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元気爆発ガンバルガーの最終話


                 最終最後の大決戦!

ゴクアーク「ハハハハ、こうなったら地球など破壊してくれるわ!」

地球を握りつぶそうとすると地上では嵐、そして地震が起こっていた

千夏「キャーッ」

虎太郎「うわーっ」

犬にされても尚立ち向かおうとする虎太郎達

虎太郎「ちっきちょう、大魔界め!おい、力哉!鷹介!」

力哉、鷹介「おう!」

虎太郎「こうなったら俺達が出るしかない!行くぞ!」

千夏「行っちゃダメーッ!」

虎太郎「こ、こら!何すんだよ!」

百合香「犬の姿じゃ無理よ、鷹介君!」

桂「そうよ!危ないわよ、力哉君!」

鷹介「放してよ、百合香ちゃん!」

力哉「桂さん、行かせてくれ!」

電柱が倒れてくる

「うわーっ」

「キャーッ」

虎太郎「放せよ、千夏!このままじゃ地球はぶっ壊れちまうんだ!」

千夏「だって、だって・・・」

虎太郎「放せよ!」

ヤミノリウス「そんなに行きたいか?」

虎太郎「えっ?」

ヤミノリウス「お前達はそんな姿にされても尚ゴクアーク様に逆らおうと言うのか?」

力哉「当たり前だ!」

虎太郎「俺達の町を壊されてたまるか!」

鷹介「どんな姿にされたって、僕達は行くよ!」

ヤミノリウス「そうか。相変わらず愚かな奴らだ・・・サライヤー」

虎太郎達、そして藤兵衛を元の姿に戻した

千夏「虎太郎!」

虎太郎「うわーっ・・・ん?」

かすみ「あっ」

藤兵衛「おお」

力哉「元に戻った!」

亜衣子先生「闇野さん・・・」

ヤミノリウウス「行くがいいガンバーチーム。行ってゴクアーク様にやられてしまえ」

ヤミノリウスはその場を去った

虎太郎「ヤ、ヤミノリウス・・・」

亜衣子先生「あっ・・・」

虎太郎「よーし、何だか知らねえけどこれで思いっきり戦えるぜ!」

力哉「そうだな!」

鷹介「行こう!虎太郎君!」

哲哉「に、兄ちゃん・・・」

力哉「ん?何だ、哲哉?」

哲哉「行かないで、兄ちゃん!もう危ないことはしないで!」

力哉「て、哲哉・・・」

桂「ありがとう、力哉君。今までよく頑張ってくれたわ」

千夏「立派だったよ、虎太郎」

百合香「鷹介君、もうこのくらいでいいわよ」

鷹介「ゆ、百合香ちゃん」

虎太郎「千夏」

力哉「桂さん」

桂「だから、三人共私達と一緒にいて」

鷹介の母「鷹ちゃん!あなたは行く必要ありません!あなたには一流大学に入るという立派な目標があるんです!ガンバーチームなんて下品な集団に入ってる場合じゃないでしょう!さあ、こっちへ来なさい!鷹ちゃん!」

