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仮面ライダーディケイド完結編のエンディング


仮面ライダーディケイド、ディエンド、クウガ、そして仮面ライダーキバーラ(夏海)の活躍により、スーパーショッカーの怪人たちは一掃された。

しかし突然、空から火の玉が飛来し、地面に突き刺さる。
火柱が上がり、もうもうと立ち上る煙の中から、金属質の異形の怪人が現れる。

クウガ「なんだ、あいつは!?」
ディエンド「邪悪な金属生命体、ドラス。ということは、ネオ生命体が甦ったのか!?」

鳴滝も、ゾル大佐の姿からもとの姿に戻っている。

鳴滝「世界は再び、混沌の時代を迎えた! おのれ、ディケイドぉぉ──っ!!」

ディケイドたちが一斉にドラスに挑む。
だがドラスは、4人のライダーを同時にしてもまったく動じない。

そこへ、オーロラの壁の向こうからワタルとアスムの2人が駆けつける。

ディケイド「ワタル!?」
ディエンド「少年くん!?」
アスム「士さんのおかげで、すべてのライダーが甦りました!」
わたる「それだけではありません。僕たちの仲間も、すべて甦ったんです!」

オルフェノク、ファンガイア、アンノウンなどの怪人たちがドラスを取り囲む。

アスム「僕たちも一緒に」
アスム・ワタル「戦います!」
キバット「ガブッ!」
ワタル「変身!!」

ワタルがキバに、アスムが響鬼に変身し、ドラス目がけて突進。
さらに、矢のように飛来した無数の攻撃が、一瞬にして怪人たちを撃破する。

攻撃の主は、仮面ライダーアギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、カブト、電王の6人。

電王「ヘッ、俺たちもいるぜぇ! こちとら暴れたくて、ウズウズしてたんだぁ! 行くぜ行くぜ行くぜぇ──っっ!!」

全ライダーたちが一斉に、ドラス目がけて突進。
しかしドラスは、12人ものライダーたちを同時に相手にしてもなお、倒れない。

ディケイドがケータッチを手にする。

HYPER』『SHINING』『BLASTER』『ARMED』『SURVIVE
KING』『RISING ULTIMATE』『EMPEROR』『SUPER CLIMAX
FINAL KAMENRIDE

ディケイドがコンプリートフォームに変身。さらに空中に出現した光のカードが、ライダーたちを包み込む。
カブトがハイパーフォーム、アギトがシャイニングフォーム、ファイズがブラスターフォームに。
響鬼が装甲(アームド)響鬼、龍騎が龍騎サバイブ、ブレイドがキングフォームに。
クウガがライジングアルティメット、キバがエンペラーフォーム、電王が超クライマックスフォームとなる。

「はぁっ!」「だぁっ!!」

ディエンド、ファイズ、カブトがドラスを銃撃。
キバとブレイドの剣、電王とキバーラの剣がドラスを斬り裂く。
響鬼とアギトがパンチを繰り出し、クウガの火の玉のようなパンチがドラスを捉える。

FINAL ATTACKRIDE D・D・D……DECADE

ディケイド「はぁ──っ! でやぁぁ──っっ!!」

とどめにディケイドのディメンションキックが炸裂。
ドラスが大爆発し、最期を遂げる。

クウガ「よし!」
電王「よっしゃあ! やったぜ──っ!」

ネオ生命体「フフッ、楽しいね。もっと遊ぼうよ」

空中に出現するスーパークライシス要塞。巨大なマンモス型メカが投下される。

電王「な、何だぁ、ありゃあ!?」

マンモスメカが地響きを浴びて突進。長い鼻を振るい、ライダーたちをなぎ倒す。 爆炎があがり、ディケイドが吹き飛ばされる……

ディケイド「うわぁぁ──っっ!!」


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