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ゲッターロボG(ジー)の最終回


百鬼帝国が その攻防を賭けた決死の猛攻撃の前に
ゲッターロボの必死の抵抗も空しく
東京はついに 百鬼帝国に占拠されてしまった


グラー「ごらんください、ブライ大帝様。ついに東京は、我ら百鬼帝国が手中におさめました」
ブライ「よくやったぞ、グラー博士。それにしてもヒドラー元帥は、惜しいことをしたな」
グラー「まことに、立派な最期を遂げられました」
ブライ「うむ。今こそ世界制覇の夢が実現されようというときに、運のないヤツよのう」
グラー「ブライ大帝様、お力をお落としのなきように。後のことは万事、このグラーに」
ブライ「頼んだぞ、グラー博士。人間どもを1人残らず、百鬼兵士に改造してしまうのだ」


大決戦! 日本上空


東京に陣取った百鬼帝国に対し、国防軍が攻撃準備体制に入っている。

「隊長! 敵が再び、暴れ出した模様です」
「そうか。政府の結論が出るまで、今しばらく待機せよ」
「はっ、わかりました!」


早乙女研究所。
隼人が生死不明となり、竜馬たちは落胆している。


弁慶の回想。

隼人「嫌な夕焼けだな…… まるで血が流れているようだぜ」
弁慶「やめろ、そんな言い方!」
隼人「そう見えるから、仕方ねえよ」
弁慶「いい加減にしろってんだよ。お前は神経質っていうか何ていうか、考えすぎなんだよ」
隼人「お前みたいに無神経より、いいだろ?」
弁慶「何だと!?」
竜馬「よせよ、2人とも!」
弁慶「何も、わざわざイライラさせるようなこと言わなくたっていいじゃねぇかよ!」
竜馬「もういいだろ、弁慶? 何もしないでじっと待っていると、落ち着かないことがある。それより、どうだ? 外へ出て、一汗かこう」


弁慶「あのときは、俺もちょっと言い過ぎたかなぁ……」
ミチル「うぅん。隼人くんは、死を覚悟してたのよ……」


ミチルの回想。
不時着したミチルのレディコマンドに、隼人が駆け寄る。

隼人「大丈夫か、ミチルさん!?」
ミチル「私はカスリ傷だけよ! それより早く、エネルギーの補給をして!」
隼人「あぁ、あとは俺がやる。ミチルさんは早く、研究所へ戻るんだ。あっ、来たな?」

敵機の襲来。ミチルに替り、隼人がレディコマンドに乗り込む。

ミチル「隼人くん、気をつけてね!」

隼人が胸にさげているロザリオの鎖をちぎり、ミチルに投げる。

隼人「ミチルさん、これを! 鎖が切れたんだ。直しておいてくれ!」
ミチル「隼人くん…… 死なないで!」


隼人から預けられたロザリオは、今はミチルの胸にある。

ミチル「隼人くんは、私の身代わりになって死んだんだわ……」
竜馬「よしてくれ、2人とも! そんな話をするのは! あの隼人が死んだりなんかするものか。隼人は…… 隼人はきっと、生きている!」

通信「リョウくん、弁慶くん! それにミチルも大至急、所長室へ来るように!」

所長室の早乙女博士のもとに、竜馬たちが集まる。

早乙女「政府の結論が出た」
竜馬「それで、降伏するんですか? 戦うんですか?」
早乙女「もちろん、戦うんだ。最後まで。午前10時を期して、国防軍の一斉攻撃が開始される。それと呼応して、ゲッターロボも出撃してほしいと要請された」
弁慶「しかし博士。東京にはまだ逃げ遅れた人や、百鬼帝国の捕虜になった人が、大勢いるんですよ?」
早乙女「あぁ、わかっておる…… だが、政府が決定したことだ。我々はそれに従うしか、仕方がない」
弁慶「イヤだ! 俺にはできないよ。大勢の人間を巻き添えにするなんてことは!」
早乙女「バカもん! 何を言うか!? 今はそんなことを言っているときではないんだ!」
竜馬「博士、こいつもよくわかってるんです。ただ、隼人の件があったものですから……」
早乙女「わかってくれればいいんだ。隼人くんのためにも、我々は頑張らねばならん。さぁ、時間がない。急ぐんだ」
ミチル「はい!」
竜馬「さぁ、時間がない。急ぐんだ! おい弁慶、行くぞ!」
弁慶「おい、待ってくれ!」

