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救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士のエンディング


ゴーゴーファイブの99マシンが合体し、ビクトリーロボとなって獣魔王ゴルモアに立ち向かう。

レッド「ブレイバーソード!」
ゴルモア「何が出てこようと無駄だぁ!」
ジェンヌ「ジークの命を……受け取って!!」

ジークジェンヌが手を合わせると、その体が光と化して飛び去り、ビクトリーロボのブレイバーソードの中に宿る。
そしてビクトリーロボ全体が緑色の光に包まれる。

イエロー「マトイ兄さん……これは!?」
レッド「ジークの命だ! ジークの命がエネルギーになって、今、俺たちと一つになろうとしてるんだ! パワーが……パワーが満ちていく!」
モンド「これは……!?」

ベイエリア55のモンド博士とミントも、予想外の事に驚愕する。

レッド「行くぞ!!」
ゴルモア「愚かな……宇宙最強の剣に勝つ者はいない! シャドーソード! ダークソード! 地獄へ落ちろぉ!!」
レッド「ジーク! 確かにお前の命、俺たちが預かったぜ!!」
ゴルモア「おのれぇ!」

2本の魔剣を振るって斬りかかるゴルモア。

レッド「ジーク! お前との約束、今果たしてやるぜぇ!!」

ビクトリーロボが振り下ろしたソードが、魔剣を真っ二つに叩き折る。

ゴルモア「何ぃ!?」

ジークジェンヌのヘルメットが消え、京子の素顔が露わになる。

京子「剣よ……光を呼べ!! ビクトリープロミネンス!!」
レッドたち「ビクトリープロミネンス!!」

ジークのエネルギーを込めたブレイバーソードが炸裂。
断末魔の叫びをあげてゴルモアは爆死し、最期を遂げる。


未明の海岸。

京子が、ジークの遺したクリスタルを握りしめる。
その胸に、ジークの声が響く。

ジーク「ありがとう……京子……」
京子「ジーク……」

マトイたち5人が歩み寄る。

ショウ「京子先輩が言う通り、ジークは優しい奴だったんだ」
京子「うん……」
マトイ「あいつも、俺たちと同じ魂を持つ……戦士だった」
ナガレ「もっと早く、分かり合えれば……」
ダイモン「ジーク、僕たち、どんな敵からもこの美しい地球を守って見せるよ」
マツリ「ジークの命をもらって……守った地球だもん!」

クリスタルが空へと昇ってゆき、無数の粒となって飛び散る。
降りてくる粒のひとつを、京子が手のひらに受け止め、見つめる。

京子「ありがとう……ジーク……」

ショウ「京子先輩!」

元気付けるように笑いかけるショウに、沈んでいた京子もようやく笑顔を見せる。
これからも地球を守り続けることを誓うように、一同が朝日を見つめる。


(終)
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