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魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャーのエンディング
 

マジレンジャーとデカレンジャーの活躍によってバボンとアボロスの野望は打ち砕かれた。
 
戦いを終えた一同は魔法部屋でファンタスティックハッピーデーを行っていた。一同「カンパーイ!!」

『天空の花』は魁の服に付けられていた。

魁「色々あったけど、ありがとうございました」

バン「よかったな、今日中に取り返せて。次の10年後はさ、俺たちも新しい家族作ってるかもな……」

魁「あ、そうか。俺も山崎さんと……」

バン「俺もマリーと……」

魁のマージフォンには魁の片思いの相手・山崎由佳の、バンのSPライセンスにはレスリー星人・マリー・ゴールドのプリクラが張られていた。

写真を見てニヤニヤする2人。そこへホージーと翼が現れて2人を押す。

翼・ホージー「何のぼせてんだよ!」

魁が蒔人の方に倒れる。

魁「お、そうだ! まだまだ無理っス。上の4人に当分見込めなくって、俺が先越すわけにはいかないっスから」

蒔人「そういうこと言う奴には、兄貴アタック!!」

ホージー「お前もだ!!」

蒔人は魁にアタック。

ホージーもバンを追い掛ける。

スワン「やっぱりいいわね、ドギー。家族って……」

ボス「うん、そうだな」

ウメコ「いいかもね、家族を作るってのも」

セン「俺たちも同じ方法をとりあえず埋めてくか……」

センの言葉に照れるウメコ。

芳香「だったら……ホレホレ、こうしなきゃ!」

芳香がウメコとセンをくっつけると、2人は照れて背中を向け合う。

ジャスミン「私も、電話してみよっかな」

麗「ジャスミンさん…… 私、応援してます!」

ヒカル「いつまでもこんな雰囲気の中にいたい気がするな……」

テツ「俺も、今は地球署の皆が家族だと思っています」

ヒカル「なんかいいね、それ」

テツ「はい……」

スモーキー「魔法猫だって列記とした家族の一員だニャ!」

マンドラ「草だってそうでござりますです……」

マーフィーもそうだと吼える。

蒔人にプロレスをかけられる魁に翼も加勢する。その時、『天空の花』が光りだした。

いくつかの光が魁たちの手に止まる。

ボス「これは……」

一同が手に持っているのは花だった。そこに、深雪の面影が花と重なる。

スワン「あ、今、深雪の声が聞こえた気がした。これは、『幸せの花』だって……」

深雪のオルゴールが鳴り始め、辺りは暗くなる。

ボス「『幸せの花』か。じゃあ、俺のは君に……」

スワン「私のはあなたに」

ボスやスワンの他にもマジレンジャーとデカレンジャーも『幸せの花』をに差し出す。

バン「俺たちから君へ……」

魁「君たちからも、誰かに分けてあげてくれよな!」
 

(終)
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