ゲットマシンに乗り込む一同。隼人のライガー号には、彼に替ってミチルが乗り込む。

竜馬「ドラゴン、発進!」
ミチル「ライガー、発進!」
弁慶「ポセイドン、発進!」


攻撃準備を続ける国防軍。

「隊長! ただ今、早乙女研究所から連絡が入りました。ゲッターロボが出撃したとのことです。以上」
「──攻撃、開始!」

東京の百鬼帝国目がけ、ミサイルの雨が降り注ぐ。

グラー「おぉっ!? どうした、何事だ!?」
兵士「て、敵のミサイルです! 国防軍が、反撃を開始しました!」
グラー「何だと!? くそぉ、生意気な人間どもめ! 大至急、本部に連絡をとれ!」

百鬼帝国本部のブライも、国防軍の攻撃を知る。

ブライ「無条件降伏に対するヤツらの答が、これか。もはや容赦はいらぬ! グラー博士、徹底的に暴れまくって、東京を破壊してしまえ!」
グラー「ははぁ」
ブライ「えぇい、人間どもめ。我ら百鬼帝国を侮りおって、後で後悔するなよ!」
兵士「ブライ大帝様!」
ブライ「むっ、何事だ!?」
兵士「ただ今、ヒドラー元帥が戻ってまいりました!」
ブライ「何、ヒドラーが!?」

ボロボロになったヒドラー元帥が、ブライのもとに現れる。

ヒドラー「ブライ大帝様……」
ブライ「ヒドラー、生きておったのか」
ヒドラー「はい。ブライ大帝様に、是非ともお見せしたい捕虜を1人連れて、やっとのことで脱出してまいりました」
ブライ「何、捕虜だと?」
ヒドラー「はっ。これをご覧ください」

スクリーンに独房が映り、神隼人が捕われている。

ブライ「こいつは、神隼人!?」
ヒドラー「そうです。ゲッターチームの1人、神隼人です」


回想。
隼人とヒドラーのもとに瓦礫が降り注ぐ。
隼人は気を失うが、ヒドラーはかろうじて立ち上がる。

ヒドラー「くそぉ、こんなところで死んでたまるものか! ミチルの代わりに、こいつを捕虜に連れ帰ってやる」

気絶したままの隼人を連れ、ヒドラーが小型機で奪取する。

ヒドラー「よくもメカ闇虫鬼を破壊してくれたな? この償いは、貴様自身の手でさせてやるぞ」


ヒドラー「と、いうような次第です。こいつを改造して百鬼帝国の手先として、早乙女研究所に送り返すのです」
ブライ「面白い。だが、もはやその必要はないかもしれんぞ」

スクリーンの中では、東京の百鬼帝国が、国防軍へ反撃を開始している。

ブライ「これを見よ。間もなく東京は、無人の廃墟と化すであろう。その後に、我らが百鬼帝国を打ち立てるのだ。ワハハハハ!」

東京で合体百鬼ロボットが暴れ回る。国防軍が攻撃するが、全く効果はない。

グラー「ミサイルがいくら当たったって、ビクともする合体ロボットではないわ! 前進せい!」

海から戦艦が、空から戦闘機が、地上から戦車が、次々に百鬼ロボットを攻撃する。

兵士「グラー博士! 陸海空三方から、攻撃を浴びせてきます!」
グラー「くそぉ、小うるさいヤツらめ! 十方鬼(じゅっぽき)輪魔鬼(りんまき)、分散してヤツらを蹴散らせ!」

