名探偵コナン 漆黒の追跡者のエンディング
黒ずくめの組織の乗るヘリで東都タワーの頂上に追い詰められたコナン。
しかし、ライトを持って伸縮サスペンダーで飛び降りた。
ウォッカ「と、飛び降りやがった!」
ジン「フン! 逃げ切れねぇと観念したか」
コナンはどんどん下に落ちていく。
コナン「行けぇ!!」
コナンが手を放すとライトは猛スピードで上に行き、ヘリに突っ込む。
ヘリが爆発。
コルン「やられた!」
キャンティ「ちょっと、どうなってんだい?」
ウォッカ「せ、制御できやせん!」
ジン「止むを得ん! 引き上げろ!」
ウォッカ「了解!」
ジン(何だ……? 何者なんだ……!?)
ヘリがふらつきながら飛び去ってく。
コナンが眼鏡の望遠機能で見ると、ヘリは下に墜落、爆発。
一方、ベルモットはバイクで高速道路を走行中。
ベルモット「さすがシルバーブレット……やるじゃない……」
東都タワーでは警察が駆けつけ、検証していた。
佐藤「じゃあ蘭ちゃん……詳しい話は、後日聞くことになると思うから、その時はよろしくね」
蘭「はい……」
佐藤「今、帰りの車手配してくるから、そこで待っててね」
蘭「ありがとうございます」
園子「ほんとに大丈夫?」
蘭「うん……」
園子「そうだ。なんか、飲み物もらってくるね」
蘭「ああ、いいよ……」
園子「遠慮するなって」
蘭「ありがとう……」
コナン「蘭姉ちゃん……もう大丈夫。事件は解決したって新一兄ちゃんが……」
蘭「そういえば新一!」
コナン「ああ、それがその……別の事件があるから……」
蘭「ええ? また勝手に行っちゃったの!?」
コナン「うん。それと……」
蘭「「どうせ俺のことは誰にも言うな!」とか言ってたんでしょ!?」
コナン「アハハハ……ああ、そうそう。もう電話とかしてきていいって」
蘭「してきていい?」
コナン「あ、いや……してきてくださいって言ってたかも……」
蘭「ま、声が聞けただけでもよしとするか。それに……声どころか、年に一度しか会えない人もいるみたいだしね」
翌日、コナン、哀、博士は米花の森にやってくる。
博士「墜落したヘリからは、誰からの遺体も発見されなかったなぁ……」
コナン「ああ……爆発する前に全員脱出したんだろう」
哀「結局、アイリッシュの正体はわからないまま。警察は、何一つつかんでないんでしょうね……」
コナン「俺が話すわけにもいかねぇしな」
3人がやってきたには、松本警視が監禁された小屋だった。
博士「それにしても、こんなところに10日間も監禁されていたとはのぉ……」
コナン「松本管理官も、自分を拉致した犯人の顔は見てないらしい……」
哀「とにかく、彼を救出できたのは、あの子たちのお手柄ね……」
コナン「ああ……アイリッシュは、監禁場所をはく前に死んじまったしな」
哀「……」
コナン「アイリッシュ……」
(アイリッシュ『工藤新一……いつまでも、追い続けるがいい……』)
コナン(追い続けているさ……)
新一(おめぇらをぶっ潰すまではな!)
（終）