※ テレビシリーズ『地獄少女 三澪』とほぼ同じですが、ラストは異なります。 |
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──四百年以上まえ── お嬢の村はたびたび飢饉におそわれ…… それをしずめるため七年に一度 村の少女を山神さまへとささげていた お嬢も……いけにえにえらばれた一人だった だが両親はお嬢を見殺しにすることができず おきてにそむき お嬢を山奥のほこらでかくまった 幼なじみの仙太郎のたすけもあって なんとかかくれて暮らしていたが ある日村人に見つかってしまい 両親とともに生きうめにされた── (あい『ゆるさない……!! こいつら全員……!!』) そして…… 死後 怨霊となったお嬢は村を焼きつくした…… |
ゆずきの母「ごめんなさい 返します 辻乃橋を地獄へ流しても 夫は帰ってこないし…… 地獄におちたら 二度と夫に会えなくなるから わたしは自分の力でゆずきを守ります」 |
だれも たすけてくれなかった 人は弱い 自分を守るために 見て見ぬフリをする だけど…… 悲しいことばかりじゃなかった |