合体百鬼ロボットが、グラーの乗る雷獣鬼(らいじゅうき)、十方鬼、輪魔鬼の3機に分離。それぞれ空、海、陸軍を迎え撃つ。 そこへゲッターチームが到着する。

ミチル「あっ、あそこだわ!」
竜馬「いいか、ゲッタードラゴンに合体するぞ!」
ミチル「待って、リョウくん! 私にやらせて。なんとしても、私の手で隼人くんの仇をとりたいの。ねぇ、お願い!」
竜馬「……よし、わかった。ゲッターライガーでいこう」
ミチル「ありがとう、リョウくん。チェンジ・ライガー・スイッチ・オン!」

3機がゲッターライガーに合体。

ミチル「ドリルアーム!」
輪魔鬼「ゲッターロボ! いつの間に現れおった!?」
ミチル「ライガーミサイル!」

ゲッターライガーが輪魔鬼に連続攻撃。だが輪魔鬼も反撃してくる。

ミチル「あぁっ!?」
竜馬「ミチルさん、落ち着くんだ! 手前の、チェーンアタックのレバーを引け!」
ミチル「チェーンアタック!」

ライガーのチェーンアタックが輪魔鬼を捕える。

弁慶「うまいぞ、ミチルさん! そのまま、手繰り寄せるんだ!」
グラー「しまった、これは我々を切り離すためのワナだったのか。輪魔鬼が危ない。十方鬼、大至急戻って来い! ゲッターロボをやっつけるんだ!」
竜馬「今だ、ミチルさん!」
ミチル「ドリルアーム! ドリルパンチ!!」

ゲッターライガーの必殺のドリル攻撃で、輪魔鬼が大爆発。

ミチル「やった、やっつけたわよ!」
弁慶「いいぞ、ミチルさん!」
竜馬「2人とも、喜ぶのは後だ! 新しい敵がやって来たぞ!」

グラー「しまった、間に合わなかったか…… 十方鬼、二手に分かれてゲッターロボを挟み撃ちにしろ!」

前後からの同時攻撃が、ライガーに炸裂。

ミチル「あぁ──っっ!?」

地表へ落下してゆくライガーが、すんでのところで旋回し、激突をまぬがれる。

ミチル「マッハスペシャル!!」

ライガーが一気に超音速へ加速。

グラー「敵は逃げ出したぞ! 追え、追え! 追って一気に叩き潰せ!」

追撃しようとするグラーの雷獣鬼に、ライガーが高速で迫る。

グラー「危ない、よけろ!」

雷獣鬼に一撃を見舞うライガー。

グラー「くそぉ、すばしこいヤツめ! 撃て、撃て!」

雷獣鬼と十方鬼が攻撃を繰り出すが、ライガーは高速で飛びまわり、2体を翻弄する。

グラー「このままでは不利だ。メカ十方鬼、合体せぃ!」

雷獣鬼と十方鬼が、合体体制に入る。

竜馬「チャンスは今だ。分散しろ!」
ミチル「オープン・ゲット!」
竜馬「チェーンジ・ドラゴン・スイッチ・オン!」

雷獣鬼と十方鬼が合体。

竜馬「今だ! ゲッタ──シャ──イン!」「シャイーンスパ──ク!!」
グラー「おぉ!? 分散しろ! ……おおぉぉ──っっ!」

合体直後の隙を突き、ゲッタードラゴン必殺のシャインスパークが炸裂。
雷獣鬼と十方鬼が大爆発。グラー博士も最期を遂げる。

ブライ「何たることだ!?」
ヒドラー「グラー博士……」
ブライ「どいつもこいつも、不甲斐ないヤツらめ! こうなれば、わし自ら出撃してゲッターロボを叩き潰してくれるわ! こっちには最後の切り札が残っておるのだ。貴様は部屋に戻って、ゆっくり休んでおるが良い」
ヒドラー「ははっ!」
ブライ「ついに重力制御装置を試すときが来たぞ。上部甲板降下! 重力制御装置作動! うまく浮き上がってくれよ…… 要塞島、浮上!」

