海賊戦隊ゴーカイジャーの最終回
ゴーカイジャーは自分たちの力でザンギャックと戦うことを決意。
マーベラス「命をかけてこの星を守る。それがスーパー戦隊ってもんだろ! いくぜ!」
一同「豪快チェンジ!!」
アームドティラノレンジャーとほかのゴーカイジャーの必殺技がドゴーミンに炸裂。
ドゴーミンが大爆発。
ダイランドー「な、何なの? この強さ」
レッド「見たか。これが海賊戦隊だ!」
ダイランドー「おのれ……」
レッド「一気に決めるぞ!」
一同「よっしゃ!」「あいよ!」
ダイランドー「どりゃあ!!」
最終話
さよなら
宇宙海賊
レッド「ゴーカイスクランブル!」
『ファイナルウェーブ』
シルバー「ゴーカイシューティングスター!」
2つの技が炸裂。
ダイランドー「おのれ…… ふっ、見てろ」
レッド「とどめだ!」
すると艦隊の砲撃がゴーカイジャーを襲う。
ダイランドー「ハッハッハ! 皇帝陛下のお成りでショータイム」
アクドス・ギル「言っただろ。地球全人類を皆殺しにすると」
ザンギャック艦隊が町を砲撃。
それに逃げ惑う人々。
アクドス・ギル「宇宙海賊よ。この星もろとも塵となれ……」
一同「うわああっ!!」
ゴーカイジャーの豪快チェンジが解除。
キャプテン・マーベラス、ジョー・ギブケン、ルカ・ミルフィ、ハカセことドン・ドッゴイヤー、アイム・ド・ファミーユ、伊狩鎧に戻る。
マーベラス「お前ら……くたばってねぇだろうな!?」
ジョー「当然だ……」
ルカ「まだまだいけるよ!」
鎧「そうですよ…… でっかい夢、掴まなきゃいけないですから」
再び艦隊が砲撃を繰り出す。
するとそこへバスコ・タ・ジョロキアの船、フリージョーカーが現れ、ゴーカイジャーの盾となる。
ジョー「フリージョーカー?」
それを操縦していたのはナビィだった。
ナビィ「そうだよ。バスコの船が残ってたんだ! これでまだ戦えるよ」
アイム「ナビィ……」
ルカ「あんた、よく見つけてきたわね」
ナビィ「おいらだってやる時はやるんだ! 派手にいくぜ! おりゃ×4!」
ナビィの乗るフリージョーカーが艦隊に向かって飛び 立っていく。
マーベラス「あいつもやっぱ、海賊の端くれだな…… おかげで次の手が決まったぜ。フリージョーカーで突っ込む」
鎧「皇帝のいるギガントホースに突入……ですか!?」
マーベラス「ああ……」
ジョー「鎧。お前も一緒に行け」
鎧「俺が? でも……」
マーベラス「考えてる暇はなさそうだ」
ダイランドー「ほんと、しぶといねぇ。海賊ちゃん!」
ジョー「最前線に皇帝が出るなんて千載一遇のチャンスだ…… 夢なんだろう? ザンギャックを倒すのが。とっとと行け! ダイランドーは、俺たちで十分だ」
鎧「はい」
マーベラスと鎧がフリージョーカーに向かう。
ダイランドー「よっしゃあ、逃がさないよ。うわっ!」
ゴーカイガンの 銃弾がダイランドーを怯ませる。
ジョーたちはいつの間にか豪快チェンジしていた。
ブルー「派手に行くぞ!!」
フリージョーカー内
マーベラスと鎧が乗り込む。
マーベラス「鳥、代われ!」
ナビィ「うん。でも、どうするんだよ?」
するとマーベラスは方向をギガントホースに向ける。
マーベラス「このまま突っ込む!」
フリージョーカーがまっすぐギガントホースに向かって突き進む。
アクドス・ギル「撃ち落とせ!」
3人「うお―――っ!!」
艦隊の砲撃でバリアが破られるが、フリージョーカーはギガントホースに突入。
コックピット内では火花が吹いていた。
マーベラス「鳥、お前は逃げろ!」
ナビィ「マーベラス!」
ナビィは マーベラスに投げられる。
マーベラス「いくぞ、鎧」
鎧「はい!」
2人は豪快チェンジしてギガントホースに乗り込む。
レッド「いくぞ!」
シルバー「はい!」
アクドス・ギル「何? 侵入を許しただと!? しぶとい奴らめ……」