鷹介「うっ・・・」

鷹介の母「鷹ちゃん!ママに逆らうつもりなの!」

鷹介「ママ!僕は行くよ!」

鷹介の母「えっ」

鷹介「僕はガンバーチームのブルーガンバー、正義のヒーローなんだもん!」

鷹介の母「よ、鷹ちゃん・・・」

力哉「哲哉、俺は・・・俺達は大魔界になんか負けない!必ず勝って戻ってくる!」

哲哉「本当?」

力哉「当たり前じゃないか。兄ちゃんが嘘をついたことがあるか?」

哲哉「ないよ。でも・・・」

力哉「あれ?哲哉、お前男の子だったよな」

哲哉「そうだよ!」

力哉「だったら涙は見せるな」

哲哉「う、うん」

力哉「よーし、それでこそレッドガンバーの弟だ」

千夏「虎太郎」

虎太郎「ん?」

千夏「怪我だけはしないように頑張ってね」

虎太郎「えっ?あ、ああ・・・それより千夏、カメラの準備はいいか?今度こそ大スクープが撮れるぜ!」

千夏「えっ、あっ・・・うん」

藤兵衛「しっかりやって来い!虎太郎!」

虎太郎「任せなさいって!よーし、そんじゃ行こうぜ!」

力哉、鷹介「おう!」

桂「力哉君!」

千夏「虎太郎!」

百合香「鷹介君!しっかり!」

こうしてガンバルガー、リボルガー、ゲキリュウガーは魔王ゴクアークのいる宇宙空間に向かった

鷹介「うわぁ、何て大っきいんだろ」

力哉「こんなの、一体どうやって?」

虎太郎「でもさ、でかいだけで本当は弱かったりしてな。よーし、行くぜ!」

力哉、鷹介「おう!」

攻撃はほとんど効いていなかった

ゴクアーク「ハハハハ。無駄だ、無駄だ。今度はこちらから行くぞ!」

間一髪で避ける

虎太郎「畜生!」

鷹介「あーっ、下を見て!」

虎太郎、力哉「何ぃ!」

力哉「あーっ、地球にひびが入っていく!」

町は壊滅状態に

ヤミノリウス「本当にこれが私の望んでいた結末なのか?」

哲哉が地割れの中に落ちそうになる

哲哉「わーっ」

秋絵「哲哉君!」

亜衣子先生「哲哉君!」

亜衣子先生が哲哉を助けた

秋絵「亜衣子先生!」

亜衣子先生「キャーッ」

今度は亜衣子先生が落ちてしまう

哲哉、秋絵「わーっ」

ヤミノリウスが助けてくれた

哲哉、秋絵「あっ」

亜衣子先生「闇野さん!助けてくれたのね」

ヤミノリウス「違う・・・」

亜衣子先生「えっ?」

ヤミノリウス「断じてこれは違う!私が望んでいたのは破壊ではない!この世界を消し去ることではない!」

亜衣子先生「や、闇野さん」

ヤミノリウス「ゾイワコノイワコ・・・マカイヤゾイワコ・・・ゾイワコノイワコ・・・マカイヤゾイワコ・・・ハズラムサライヤー!」

ヤミノリウスは地割れを塞いでいた

ヤミノリウス「おおおおお!」

千夏「あ、ヤミノリウスが!」

かすみ「地割れを塞ごうとしてるわ!」

亜衣子先生「や、闇野さん」

力哉「おい、見ろよ!地割れが塞がってくぜ!」

虎太郎「ああ、何でヤミノリウスが?」

ゴクアーク「何のつもりだ、ヤミノリウス!すぐにやめんか!」

ヤミノリウス「いいえ、やめません!我らが望んでいたのは地球の破壊ではなく大魔界に変えることだったはず。地球を消し去ってしまっては、それは叶いません!ゴクアーク様こそこのようなことはおやめください!」