海に隠れていた要塞島が浮上。そのまま空中へと浮き上がる。

ヒドラー「な、何事だ、こりゃ!? ……空を飛んでる? こ、こんなバカな!?」
ブライ「ワハハハ! 何を驚いておる、ヒドラー元帥? お前にはまだ話していなかったが、これはグラー博士が開発した重力制御装置だ。これを使って、早乙女研究所とゲッターロボを一気に片づけてやるのだ。日本へ向け、全速前進!」


早乙女研究所。

ミチル「リョウくん、弁慶くん、エネルギーの補給が終わったわ。すぐに司令室に来るようにって」
弁慶「えっ、また現れたのか?」
竜馬「とにかく行ってみよう」

司令室に集合する一同。

竜馬「博士、出撃ですか!?」
早乙女「これを見たまえ」

スクリーンの中、要塞島が宙を舞っている。

弁慶「何だよ、これは!?」
竜馬「要塞島だ……!」
ミチル「こんな大きなものが、空を飛ぶなんて!?」
弁慶「研究所の10倍はありそうだぜ」
早乙女「ついにブラー大帝自ら乗り出してきた…… ヤツらも必死なのだ」
竜馬「あんなバカでかいので攻めてこられたら、防ぎようがないな
弁慶「とにかく、やるだけやってみようぜ! まぁ、俺たちに任せておいてくださいよ」
早乙女「頼んだぞ。今はもう、この日本を魔の手から救えるのは、君たちしかいない」


ブライ「間もなく東京上空だ。全員、戦闘配置につけ!」

国防軍が要塞島を迎え撃つ。
その衝撃で、捕われの身の隼人が目を覚ます。

隼人 (ここは一体、どこだ……? そうだ、思い出したぞ。俺はヒドラーと戦っていたんだ。すると…… ここは、百鬼帝国の中か?)

次々に返り討ちに遭う国防軍。

ブライ「フフフ、これでは歯応えがなさすぎるわ。ゲッターロボはまだ現れぬか?」
ヒドラー「ブライ大帝様に恐れをなして、早乙女研究所の中で震えているのでございましょう」
ブライ「そうかもしれんな。ならば、こちらから出向いて行ってやろうではないか」

次第に要塞島が、研究所へ接近する。

所員「博士、要塞島がこちらに向かって来ます!」
早乙女「何!?」
弁慶「ヤツらめ、体当たりして来るつもりだ。あんなのをまともに食らったら、ペシャンコだぜ」
早乙女「大至急、出撃してくれ!」
竜馬たち「はい!」
早乙女「全所員に告ぐ! 要塞島接近中! 至急、地下に避難せよ! ゲットマシン、発進!」

竜馬「ドラゴン、発進!」
ミチル「ライガー、発進!」
弁慶「ポセイドン、発進!」
竜馬「チェーンジ・ドラゴン・スイッチ・オン!」

出撃した3機が、ゲッタードラゴンに合体。

竜馬「ゲッタービ──ム!」

ゲッタードラゴンが攻撃を放つが、要塞島にはまったく通用しない。

竜馬「ダメだ、まるで歯が立たん! シャインスパークだけが頼みの綱だ!」
ミチル「リョウくん、待って! ここではまずいわ。海上へあぶり出すのよ!」
竜馬「よし、わかった!」

