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キャプテン翼<ワールドユース編>
―エピローグ―

それぞれの未来の巻



イタリア―ミラノ市―
葵「さぁ、今日もはりきっていくぞォ!!」

ワールドユース後、葵 新伍はイタリアに戻り、インテルの一員としてセリエAデ
ビューを目指し、また日々のサッカー修行が始まった。

葵「おれも本腰いれてがんばらないとな。なんたって・・・
  あの日向さんがユベントスと契約、このイタリアに殴りこみをかけてくるんだも
んな!」

そう、日向小次郎はイタリアセリエA、ユベントス入りが決定。葵や赤井と共にセリ
エAデビューを目指す。

葵「イタリアではおれが先輩だ。負けないぞ!」

カリメロ「おーいシンゴ、日本から手紙が来てるぞ」

葵「あっ、これはあのときの写真」


若林源三はドイツに戻り、両腕のリハビリをしながら試合復帰を目指している。


岬 太郎は左足のケガが治り次第、フランスリーグ挑戦を表明。


若島津は横浜フリューゲルスに復帰
※チーム消滅により、現在は名古屋グランパスエイトに移籍※

立花兄弟は2人揃ってジェフ市原入団

松山はコンサドーレ札幌へ

三杉は医大生を続けながらベルマーレ平塚でプレイ
※現在はFC東京へ移籍※

次藤はアビスパ福岡

早田はガンバ大阪

その他の選手たちもそれぞれの道を歩み始めていた。


ちなみにサンターナは、ヨーロッパ各国からの入団のオファーを受けながらも、母と
一緒の生活を望み、とりあえずはブラジルでプレイすることを決めた。



そして大空翼は―――
翼はサンパウロFCからスペインリーグ バルセロナへ移籍。
早苗と共に新しい生活を始めていた。

一方ナトゥレーザも同じスペインリーグ レアルマドリードへ移籍。
2人のライバル物語はここスペインで繰り広げられることとなった。


最後に、石崎と浦辺は地元静岡のジュビロ磐田に入団。
石崎「レギュラー争い、お前には負けないからな」
浦辺「それはこっちのセリフだ」
石崎「うるせェ!お前は実家の豆腐屋を継ぐんじゃなかったのかよォ!!」
浦辺「お前こそ自分ちの銭湯の番台に座ってりゃいいんだよ」

ゆかり「相変わらず全く何もめてんのよ、2人とも。
    この間の写真ができてきたわよ。一緒に見ない?」
石崎「えっ」
浦辺「ホントか」

石崎「なんだ、お前の顔」
浦辺「うるせェ、お前だって変な顔に写ってるよ」
ゆかり「やっぱりきれいね、早苗」


一般的には早すぎる結婚―――
しかし、この2人の行く末に異を唱える者は誰一人いなかった。


ワールドユースを戦った戦士たち、そして関係者全員に配られた写真。


そこには、華やかに営まれた、翼と早苗の結婚式の模様が映し出されていた。


キャプテン翼
<ワールドユース編>

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