ゴクアーク「な、何を・・・このバカ者が!」

ヤミノリウス「わーっ」

亜衣子先生「あっ」

ヤミノリウス「わーっ・・・おのれ!」

亜衣子先生「闇野さん、もうやめて!それ以上我慢したら死んじゃうわ!」

ヤミノリウス「私は・・・私はいい人などではない。だが、この地球を壊させはしない!」

ゴクアーク「やめろというのが分からんのか!」

ヤミノリウス「わーっ」

吹っ飛ばされる

亜衣子先生「闇野さん!」

ヤミノリウス「まだまだ・・・」

亜衣子先生「もう、もう充分です。ありがとう・・・ありがとう、闇野さん」

ヤミノリウス「亜衣子さん・・・」

ゴクアーク「もう容赦はせん!今すぐに地球をバラバラにしてくれるわ!」

ゴクアークは地球を砕いた

虎太郎、力哉、鷹介「あーっ!」

鷹介「地球がバラバラになっちゃった!」

力哉「地上のみんなはどうなったんだ?」

ゴクアーク「フフフフ、もうすぐ空気が無くなり人間共は死ぬのだ!」

虎太郎「ゴクアークめ!よくも地球をぶっ壊しやがったな!力哉!鷹介!合体だ!」

力哉、鷹介「おう!」

合体し、グレートガンバルガーはゴクアークに改めて立ち向かった

虎太郎「行くぞ!」

ゴクアーク「来い!虫ケラ共め!」

虎太郎「うわーっ」

力の差は歴然だった

虎太郎「全然勝負になんねえ・・・一体どうすれば?うわぁ!」

ゴクアーク「喰らえ!」

虎太郎、力哉、鷹介「うわーっ」

どこかの惑星に叩きつけられる

鷹介「来るよ!虎太郎君!」

ゴクアーク「フハハハハ、死ね!」

虎太郎「うわぁ!」

ゴクアーク「死ね!」

虎太郎「うわっ!」

鷹介「あーっ、金星と水星を壊しちゃった!」

ゴクアーク「逃がさん!」

その頃

藤兵衛「えーい、戦況はどうなっとるのじゃ?勝っとるのか?負けとるのか?」

ヤミノリウスは地面に虎太郎達の戦況を映し出した

藤兵衛「ぬおっ」

秋絵「がんばれーっ」

哲哉「兄ちゃーん!」

藤兵衛「うーん・・・」

ゴクアーク「ハハハハ」

虎太郎、力哉、鷹介「うわーっ!」

虎太郎「ダメだ!振り切れねえ!」

鷹介「あーっ!止まって虎太郎君!」

虎太郎「え、何でだよ?」

鷹介「これ以上先に進むと太陽の引力に引き込まれちゃうよ!」

虎太郎、力哉「何ぃ!」

ゴクアーク「フフフフ、喰らえ!」

また犬にされてしまう

虎太郎、力哉、鷹介「あーっ!犬になった!」

藤兵衛「これはいかん!」

ヤミノリウス「えーい、世話の焼ける奴らめ」

藤兵衛「待て!行くなら儂も連れて行け!」

かすみ「あーっ、お父さん!」

千夏「あーっ、行っちゃった・・・」

虎太郎「犬になったってやってやる!行け!」

ゴクアーク「フン、効かんな」

虎太郎「ダメか・・・」

コックピットの中に藤兵衛とヤミノリウスが現れる

ヤミノリウス「サライヤー!」

元の姿に戻った

藤兵衛「何じゃ虎太郎!一方的にやられおって!」

虎太郎「相手がでかすぎるんだ!しょうがねえだろ!」

藤兵衛「もうちょっと頭を使わんか!頭を!」

虎太郎「ん・・・さ、作戦くらいあるさ」

藤兵衛「ほう、何じゃ?言うてみい」

虎太郎「ゴクアークの体の中に入って、内側から攻撃するんだ!ってさっき話してたんだよな、力哉」

力哉「な、何ぃ?」

鷹介「ゴクアークの中へ入るの?」

藤兵衛「うーん、確かに内側から攻撃すれば何とかなるかも・・・おおっ」

虎太郎「よーし!ゴクアークにギリギリまで近づいて、それから分離して奴の中へ突っ込むぞ!」

鷹介「本当にやるの?」

虎太郎「他に手はねえだろ?」

力哉「よーし、やろう!」

ゴクアーク「おのれ!」

虎太郎「そーれ、行け!」

ゴクアーク「何?」

三体は別々にゴクアークの体内に潜入した

千夏「あっ、ゴクアークの中に入るなんて無茶よ!」

哲哉と秋絵が苦しみ出した

秋絵「苦しい・・・」

哲哉「息が出来ないよ・・・」

亜衣子先生「どうしたの、哲哉君?」

千夏「秋絵!しっかりして!」

亜衣子先生「大変!空気が無くなってきたんだわ!」

ゴクアークの体内では

虎太郎「うーん、随分進んだのに何もねえな・・・そっちはどうだ、力哉?」

力哉「こっちも何も無い。鷹介の方はどうだ?」

鷹介「こっちも何にも無いみたいだよ」

虎太郎「とにかく、もっと先へ進んでみようぜ!」

力哉、鷹介「OK!」