ゲッタードラゴンが海へと飛び立つ。

ブライ「フフフ、やっと出てきたと思ったら、今度は逃げ出したぞ。体当たりしてやっつけてしまえ」

早乙女博士は研究所の通信機で呼びかけるが、半壊状態の研究所では、通信がなかなか通じない。

早乙女「リョウくん、聞こえるか!? リョウくん、聞こえたら応答するんだ! ダメだ、通じないか。──そうだ! リョウくん、聞こえるか!?」

腕に付けている非常用通信機に呼びかける早乙女博士。隼人の腕の通信機からも、その声が漏れる。

隼人「通信だ!」

力づくで縛めを引きちぎる隼人。

早乙女「今のままでは、シャインスパークは効かないかもしれん。要塞島の一部を破壊して、そこにシャインスパークを叩きこむのだ!」
竜馬「わかりました。何とか、やってみせます」
早乙女「頼んだぞ、リョウくん!」
隼人「博士、リョウ!? こうしちゃおれん……」

物音に気づき、衛兵が部屋を覗き込む。

衛兵「どうした!? おっ!」

隼人の姿がない。慌てて部屋を開けた衛兵を、物陰に隠れていた隼人が叩きのめし、脱走する。


竜馬「ダブルトマホーク・ブーメラン!」

攻撃を繰り返すゲッタードラゴンだが、一向に要塞島に通用しない。

竜馬「くそぉ! いくらやっても、カスリ傷一つつかねぇや」

逆に要塞島の猛攻が、ゲッタードラゴンを襲う。

竜馬「うわぁぁっ!」
ブライ「ワハハハハ! 要塞島の凄さがわかったか。それっ! ゲッターロボを叩き潰せぇ!」

要塞島内部を駆け回る隼人が、動力室にたどり着く。

隼人「どうやら、ここが動力室らしいな。よし!」

動力炉目がけて、手榴弾を投げ込む。兵士の1人がそれを拾い上げる。

兵士「あぁ? なんだ、こりゃ?」

手榴弾が爆発。動力炉が次々に誘爆し、要塞島が大きく揺れる。

ブライ「何事だ!?」

要塞島の一部が砕け、火が吹き出す。

竜馬「一体どうしたってんだ、こりゃ!?」
弁慶「リョウ、チャンスは今だぜ!」
竜馬「よぉし、行くぞ! ゲッタ──シャ──イン!」「シャイ──ンスパ──ク!!」

要塞島の破損個所目がけて、ゲッタードラゴンがシャインスパークを叩きこむ。

ブライ「おぉわぁぁ──っっ!!?」

要塞島が海へと落ちてゆき、大爆発。もうもうとキノコ雲が立ち昇る。

ついに、百鬼帝国は最期を遂げた。

弁慶「やったぜ…… ついに百鬼帝国をやっつけたぞ!」
竜馬「おぉっ? あそこに、誰かいるぞ!」

波間を誰かが漂っている。

弁慶「くたばり損ないがまだいたのか? やってしまおう!」
ミチル「待って! あれは隼人くんじゃないかしら?」
竜馬「そんなバカな!?」
声「おぉ──い!」
ミチル「やっぱり隼人くんだわ!」
弁慶「なんだ…… あの野郎、生きてたのかぁ!」
竜馬「隼人……!」

隼人の生還を知り、涙をあふれさせる一同。
海に浮かぶ機械片につかまり、隼人が大きく手を振っている。

隼人「おぉ──い!」


夕暮れの早乙女研究所跡に、一同が帰還する。

早乙女「隼人くん、無事で良かった」
隼人「百鬼帝国も全滅したし、これで地球にも平和が甦りますね。博士」
ミチル「隼人くん。はい、これ。直しておいたわよ」

ミチルが、隼人から預かっていたロザリオを差し出す。

隼人「いや。それは、ミチルさんに持っていてほしいんだ……」
竜馬「見てみろよ。この夕焼けを……」
弁慶「真っ赤だなぁ…… まるで、血が流れてるようだなぁ。隼人?」
隼人「いや。今日の夕焼けは実に美しい。まるで我々の心そのものだぜ」
弁慶「ちぇっ! 現金なヤツだぜ、お前はよ」
一同「ハハハハハハハハ!」


(終)
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