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真・仮面ライダー
序章
プロローグ
のエンディング
生化学研究所(ISS)に監禁された明日香 愛、風祭真の父・風祭大門を救うため、真は単身でISSへ乗り込む。
真は愛と大門と共に研究所を脱走しようとしたもの、作戦失敗で狂乱した所長・氷室巌が愛を射殺。
怒りに燃える真は改造兵士の姿へと変身を遂げ、氷室を殺害。さらにレベル2改造兵士・豪島をも倒す。
真は愛の亡骸を抱きつつ、大門と共に研究所を脱出。
しかし、セーラ深町を始めとするCIAのメンバーに包囲されてしまう。
セーラ「残念だわ、真。殺したくなかったけど……あなたも鬼塚と同じ、いえ……全く新しい最強の
改造兵士
サイボーグソルジャー
とわかった以上、生かしておくわけにはいかないの……全世界の、平和の為に……」
哀しげに、セーラが銃を真へ向ける。
セーラ「Good-by……真」
ところが、そこへ爆音が響く。財団の放ったヘリコプターが飛来したのだ。
ヘリからの機関銃やロケット弾の砲撃に、CIAメンバーが次々に倒されてゆく。
ヘリが網を放ち、大門を捕える。
咄嗟に真もジャンプして、その網にとりつく。
何とか網を引き裂こうとする真。しかしヘリから拘束具が放たれて真を捕え、動きを封じてしまう。
真が地上を見下ろす。
地面に倒れている愛。彼女の死に際の言葉が胸を過ぎる。
(愛『たとえ、どんな姿で産まれようと、私と真との結晶……この子さえ残せたら……私は、安心して……お願い、真……この子を……この子を……』)
瀕死のセーラが、地面に転がっていたロケット砲を必死で手にする。
ロケット砲が火を吹き、ヘリに命中。
そのまま煙を吹きながらヘリはISSビルに激突……
ISSビルが大爆発──
どこかの地下道。
変身を解いた真が、愛の亡骸を抱いて歩いている。
愛の腹が光を放つ。
その光が立体映像のように、虚空に愛の胎内にいる胎児の姿を映し出す。
人間とバッタが融合した異形の姿ではあるが、それは確かに真と愛の子であった。
胎児の姿が光と化し、これからの真の行末を導くように、彼方へ飛んでゆく。
真が静かに頷き、再び歩き出す。
ISSは壊滅したが、世界を陰から牛耳る野望を抱く“財団”は未だ健在である。
これからの真の行く手には、どんな戦いが待ち受けているのであろうか……
TOP SECRET
TARGET
CODENAME
MASKED RIDER
(終)