レッドとシルバーはゴーミンとスゴーミンを一掃して前に進んでいた。
一方、他の4人はダイランドーの猛攻に苦戦していた。
ダイランドー「ミーに勝てると思ってんの?」
ブルー「まだまだ……」
ギガントホース
アクドス・ギル「このまま地球を壊滅させる。全艦、砲撃の手を休めるな!」
すると司令室の扉が破壊され、光の刃がドゴーミン2体に炸裂。
アクドス・ギル「ん? 何!?」
レッドとシルバーが乗り込む。
レッド「久し振りだな、アクドス・ギル」
アクドス・ギル「よくぞここまできた。だが、ここが墓場となる……」
レッド「ああ…… てめぇのな」
レッドとシルバーがアクドス・ギルに挑む。
しかし、奴の壮大な力には敵わなかった。
シルバー「豪快チェンジ!」
『ゴールドモード』
シルバーがゴールドモードに豪快チェンジ。
シルバー「この姿になった俺は、一味違うぜ!!」
シルバーとアクドス・ギルが交戦。
アクドス・ギル「ん? 何!?」
レッドがパネルを操作。
アクドス・ギル「何をする?」
シルバー「てめぇは俺だけ見てろ!」
レッド「よっしゃ、まとめて行くぜ!」
レッドの操作によってギガントホースが艦隊を砲撃。
次々と破壊されていく。
ダイランドー「ん? ば、バカな! 帝国全域から集めた我らの大艦隊が……」
ブルー「今だ! 豪快チェンジ!」
『デカレンジャー』
ブルーがデカマスターに豪快チェンジ。
後ろからダイランドーを銃撃。
ダイランドー「後ろからとは……」
3人「豪快チェンジ!」
『ボウケンジャー』『マジレンジャー』『シンケンジャー』
グリーンがズバーンに、イエローが姫シンケンレッドに、ピンクがマジマザーに豪快チェンジ。
ダイランドー「卑怯だぞ!!」
マザー「海賊ですから」
姫レッド「そうそう」
マスター「貴様も終わりだ!」
ギガントホースの一斉砲撃によって艦隊は全滅してしまう。
レッド「ふぅ。自慢の大艦隊も終わったぜ」
アクドス・ギル「おのれ……」
レッド「いくぜ!」
レッドとシルバーがアクドス・ギルに挑む。
アクドス・ギル「許さん! はぁっ!!」
アクドス・ギルの肩から 火球が発射。
一方、ダイランドー戦では。
マザー「マジ・マジュナ!」
女レッド「大筒モード!」
獅子ディスクが炸裂。
マスター「ハカセ!」
ズバーン「ズンズン! あっ、あいててて……」
ズバーンが聖剣モードに変形。
デカマスターはそれを手にし、ディーソードベガとともにダイランドーに切りかかる。
そして、ズバーンによるシドの独特の技が炸裂。
ズバーンはグリーンに戻る。
ピンク「ハカセさん!」
ブルー「ゴーカイガレオンバスター!」
『ブルーチャージ』
ダイランドー「そうはいかないでしょ!」
ダイランドーの銃撃によって4人の変身が解除。
4人「はぁっ!」
『ライジングストライク』
ライジングストライクがダイランドーに炸裂。
ダイランドー「そ、そんなバカな…… うそでちょい!」
大爆発―――親衛隊員ダイランドーは最期を遂げる。
ジョー「こっちはやったぞ…… マーベラス……」
ギガントホース内
レッドとシルバーはピンチに陥っていた。
アクドス・ギル「しぶといな…… はぁっ!」
アクドソードの刃が2人を吹き飛ばす。
これによってゴールドモードがノーマルに戻ってしまう。
2人は何とか立ち上がる。
アクドス・ギル「まだ立つか……」
『ファイナルウェーブ』
アクドス・ギル「はじき返してくれるわ」
レッド「狙いはこっちなんだよ!」
2人の銃撃が操縦桿を破壊。
アクドス・ギル「ま、まさか……」
2人はアクドス・ギルに立ち向かっていく。
そしてシルバーのゴーカイスピアがアクドス・ギルを突き刺し、操縦席に押し付ける。
アクドス・ギル「ぐううっ……」
レッド「あばよ。最強最悪の皇帝陛下!」
シルバー「これで最後だ!」