虎太郎「ん?何だ、ここは?」

藤兵衛「どうやらここで行き止まりみたいじゃな」

すると何かに襲われる

ゴクアーク「フフフフ、わざわざ儂の中に入ってくるとはバカな奴らよ。もうどこにも逃がさん!」

虎太郎「決着つけに着たんだ!逃げてたまるか!」

ゴクアーク「喰らえ!」

虎太郎「ガンバーフレア!」

ゴクアーク「フン」

虎太郎「うわっ、しまった!」

捕まってしまう

ゴクアーク「死ね!」

力哉と鷹介が助けに来た

力哉「虎太郎!」

鷹介「虎太郎君!」

ゴクアーク「ん?」

力哉「大丈夫か、虎太郎?」

鷹介「虎太郎君!」

虎太郎「ああ、助かったぜ!二人ともサンキュー」

藤兵衛「よーし、みんな揃ったところで一気に合体じゃ!」

虎太郎、力哉、鷹介「おう!」

ゴクアーク「そうはいかん!」

ゴクアークが合体を妨害してきた

力哉「うわーっ」

鷹介「あーっ」

虎太郎「鷹介!力哉!ダメだ、これじゃ合体出来ない!」

藤兵衛「任せろ!」

虎太郎「え?」

藤兵衛「儂がゴクアークの注意を引き付ける!その隙に合体せい!」

藤兵衛はコックピットから飛び降りゴクアークに向かっていった

藤兵衛「とりゃーっ!」

虎太郎「父ちゃん!」

ヤミノリウス「バカめ!」

ゴクアークの目に手裏剣を投げつけ目くらましに成功した

ゴクアーク「ぬおっ。ぐわーっ!」

藤兵衛「やったーっ!あーっ!」

ヤミノリウス「まったく、飛べもせんくせに無茶をするな!」

藤兵衛「すまん」

虎太郎「ゴクアークの動きが止まったぜ!」

力哉「よーし!」

鷹介「今だ!」

虎太郎「グレートガンバルガー!超ミラクル合体!」

三体はグレートガンバルガーに合体した

虎太郎「行くぞ!ゴクアーク!とりゃーっ!」

ゴクアーク「ぬおっ」

虎太郎「グレートファイナルアタック!」

ゴクアークを切り裂いた

虎太郎、力哉、鷹介「どうだ!」

ゴクアーク「お、おのれ!よくもやりおったな!だが、それもここまでよ!お前達はここから出られんのだ!」

力哉「あっ」

虎太郎「な、何かやばそうな雰囲気・・・」

藤兵衛「何をしておる!逃げるぞ!」

虎太郎「おう!」

ゴクアーク「ぐぉぉぉぉぉ!」

力哉「急げ!虎太郎!」

虎太郎「分かってる!」

藤兵衛「わーっ、来たーっ!」

ヤミノリウス「えーい」

虎太郎「わーっ、飲み込まれる!」

虎太郎、力哉、鷹介「わーっ!」

ヤミノリウス「よーし、脱出できたぞ」

藤兵衛「待て!まだ虎太郎達がおるのだ!引き返してくれ!」

ヤミノリウス「バカを言うな!太陽に引き込まれたいか!」

藤兵衛「何でもいいから引き返せ!」

ヤミノリウス「こら、暴れるな!」

藤兵衛「虎太郎!」

ヤミノリウス「えーい、暴れるなと言うに」

太陽に飲み込まれ、魔王ゴクアークは消滅した。そして、砕け散った星々は元に戻った

千夏「あら?息が苦しくないわ。あっ」

町は元通りになっていた

千夏「やった!地球が元に戻ってる!」

桂「魔王は滅びたのね」

かすみ「虎太郎達は勝ったんだわ!」

哲哉「わーい、兄ちゃん達が勝った!あれ?でも兄ちゃん達いないよ」

桂「きっと、帰るのに時間がかかってるのよ」

千夏「太陽の近くまで行ってたもんね」

秋絵「あ、見て見てお姉ちゃん!きっとあれだよ」

出てきたのはヤミノリウスと藤兵衛だった

亜衣子先生「闇野さん!」

かすみ「おかえりなさい、お父さん!虎太郎達はどうしたの?まだ帰ってこないんだけど」

藤兵衛「そ、それが・・・」

ヤミノリウス「ガンバルガーはゴクアークと共に太陽へ沈んでしまったのだ」

かすみ「えー、それじゃ虎太郎達は」

藤兵衛「すまん、助けてやれなかった・・・」

哲哉「帰ってくるって言ったのに。えーん!兄ちゃんの嘘つき!」

秋絵「泣かないでよ哲哉君」

秋絵まで泣き出す

千夏「虎太郎達の写真、一枚も撮れなかった・・・えっ」

後ろのゴミ捨て場に何かが落ちてきた

千夏「何?」

虎太郎「何だこりゃ?うわっ、参ったなゴミの山に突っ込んじまったぜ」

虎太郎達も無事に生還した

藤兵衛「あーっ!」

虎太郎「よっ、みんな!何だよ、変な顔して?」

哲哉「に、兄ちゃん!帰ってきたんだね!」

力哉「当たり前じゃないか!ちゃんと約束したろ?」

哲哉「うん!やっぱり兄ちゃんはすごいや!」

