戻る TOPへ

獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦のエンディング
 

ゲキレンジャーと臨獣殿の活躍によって、ヤンの野望は打ち砕かれた。

ラン「凄かったわね。まさかあそこまでできるなんて……」

レツ「根源を同じくする獣拳同士……だから奇跡も起きたんだ」

ジャン「やっぱネイネイホウホウだな。なあ理央!」

理央「勘違いするな。俺は臨獣拳のために戦っただけだ……」

ジャン「んーっ……」

メレ「そうよ。今度あったらメッタメタのギッタンギッタンにしてやるんだからね! 理央様……」

去っていく2人。

ジャン「ううっ…… やっぱりあいつら、ゾワゾワだ……」

翌日、ジャンたちは帰路に着こうとしていた。

ラオファン「ドウジェ。ジャン……」

ジャン「ドウジェ? ドウジェって何だ!?」

ラオファン「いろいろありがとうってことよ……」

ジャン「そっか。じゃあ俺も、ドウジェ、ドウジェ…… ああっ……」

レツがジャンを引っ張る。

レツ「日本にも遊びに来てください。僕がご案内します」

ラン「私もまた、香港に遊びに来ます……」

ラオファン「待ってます。じゃあ、さよなら…… 皆さん」

ジャン「うん! 元気でね……ラオファン!」

ジャンとラオファンが握手を交わそうとする。

「ちょっと待った!!」

やってきたのはシャーフー、美希だった。

ジャン「美希、猫!」

美希「何あなたたち。もう終わっちゃったの!?」

レツ「はい。無事野望を打ち砕きました」

ラン「はい!」

シャーフー「そんなことは当然じゃ。しかしせっかく駆けつけたワシらの立場はどうなる!?」

ラン「そうおっしゃられても……」

美希「仕方がない…… こうなったら……」

シャーフー「うん……」

美希「おいしいものいっぱい食べに行きましょう!」

この一言に倒れる一同。

美希「ねぇ、なつめ?」

後ろから出てきたのはなつめだった。

なつめ「うん! マンゴープリン、食べたい!!」

美希「うん……」

ジャン「なつめも着たのか!?」

ラオファン「じゃあ、私が案内してあげる。行きましょう……」

ラオファンはジャンの手を引っ張る。

ジャン「わああっ……」

なつめ「やったー!!」

ラン「マスターも、早く早く……」

シャーフー「行く行く……」

レツ「ちょっと!!」
 
 

(終)
inserted by FC2 system