『ファイナルウェーブ』
ゴーカイスーパーノヴァ&スラッシュがアクドス・ギルに炸裂。
アクドス・ギル「ぐっ……ああーっ!!」
アクドス・ギルが炎の中に消えると内部が爆発。
ギガントホースが墜落してしまう。
ジョーたちはそれを見届ける。
アイム「マーベラスさん!」
ハカセ「鎧!!」
「呼んだか!?」
ゴセイレッドとゴーオンウイングスが飛来。
マーベラスと鎧に戻る。
マーベラス「よう……」
鎧「ただいまです。皆さん」
アイム「お帰りなさい」
ルカ「たく。ハラハラさせないでよね!」
ハカセ「ザンギャックの皇帝も、ついに地獄に落ちたんだね……」
鎧「はい!」
マーベラス「……いや、まだだ」
死んだはずのアクドス・ギルが地上に降り立つ。
アクドス・ギル「誰が地獄に落ちただと?」
ハカセ「生きてた……」
マーベラス「往生際の悪い奴だ」
アクドス・ギル「それは貴様たちだ。運命を素直に受け入れろ! この私の手にかかって朽ち果てるという運命をな……」
マーベラス「ふっ。そいつは無理だな……」
アクドス・ギル「ん？」
マーベラス「てめぇは俺たちに勝てねぇよ」
アクドス・ギル「何だと!?」
ジョー「この星を狙ったのが間違いだったんだ……」
ルカ「この星にはね、私たち海賊でも手を出せない大きな力があったのよ!」
ハカセ「お前には見えないだろうけど、僕たちは6人だけじゃない」
アイム「わたくしたちの後ろには、この 星を守り続けてきた人たちがいます……」
鎧「34のスーパー戦隊がいるんだ! その力……今見せてやる」
アクドス・ギル「ほざくだけなら誰でもほざけるわ。はぁっ!」
マーベラスと鎧がアクドス・ギルの火球をはじき返す。
マーベラス「俺たちは35番目のスーパー戦隊だが……海賊だからな」
鎧「お前みたいな気に入らない奴は……」
一同「力の限りぶっ潰す!」
アクドス・ギル「ふっ」
一同「豪快チェンジ!!」
『ゴーカイジャー』
最後の豪快チェンジを遂げる6人。
レッド「ゴーカイレッド!」
ブルー「ゴーカイブルー!」
イエロー「ゴーカイイエロー!」
グリーン「ゴーカイグリーン!」
ピンク「ゴーカイピンク!」
シルバー「ゴーカイシルバー!」
レッド「海賊戦隊!」
一同「ゴーカイジャー!!」
レッド「最後だからな。ど派手に行くぜ!!」
一同「豪快チェンジ!!」
『ゴセイナイト』『ゴレンジャー』『ジャッカー』『バトルフィーバー』『サンバルカン』『デンジマン』
アカレンジャー、ダイヤジャック、バルパンサー、バトルケニア、デンジピンクがアクドス・ギルに挑む。
ピンク「デンジパンチ! あっ!」
ゴセイナイトがアクドス・ギルに切りかかる。
ナイト「マーベラスさん、ジョーさん!」
アカ、ジャック「豪快チェンジ!」
『ボウケンジャー』『ダイレンジャー』
ボウケンレッドがボウケンボーを、テンマレンジャーがダイレンロッドを振るう。
『ダイナマン』
ブラック「ブラック分身!」
『マスクマン』
イエロー「影分身!」
『シュリケンジャー』
シュリケンジャー「秘打・千本ノック!」
『カクレンジャー』
ホワイト「折鶴の舞」
4つの技が次々と炸裂する中、アクドス・ギルは火球を発射。
それを交わすダイナブラック、イエローマスク、ニンジャホワイト、シュリケンジャー。
イエロー・ピンク「豪快チェンジ!」
『ゴーグルファイブ』
ピンク「ピンクリボン!」
『ファイブマン』
イエロー「メロディータクト!」
2本のロープがアクドス・ギルに巻きつく。
『カーレンジャー』『ゴーオンジャー』『ターボレンジャー』
レッドレーサー、ブラックターボ、ゴーオンブルーが高速で体当たり。
『ジュウレンジャー』
プテラ「プテラアロー!」
『アバレンジャー』
イエロー「アバレイザー!」
『ギンガマン』
レッド・黒騎士「炎のたてがみ!」
『バイオマン』
