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忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッとTHE MOVIEのエンディング
宇宙忍猿ビザールとブリザールが合体・巨大化、アシュラザールとなって迫る。
ハリケンジャーたちが旋風神、轟雷神、天空神の3大カラクリ巨人で応戦するが、必殺奥義が全く通用せず、苦戦を強いられる。
ライーナ「鷹介! このペンダントの力を!!」
ライーナが胸のペンダントを空にかざす。
3色の光がほとばしり、虚空から3つのカラクリボールが出現する。
ブルー「嘘っ!?」
カブト「カラクリボール……!?」
そしてカラクリボールの中から3つのパーツが現れ、組合さり、映画冒頭でシュリケンジャーを襲った飛行体が完成する。
イエロー「あれは!」
シュリケンジャー「あの時の……飛行体!?」
ライーナ「トライコンドルが、あなたたちのカラクリ巨人をひとつにするわ!」
クワガ「何、そんなことができるのか!?」
レッド「理屈はわかんねぇけど……行くぜ!!」
ライーナ「銀河超越……!」
全員「三神合体!!」
旋風神が変形したボディを中心に、轟雷神が分離して手足に。
そして天空神が胸部パーツとなって合体。
さらにトライコンドルが3つに分離して頭部、両拳となる。
全員「天雷旋風神、推参!!」
おぼろたちも予想外の合体に驚愕する。
ナックル「格好いいっクル〜!」
おぼろ「あんな合体……どういう仕掛けやぁ?」
館長「異星の者がカラクリシステムを……なぜじゃ?」
アシュラザール「何べん来ようと、このアシュラザールに勝つことはできぬ〜!!」
再びアシュラザールの攻撃が炸裂。
6人「ダブルクロスフォーメーション!」
胸部の天空手裏剣がガードとなり、攻撃を跳ね返す。
6人「絶対究極奥義、アルティマストーム!!」
天雷旋風神の全身の回転盤が回転、胸部にエネルギーが集中、凄まじい真空竜巻が放たれる。
アシュラザール「ぐわああぁぁ──っっ!!」
竜巻に巻き上げられたアシュラザールが、断末魔の叫びと共に爆発四散。
ライーナ「やったぁ!」
レッド「よっしゃあ!」
ライーナ「やったね、鷹介!」
海岸。
鷹介たちがライーナを見送る。
ライーナ「さらばハリケンジャー、見送り大儀!」
ナックル「バイバイっクル〜!」
ライーナがナックルを連れ、トライコンドルに乗り込む。
吼太「最後の最後までお姫様だったな」
七海「でも、もし鷹介が結婚してたら、今頃彼女の星の王様になって、今頃私たちなんか、口も訊いてもらえなくなってたかもね?」
鷹介が照れ笑い。
ライーナを乗せたトライコンドルが飛び立つ。
七海と吼太が大きく手を振る。
吼太「バイバイ!」
七海「さようなら! さようなら!」
吼太「バイバイ!」
七海「元気でね、さようなら!」
吼太「ナックル、バイバイ!」
七海「バイバイ!」
吼太「バイバイ、ライーナ!」
ライーナ「ありがとう……鷹介。私もう逃げないわ。使命からも、宿命からも。さようなら、ハリケンジャー……」
鷹介 (ライーナ……)
館長「誰しも背負っているものがある。要はそれにどう向き合い、どう生きるかだ……!」
おぼろ「流石はお父ちゃん、えぇこと言うなぁ〜 ……で、あの子が帰ったということは?」
ライーナの力で人間の姿に戻っていた館長が、光に包まれ、みるみるハムスターの姿となる。
館長「またハムスター館長に戻ってしまったか……」
おぼろ「はぁ〜お父ちゃん、やっぱり……」
おわり
