ガオキングのスーパーアニマルハートにより、ラクシャーサは敗れた。

しかし、ヤバイバとツエツエのエネルギーを吸い取り、復活してしまう。

そこへ、ガオレンジャーとドリーム戦隊が現れる。

ラクシャーサ「ふっ、来たか……」

レッド「奴は不死身なのか!?」

ラクシャーサがビームをに放つ。

一同「うわぁっ!!」

ラクシャーサ「この世界は邪悪な衝動が渦巻いている限り、俺が死ぬことはない!!　フハハハハハ」

一同は何とか立ち上がる。

ホワイト「そんな……」

メガピンク「消滅させなきゃ」

ブルー「でも、どうやって!?」

ゴーイエロー「今の君たちなら、その手段を知ってるはずだ!!」

ブラック「今の……自分たち!?」

ギンガブルー「そうとも」

ビッグワン「スーパー戦隊魂を心に打ち込んだ君たちなら」

レッド「スーパー戦隊魂!?」

レッドファルコン「その通り!　トアア!!」

レッドファルコンが崖の上にジャンプ。

レッドファルコン「見るがいい!　歴代スーパー戦隊を引き行って戦った、赤き勇者たちよ!!」

後ろから歴代レッド戦士たちが現れる。

左からアカレンジャー、スペードエース、バトルジャパン、デンジレッド、バルイーグル、ゴーグルレッド、ダイナレッド、レッドワン、チェンジドラゴン、レッドフラッシュ、レッドマスク、レッドファルコン、レッドターボ、ファイブレッド、レッドホーク、ティラノレンジャー、リュウレンジャー、ニンジャレッド、オーレッド、レッドレーサー、メガレッド、ギンガレッド、ゴーレッド、タイムレッドという順になっていた。

レッド「これが歴代の赤い戦士……みんな。ここで俺たちがあきらめちゃ、百獣戦隊の名が廃るぜ」

頷く4人。

ガオレンジャー「うおお―――っ!　はぁっ!!」

ガオレンジャーの体から光が飛び出し、玉となる。

レッド「スーパー戦隊魂!　それは、どんな時でも決してあきらめない心だ!!」

ビッグワンたちが頷く。

レッドは4人の腕をジャンプ台にして飛ぶ。

レッド「邪気蒸散!　ガオレンジャーストーム!!」

ラクシャーサ「バカな―――!!」

レッドの蹴ったガオレンジャーストームがラクシャーサに炸裂し、粉々に消えてしまった。

残ったのはラクシャーサが倒された後だけだった。

ガオレンジャー「よっしゃ―――!!」

ブルー・ホワイト「よしっ!!」

イエロー・ブラック「よっしゃ!!」

レッド「やったぜ!!」

ガオレンジャーが振り向くと、もうそこには歴代レッド戦士の姿はなかった。

ドリーム戦隊もいなかった。

ガオズロック。

走「おーい、テトム」

草太郎「あれ、テトムは!?」

走「おい、テトム!!」

ガオレンジャーがテトムをゆすると、テトムが目を覚ました。

テトム「あ、そうそう。はぐれハイネスよ……それでびっくりして……私、気を失ってたの!?」

走「俺たちは、そのはぐれハイネスを倒してきたんだぜ!?」

テトム「えー!?　そんなことできるわけないじゃない!!　あ、そっか。はぐれハイネスが復活した夢を見てたんだ」

テトムはそう言って行ってしまう。

天空島アニマリウム。そこでは走が崖の前で立っていた。

ナレーション「あの戦いは夢だったのでしょうか!?　いいえ、そんなことは決してありません。ガオレンジャーとパワーアニマルたちが雄々しく戦った姿を皆さんは間違いなく見たのですから」

走の前に岳や海たちが現れ、冴がバラを走の胸に付ける。

それは、番場のバラだった。

走「何これ?」

さらに、4人は走を揺する。

走「何だよ!?」

ガオライオンが5人の方にジャンプする。

走「ガオライオン、約束するぜ。この星は俺たちガオレンジャーが守りぬく!　スーパー戦隊魂を受け継ぐ者として」

一同「やる気満々だぜ!!」

ガオレンジャーの後ろにはガオライオンの他に9体のパワーアニマルもいた。

 

(終)