ブルー「スーパースカイダイビング!」
『チェンジマン』
グリフォン「グリフォンアタック!」
『ジェットマン』『ガオレンジャー』『フラッシュマン』
プテラレンジャー、アバレイエロー、ギンガレッドと黒騎士、ブルースリー、チェンジグリフォンの必殺技が炸裂する中、レッドホーク、ガオイエロー、ピンクフラッシュが体当たり。
『メガレンジャー』
ブラック「バトルライザー!」
『ゴーゴーファイブ』
ブルー「Vモードブレス!」
『ライブマン』
ライオン「ライオンバズーカ!」
『タイムレンジャー』
ピンク「ボルスナイパー!」
メガブラック、ゴーブルー、イエローライオン、タイムピンクの武器が次々と炸裂。
『オーレンジャー』
オーレッドとキングレンジャーがアクドス・ギルに斬りかかる。
レッド「おりゃあ!」
アクドス・ギル「ぐおっ! おのれ…… はっ!」
一同「豪快チェンジ!」
『スーパーレンジャー』
6人は各スーパー戦隊の強化形態に豪快チェンジ。
グリーン「おりゃあっ!」
ピンク「マジボルト!」
デカグリーン・スワットモード、スーパーゲキイエロー、スーパーゴセイブルー、レジェンドマジピンク、ハイパーシンケンレッドの武器が炸裂。
シルバーがレッドを踏み台にしてジャンプ。
シルバー「ゴーカイレジェンドクラッシュ!!」
追加戦士の力を1つにしたシルバー渾身の一撃が炸裂。
アクドソードが折れる。
アクドス・ギル「ぐわああっ!! バカな…… この私は全宇宙を支配する偉大な皇帝、アクドス・ギルだぞ?」
初期メンバーの5人はゴーカイジャーに戻ってい た。
レッド「愚痴ならあの世で息子に言え」
『ファイナルウェーブ』
一同「はぁ―――っ……!!」
シルバー「ゴーカイシューティング!」
一同「スラッシュ!!」
6人の力を1つにした必殺技が炸裂。
しかし、アクドス・ギルはまだ倒れていなかった。
肩から火球を発射。
ノーマルに戻ったシルバーがゴーカイガレオンバスターをアクドス・ギルの腹部に突きつける。
『スペシャルチャージ』
初期メンバーがシルバーを支える。
一同「うお―――っ!!」
『派手にウェーブ』
ゴーカイガレオンバスターの砲撃により6人の豪快チェンジが解除。
アクドス・ギルも吹き飛んでしまう。
アクドス・ギル「おのれ…… 宇宙海賊どもめ―――っ!!」
アクドス・ギルが大爆発。
ついに宇宙帝国ザンギャックは滅び去ったのだ。
ハカセ「やったの? 僕たち」
鎧「妄想じゃないんですよね…… うお―――ッ!」
一同「やった―――ッ!!」
6人は歓声を上げ、倒れこむ。
そこへナビィが飛来。
ナビィ「みんな、大丈夫? 死んじゃやだよ!」
マーベラス「死んでねぇっ!」
ルカ「よかった。ナビィも無事だったんだ」
ナビィ「おいらがみんなを置いて死ぬわけないだろ!」
マーベラス「ああっ 、やべぇ…… すっげぇ気持ちいい」
数ヵ月後
スナックニューサファリ
ルカ「『皇帝とその後継者、そして最強の艦隊を失った宇宙帝国ザンギャックは、内部分裂を始めて宇宙全土でも影響力を失った。もはや崩壊も時間の問題か』だって!」
ジョー「当然の流れだ」
アイム「でも、よかったですね、マーベラスさん。このお店が新装開店されてて」
マーベラス「ああ…… この星の奴らはどいつもこいつもしぶとくて嬉しくなるぜ。親仁、おかわり」
マスター「まだ食べるんですか!?」
マーベラス「いいからよこせ」
マスター「はい……」
そこへ鎧が戻ってくる。
鎧「皆さん! 皆さん、お待たせしました! 世界中の友達に、挨拶してきました!」
ハカセ「じゃあ、今すぐ 宇宙に旅立つ? ガレオンも完璧に直ったし」
ルカ「で、次のターゲットはどうすんの!?」
マーベラス「当然、宇宙で2番目のお宝に決まってんだろ……」
ルカ「で、どこにあんの?」
マーベラス「さぁな」
