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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼のエンディング
爆弾の最後のコードが青とわかったコナン。
蘭に伝えようとするが、声が届かない。蘭はコードに手を付け始めた。
コナン「蘭! ら――――ん!!」
コナンは必死呼びかけるが、消防隊員に抱えられ、その場から去られる。
いよいよ時間も残りわずか。
果たして、蘭の運命は!?
蘭(さよなら、新一!!)
コナン(蘭!?)
蘭はとうとうコードを切った。
時間は0時3分を迎える。
爆弾のタイマーも2秒前で止まっている。
そして、蘭が切ったコードは青だった。爆弾の解体は成功したのだ。
森谷(バ、バカな……)
森谷は呆然とする。
爆弾解体成功に喜ぶ人々たち。
ホッとする蘭。
閉じ込められた人たちも救助され、救急車に運ばれるなどする。
広場では小五郎が蘭が救われてうれし泣きする。
目暮「いやー、蘭君が無事で本当によかったな……」
小五郎「はい、ありがとうございます!!」
そこへ、日売テレビのスタッフたちが小五郎の元に集まる。
スタッフ「毛利名探偵、今回の爆弾事件についてどうですか!?」
小五郎「いや、今回はそもそも今回の事件は……私の名探偵としての冷静を行わせようと、娘の蘭にトラップを仕掛けたものでありまして」
小五郎がインタビューを受けている中、蘭が新一を探す。そこへ、蘭が目にしたのはコナンだった。
蘭「あら、コナン君。迎えに来てくれたんだ…・・・」
コナン「うん」
蘭「どうしたの? その包帯」
コナン「あ、ちょっと転んじゃってね」
蘭「気をつけなきゃダメよ。それよりコナン君、新一見なかった!?」
コナン「あれ!? さっきまでいたのに……」
蘭「もう。せっかく誕生日プレゼント買ったのに……」
コナン「そういえば新一兄ちゃん不思議がってたよ。蘭なら赤いコードを切るのに、何で青いコードを切ったんだろうって」
蘭「だって、切りたくなかったんだもん……」
蘭は上の『赤い糸の伝説』の看板を見上げる。
蘭「赤い糸は……新一とつながってるかもしれないでしょ!?」
コナン「え……?」
蘭の言葉に唖然とするコナンだった。
(終)