一目連「悪魔の子と呼ばれた少年がいた。彼の周りで人が消えていく。彼は、何もしていないのに」 骨女「本当は、街の連中が地獄通信を使って怨みを晴らしていた。連中は、人が消えた事件をすべて紅林拓真のせいにしようとした」 輪入道「だが、悪事はそう上手くは進まねぇ。若い刑事が悪巧みに気づいた。すると……」 一目連「その後、刑事は連中に捕まって殺されそうになっていた拓真と妹を救出した。これで事実を白日のもとに晒せばすべては終わる……」 骨女「……はずだった。ところが……」 輪入道「刑事が……流された」 |
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輪入道「その後、あの刑事が録音していた会話がマスコミに公開されて、紅林拓真の無実は証明された」 骨女「でも、あの子に罪を被せようとした連中は、早々に町を出て行って行方知れず……」 一目連「もちろん、地獄通信のことをまともに扱う報道もなかった。新興住宅地で起きた集団狂気事件……それでお終い」 輪入道「ま……そんなもんだろう」 |
受け取りました。 地獄少女 |