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烈火の炎  最終話

 

 

 

姫:「烈火くんおぼえてる?ここで私達はじめてお話したの。」

のどかな公園で烈火と姫はたこ焼きを口にする

烈火:「おーーーっ!姫がヘンなバカにナンパされてたんだっけ!!」

姫:「うん。ここで烈火くんが「お前の忍びになるっ」って言ったの。」

姫:「「姫」って初めて呼ばれたのも・・・ここ。」

烈火はにっこり笑う、すると電話が音を立てる

姫:「また土門くんじゃないの?とりなよぉ。」

烈火:「どーーせ学校来いとかだべーーーーヤダ。」

姫:「とりなさい!」

しぶしぶ電話にでる烈火

烈火:「なんだバカヤロー。」

空海:「よォっ烈火!!!」

ばかでかい声をはりあげる

空海:「空海だ!!例のはそっちに着いてるか!?」

烈火:「おーーーーっ、おっさん!!きたきた!またやんのか、アレ!?」

姫は烈火に一枚の紙切れを渡される

その中に書いてあったのは、トーナメント表であった

空海:「主催者はオレ!!明日開戦だ!!」

空海:「殺し御法度のクリーンな大会だぜ!!Xとして出ろって!!前回のMVPなんだから!!」

神威:「なになにーーーっ、烈火くん!?かわってぇ、私よーーー神威ーーーーーっ」

空海:「土門も風子もめんどくさいといって・・・・せめてお前・・・」

亜季:「えーー?土門のヤツ勝ち逃げーっ!?」

鬼凛:「烈火くーん、鬼凛ちゃん、でぃーーっス!!」

空海は電話を切る

螺旋:「どうだ?」

空海:「「たりィ」だって。」

螺旋:「やっぱり。」

辰子:「ウソつきーーーーーっ!!烈火さん来るっていったじゃない!!?」

藤丸:「知るかよ、ブスブスブーース。」

 

とある山奥に移動した、烈火たち

姫:「見せたいモノってなーーに?」

烈火:「ちょっと前から準備してたんだよ!」

姫:「花火?」

烈火は大きな筒状のものをいじくる

烈火:「姫のために作った特別製だ!!まっててくだされよーー姫!」

姫:「・・・・・・・」

姫:「もう姫はおしまい!!烈火!!」

とまどう烈火

姫:「火影がなくなって、あなたはもう忍者じゃない。私ももう姫じゃないの。」

やさしく言う

姫:「「柳」だよ。烈火。」

烈火はにっこりと微笑む

烈火:「打ち上げるぞ、柳!!!」

柳:「うんっ。」

 

花菱烈火

火影忍軍 七代目頭首

炎の右腕で火影の歴史に終止符を打つ

火影はもう存在しない

奇なる運命

仲間と共に歩んだ運命

運命の扉は今ゆっくりと閉じてゆく

そして・・・・・・

また新たなる扉が開かれる

 

大きな花火が、夜空に打ちあがる

 

 

 

烈火の炎  

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