で吹き飛ばされるレン)

レン「お・・あああ・・・」


フォウリィー「あの子!」


  (素早く体勢を立て直すレン)

  (一枚の呪符を掲げるガウ)

レン「さっきの競争、もう一回やるってのか?」

  (さきほどは惨敗した速さと一撃を競う勝負をもういちど行おうというガウ)

レン「ハアッ、ハアッ!」
ガウ「いくぞ・・・!」

  (呪符を高く投げ上げるガウ)
  (ゆっくりと落ちてゆく呪符)

  (息を切らせるレンに対し静かなガウ)

レン「ちぃっ!! 落ちるまで待ってられるか!!」

  (ガウに突進するレン・フウマ。微動だにしないガウ)


「武技言語開始」


ガウ「我が心にある恐怖に打ち勝つ勇気と魂よ! 我に翼を、我が影技に羽ばたく力を!」

  (武技言語により力を高めていくガウ、その周りには白い羽根が舞う)

レン「うりゃあああ!!!」

  (叫びながら腕を振るうレン)

  (静かに立つガウ。やがて羽ばたく音が聞こえてくる)


 バサバサ!! (”黒い翼(ブラックウィング)”のディアスが・・・・ガウを守り壮絶な死を遂げた彼の幻が空より舞い降りる)



レン「うああああああああああああああ!!!!!!」

  (激しい雄叫びを上げつつつっこむレン・フウマ。微動だにせず迎え撃つガウ)


  (優しくガウの背を押すディアス)




ディアス(飛べ! ガウ!)




  (拳を振るうレン・フウマ。だがガウの姿が消える)

レン「!!!」

  (宙を飛びレンの頭上を取ったガウ!)

ガウ「裂破(レイピア)ーーーーーー!!!!」

  (クルダ流交殺法影門死殺技”裂破(レイピア)”。全身をオーラで包んだ渾身の飛び蹴りが放たれた!)

レン「!?! ぐああああ!!!」

  (攻撃に気づいたレン。裂破をガードして弾き返す)

レン「取ったーーーーーーーー!!!!」

  (空中のガウに空牙を放つレン。だが!!!)

ガウ「影門最源流死殺技”神音(カノン)”!!!!」
レン「カノン?!! な・・・なんだそれは??!!」

  (影技の奥義が・・・超振動の一撃がレンに決まった)
 
  ドゴオオオオ!!(凄まじい衝撃と閃光が辺りを覆う)

エレ「ガウ・・・」
フォウリィー「ガウ!」
キュオ「ガウくーーーーーん!!!」

  (衝撃と閃光に包まれるガウとレン)




  (そのころ、クルダ流交殺法陰流の開祖シア・カーン。レンの師である彼はいつも弄んでいる球を投げ捨てた)
  (それは、レンの敗北を悟ったがためなのか・・・・)




  (戦いが終わったクルダ。呪符を持ち佇むガウ。傍らにはレン・フウマが倒れている)

  (風が吹く中、ガウを見守るエレたち)

  (呪符を見つめ静かに涙を流すガウ・・・・・)

レン「こ・・・・怖いよう・・・・怖いよ・・・・こわい・・・・・」

  (ボロボロになり恐怖を浮かべて呟くレン・フウマ)

ガウ(見ていてくれましたか? みんなが・・・・みんながくれた勝利です・・・!)

  (髪をなびかせてガウを見つめるエレ)


  (崖の上で戦いを見ていたカイ・シンクとスカーフェイス)


カイ「”シャドウスキル”には、未曾有の危機を回避したという功があるにせよだ。四天滅殺の掟を破った罪に対しては、それ相当の処分   を下さずばなるまい」
スカーフェイス「大目に見てやりゃあいいじゃねえか」
カイ「そうはいかん」
スカーフェイス「融通の利かねえ男はモテねえぜ?」
カイ「そうでもないさ」
スカーフェイス「ちぇっ! 色男ぶりやがって・・・・が、しかし極刑てことはねえよな?」
カイ「シャドウスキルは当分の間、クルダを追放ってとこかな」


「だが、その処分には『ガウ・バンを従者として同行させる』という条文が付け加えられた」
「発案者は”スカーフェイス”ヴァイ・ローであったという・・・・・」



  (つくりかけのエレの彫像。それを見てため息をつく彫刻家)

彫刻家「はあ〜〜〜〜結局完成せずか・・・・・・」






  (クルダから旅立つエレとガウ)
  (相変わらず大荷物を背負ったガウ。エレはというと・・・その荷物の上でくつろいでいる)

  (”緑のタコ足亭”の再建を見守るフォウリィーとフェオリナ)

  (分かれ道の前にくるガウとエレ。右の道を進む)

  (そんな二人の後を密かについてくるのは・・・・なぜかジト目のキュオ)

  (さらにキュオの後方から彼女を追うロウ・・・・だが、追うのをやめてしばし考え、来た道を戻る。かと思ったら・・・・)

ロウ「乙女よ〜〜〜〜〜〜!!!!」

  (結局キュオを追って爆走していくロウ。実は追い抜いてしまったこともしらずに・・・・・)

  (道の途中で酒を飲むエレ。呆れた様子のガウ。二人の背後の道を爆走していくロウ)


  (一方、ジュリアネスでは、最強の修練闘士スカーフェイスが、奥さんのフォルスティースに土下座していた・・・・)


  (再び歩き出したガウとエレ。二人の後をついていくキュオ。そして見当違いの方向へ走っていくロウ・・・・)







  (どこかの遺跡。太陽の輝きに包まれる中を戦うエレとガウ)


エレ「天に日の満ちる時、地に影生まれいずる」

  「影は森羅万象の姿見なり」
  
  「姿見は我が身に鞭打ち、これを研磨し、しこうして無類のセヴァールとなれり」

  「セヴァール曰く『我が一撃は無敵なり』」

  「世の者ども彼のセヴァールを讃えて曰く『其は比類なき栄誉と恐怖を司るもの』と・・・・・」


  (宙を舞い蹴りを交わす二人。エレが地面に落ち、ガウは勝利の輝きを受けていた)

  (それは新たな修練闘士の誕生の瞬間なのか・・・・)




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