ルカ「知らないの?」
マーベラス「だが、俺は目星をつけてる。ザンギャックの本星だ!」
ルカ「こりゃあ大変な旅になりそうだね……」
ジョー「ま、付き合うぜ。新たな夢の果てまで」
アイム「わたくしも、どこまでもついていきます!」
ハカセ「そうだね。ドーンと行こう!」
鎧「俺も、ギンギンに燃えてきました!」
6人は食事を済ませ、ガレオンに戻ろうとしていた。
するとそこへ、園児たちが集まってくる。
保育士「海賊戦隊の皆さん、サインしてください!」
鎧「ええっ!? 俺たち……俺のですか!?」
園児「ええ。だってあなたたちは、地球を守ってくれたヒーローですよ! お礼も言いたいし……」
ジョー「何言ってんだ? あんた……」
保育士「え?」
ルカ「私たちはただの宇宙海賊。別に地球を守ってなんかないわよ」
保育士「え? でも……」
アイム「そうです。たまたまお宝探しに来たこの星で、邪魔なザンギャックを排除させていただいただけです……」
ハカセ「だから、お礼を言われる理由はないよ」
保育士「はぁ……」
マーベラス「んじゃ、またな!」
鎧「サインはまた、いずれ……」
園児たち「ありがとう。ゴーカイジャー! さようなら、ゴーカイジャー!」
ゴーカイガレオンの外に立つ6人。
ナビィ「マーベラス、本当にいいの?」
マーベラス「ああ…… こいつはこの星の奴らが持つべき物だ」
鎧「はい」
ジョー「ああ……」
ナビィ「そっか……」
マーベラス「あばよ!」
マーベラスが宝箱を持ち上げるとレンジャーキーは持ち主の元に飛び去っていった。
ハカセ「さようならーっ!」
アイム「今まで、ありがとうございました」
鎧「俺、もっと立派なヒーローになってお正月くらいには帰ってきますから!」
ナビィ・ハカセ「バイバーイ!」
鎧「できれば、夏休みとか、冬休みも!!」
マーベラスがふと船首を見上げるとそこにアカレッドの幻が立っていたが、消えてしまう。
マーベラス「じゃあな…… アカレッド」
ゴーカイガレオンが動き出す。
レンジャーキーは持ち主の手に戻る。
太陽戦隊サンバルカンの2代目バルイーグル・飛羽孝之。
ジョーは腹筋に励んでいた。
ジョー「498、499、500!」
五星戦隊ダイレンジャーのテンマレンジャー・天重星・将児とキリンレンジャー・天時星・和。
将児「じゃあな」
ルカが札束を数える。
地球戦隊ファイブマンのファイブイエロー・星川レミ。
ハカセはジャガイモの皮むきをしていたが、指を切ってしまう。
救急戦隊ゴーゴーファイブのゴーグリーン・巽ショウ。
ティータイムを楽しむアイム。
魔法戦隊マジレンジャーのマジピンク・小津芳香。
芳香「またねーっ!」
鎧が大百科作りに励んでいた。
鎧「この大百科のラストを締めくくるには、ゴーカイシルバーじゃなきゃたまらないでしょ! かっこいいな、これ……」
炎神戦隊ゴーオンジャーとともに戦ったゴーオンウイングスのゴーオンシルバー・須塔美羽。
マーベラスはナビィとともに船首の上に立っていた。
恐竜戦隊ジュウレンジャーのマンモスレンジャー・ゴウシ。
特捜戦隊デカレンジャーのボスことデカマスター・ドギー・クルーガーと激走戦隊カーレンジャーとともに戦ったシグナルマン。
そして秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャー・海城剛。
海城「ゴーカイジャー、よくやってくれた…… 掴み取れよ。今度は、君たちの夢を!」
海城はアカレンジャーに変身し、ゴーカイガレオンに背を向ける。
宝箱にはゴーカイジャーのレンジャーキーが入っていた。
マーベラス「さぁ、目指すはザンギャック本星だ!」
鎧「はい!」
ナビィ「おう!」
マーベラス「全速全身!」
ゴーカイガレオンは大気圏を越えてザンギャック本星に向かって飛び立っていく。
(終)