桂「お、おかえりなさい、力哉君!」

力哉「あ、ただいま、桂さん」

桂「やだ、嬉しいのに何で涙が出るのかな?」

虎太郎「ひゅー!ひゅー!力哉、女を泣かすなよ!」

百合香「鷹介君!」

鷹介「あ、ただいま、百合香ちゃん」

百合香は鷹介を抱きしめる

百合香「鷹介君!よかった、無事だったのね!」

鷹介「えっ、あっ、うん。あははは」

虎太郎「いよっ、こっちも熱いね!」

千夏「こ、虎太郎・・・」

虎太郎「ん?何だよ、千夏?」

千夏「虎太郎」

虎太郎「だから、何だよ?」

千夏「虎太郎のバカーッ」

千夏は虎太郎を平手で殴りつける

虎太郎「うわーっ!痛てて、何でぶつんだよ?」

かすみ「あら、それはしょうがないわよ虎太郎。だって千夏ちゃん、あんたのこともの凄く心配してたんだから。ね?」

千夏が泣き出す

亜衣子先生「どこへ行くの、闇野さん?」

ヤミノリウス「すべては終わった。大魔界の魔導士ヤミノリウスは今日を最後に姿を消す。もう、お前達の前にこの姿を現すことはないだろう」

亜衣子先生「何を言うの、闇野さん」

ヤミノリウス「さらばだガンバーチーム!本当に見事な戦いぶりだったぞ!」

亜衣子先生「闇野さん!行かないで、闇野さん!」

ヤミノリウスは去っていった

亜衣子先生「待って闇野さん!行かないで!あっ」

転んでしまう

亜衣子先生「闇野さん!闇野さん・・・」

鷹介「ヤミノリウスはどこへ行くんだろう?」

力哉「さあな?」

藤兵衛「ともかくこれで戦いは終わりじゃ。三人共、よく頑張ったな!」

虎太郎「よーし、今からパーティやらねえか?みんなでパーッとやろうぜ!」

一同「おーっ!」

大魔界との戦いも終わり、力哉は野球のトレーニングに励んでいた

鷹介「力哉君!」

力哉「おう、鷹介か」

鷹介「すごいね、そのかっこ」

力哉「ああ、大魔界を倒したからにはプロ野球選手目指して一直線さ。鷹介はまた塾か?」

鷹介「うん。今日からコンピュータの学校に行くんだ。あとまたバイオリン教室にも通うことにもなったし」

力哉「えーっ、バイオリン教室?あ、そうか!百合香ちゃんがいるもんな」

鷹介「あ、いや、アハハハ」

何かが通りがかった

力哉、鷹介「あっ」

鷹介「あれ?今のは・・・あーっ、僕のソフトクリームが無い!」

力哉「あいつめ!ん?何だこりゃ!」

ユニフォームに三振王力哉と書かれていた

鷹介「えっ、あーっ、僕のお腹にも!」

鷹介の服には相合傘で鷹介と百合香と書かれていた

力哉「行くぞ、鷹介!」

鷹介「うん!」

虎太郎はガンバースーツの能力でイタズラ三昧していたようだ

虎太郎「くっはははは、あーっ、面白かったな。次は何しようかな?」

力哉「虎太郎!」

鷹介「虎太郎君!」

虎太郎「うわっ」

千夏「一体何考えてるのよあんたは!」

純監督「この服は俺の一張羅なんだぞ!」

桂「私の服は洗ったばっかりなのよ!」

虎太郎「そ、そう怒るなって。小さなイタズラ・・・ね?」

力哉「大きな迷惑だよ!」

強制的に変身を解除させる

力哉「ブレスをしょうも無いことに使うな!アホ!」

虎太郎「俺のものをどう使おうと勝手だろ!」

火に油を注ぐような言い方だった

虎太郎「あ、何かやばそう・・・あ、バナナ大福魔界獣だ!」

みんなは振り向くが当然嘘である

一同「え?」

虎太郎「今だ!」

千夏「あ、逃げた!」

一同「待て!」

虎太郎「待たないよー!」

そして締めの一言

虎太郎「元気爆発だ!」

虎太郎は忍者の修行に精を出していた。修行現場には千夏もいた

鷹介は百合香のいるバイオリン教室にいるようだが、相変わらず下手なようだ

力哉の野球の練習場に哲哉、秋絵、桂が来ていた。哲哉は力哉のバットとヘルメットを借りるが尻餅をついてしまう

亜衣子先生はウエディングドレスのショーケースの前にいた。取り出したのは闇野響史との写真だった。すると後ろにはヤミノリウスが闇野響史の姿で立っていた

そして虎太郎、力哉、鷹介はガンバーブレスとガンバーコマンダーをタイムカプセルに入れて埋めた。そこには、千夏、桂、百合香、哲哉、秋絵がいた。埋めたところにはガンバルガー、リボルガー、ゲキリュウガーの絵が描かれていた

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